農業じゆう人

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減らない熱中症 どう防ぐ?

2018年06月26日 13時36分45秒 | 健康
  きのうの暑さはなんなんの? まだ6月ですよネ、1カ月先のような暑さだ・・!
  我が街でも「34.4度」を記録。 栃木・佐野では「36.4度」を記録!
  佐野に住んでいる兄、“もう耐えられないよ! なんとかして~”と嘆いていました。

  今年も異常な暑さが迫ってきていて、熱中症で救急搬送される人が増えてきているという。
  熱中症は蒸し暑さなどのために体温が上がり、脳や心臓など重要な臓器がうまく機能し
   なくなって起こる不調の総称だといわれています。
  病気の時に細菌などを退治するために、あえて平熱より体温を上げる「発熱」とは違う。
  エアコンに例えるなら、発熱はリモコンで設定温度を自ら高くしているのに対して、熱中
   症は設定を変えないのに温度が上がってしまう状態をいう。
  発症の条件で、見落としがちなのは湿度だそうだ。 通常は体温が上がると汗をかき、蒸
   発する時に気化熱を奪う。 しかし湿度が高いと汗が蒸発しにくく、体温も下がりにく
   くなる。 風が弱いと、さらに熱がこもりやすくなる。 「雲が多く日差しも弱いから
   大丈夫」と判断するのは間違い。 その時の行動によっても、発症しやすさは異なる。
  昔よく言っていた、炎天下でも「根性で乗り切れ」と激しい運動を強いるのは論外。
  筋肉を動かすと発熱するので、ますます体温が上がります。  日よけのつもりで小さな
   テントに大勢詰め込むのも逆効果・・ですョ。
  体の状態も重要なこと。  病気で体力を消耗していたり、食事や水分を十分にとってい
   なかったり、寝不足や二日酔いだったりすると発症しやすくなる。
  特に乳幼児は体温調整の機能が未熟です。 また高齢者は環境や体の変化を感じる機能が
   鈍く、暑さや喉の渇きに気づきにくいのでより注意が必要。

  毎年、救急搬送される人が多いが、高齢化の進展が背景にあるという。
  消防庁によると、毎年6~9月に5万人前後が熱中症とみられる症状で救急搬送される。
  世代別では65歳以上の高齢者が最も多い。 熱中症で受診する人は年35万人前後おり
   死者が1千人を超える年もあるんだそうです。 エアコンを使いたがらないとか、夜に
   トイレに起きるのを嫌って水分を控えるといった頑固者も少なくないそうだ。

  
  25日、気象庁から発表された7~9月の3カ月予報では全国的に「気温は高い」という
   予報が出されています。(雨は平年並みか、少ないとの予報)
  真夏の猛暑の時はもちろんですが、梅雨入り直前や直後も熱中症になりやすいと言われて
   います。 体が暑さに慣れていないからだという。
 予防としてはまず、エアコンや扇風機を上手
 に使うこと。 「室温28度」が推奨されて
 いますが、あまりこだわらない方がいい。
 西日が当たる場所や調理場など暑くなる場所
 は冷えにくいので、エアコンの設定温度を低
 めにしたり扇風機で空気を循環させたりする。
 こまめな水分補給も忘れないこと・・です。
 外出時には気象条件をチェックし、暑さ対策
 をしっかりすること。風通しのいい服装で、
 冷たい飲み物や帽子、日傘なども用意する。

 環境省がネット上で公表している「暑さ指数
 (WBGT)」も参考にするとよいでしょう。
 気温や湿度、物体が出す熱から算出した指標
 で、全国約840地点について「厳重警戒」
 や「危険」など5段階で色分け表示している。

  2年後の2020年には、こんな暑いの中で「東京五輪・パラリンピック」が開かれる。
  大丈夫なんでしょうかネ! IOCも開催都市の事情も配慮すべきだと思うのですがネ
  開かれると、選手だけでなく観客も対策が必要で、風通しが悪く湿度が高い屋内での競技
   も要注意です。水分補給や救護の拠点整備は不可欠になりますものネ。
  気象予測がピンポイントでわかる技術や、熱中症による心拍数の上昇を検知できるという
   ウエアラブル端末も実用化しているんだそうです。
  屋上や壁面緑化は涼しい風をもたらし効果的だという。ミストと送風ファンの組み合わせ
   でも、周囲の気温は下がるという??。こうした技術を使いこなすことが大切ですな~

  そして一人ひとりが十分な睡眠や食事をとって体調管理し、暑さに負けない体づくりを
   心がけることが重要ではないでしょうか。 自己管理=簡単ですが一番難しい。
  きょうはきのうに比べれば気温は少し低いですが蒸していますので注意しましょう。

  チョッとウンチク
   平年並みの暑さの夏は「そこそこの暑さ」と思いがちですが、それは間違いだという。
   現在、気温の平年値として使っているのは1981~2010年の30年間の平均値。
   10年おきに更新するそうですが、そのたびに高くなっている。
   一つ前の平年値(51~80年の平均)と比べると、東・西日本では0.3度高い。
   日本の年平均気温は、100年あたり約1.2度のペースで上昇しているそうだ。
   東京は1990年以降、約3度上がったという。
   背景には地球温暖化や、都市部に熱がたまりやすくなるヒートアイランド現象がると
    みられています。 今年の平年並みは、昔の猛暑に匹敵しているんですョ・・。

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