物価高に見舞われる中、不用品を売って少しでも家計の足しにしたいと思う人は多いかもしれない。
ただ、タイミングを逃すと期待した値段で売れないこともある。 少しでも高く売るために知って
おきたいポイントを調べてみた。
フリマアプリ大手メルカリが2021年に発表した試算によると、日本の家庭に眠る「隠れ資産」
は国民一人あたり平均約34万5000円。 隠れ資産とは1年以上使用しないで理由なく保管
している不用品のことで、衣類や書籍。家電など多岐にわたる。
不用品をお金に替える手段は大きく2つある。 一つはフリマアプリなどを活用した個人間の売買。
もう一つがリサイクルショップへ買い取りを依頼する方法だ。 フリマアプリは自分で売りたい
価格を決め、買い手との交渉も自分でする。 言い値で取引できる可能性はあるが、出品してか
ら一定の時間がかかるケースも少なくない。 リサイクルショップでは店側が価格を決めるため
期待通りの金額にならないことがある一方、すぐに代金を受け取れるのがメリットだ。
では、今の時期にはどんなものが売れるのだろうか?
メルカリによると、9月、10月はマフラーやコートなどの防寒グッズ、電気毛布、ヒーターや
加湿器などの季節家電の売買が増える。 「(消費者の)先取り意識もあって、本格的なシーズン
が始まる1~2カ月前に取引量が増える」(メルカリ)そうだ。
さらに「9月からはハロウィーンに向けたパーティーや仮装グッズのほか。スキーやスノボなどの
ウインターグッズも伸びる傾向にある」(Paypayフリマを運営するヤフー)。 新型コロナウイルス禍に
よる行動制限が解除され、この秋冬は野外スポーツやイベント関連の需要が増える可能性がある。
売りたいならシーズン最中よりも、ひと月ほど早いタイミングのほうがよさそうだ。
この傾向はリサイクルショップでも同じ。 「9月になると需要が秋冬物に移り、店によっては夏
物の買い取り自体を受けないこともある」と話すのは、首都圏や関西圏などで店舗展開するトレ
ジャー・ファクトリーの広報”柳沢さん”だ。 客が今欲しいと感じるものでなければ店舗も引き
受けにくい。 夏物は来シーズンまで待ち、不要な秋冬物は寒くなる前に持ち込もう。
衣類には流行がある。 レディースものだと新品から3年以内が買い取りの目安といわれる。 た
だ、1980年代ファッションのブームもあり「3年を超えたから一概に評価できないというわ
けでもない」(柳澤さん)ので、まずは査定を依頼してみよう。
事前にひと手間かけるだけで数百円程度上がることもある。 たとえば、洗濯する、落とせるシミ
は取る、アイロンをかけるなど。 その服が店頭に並んでいたら自分なら買うだろうか、という
目でチェックするといい。 店がファミリー向けか、若者層向けかによっても売れ行きは違って
くる。 高く売りたいのなら、店の商品の傾向を知るのも大事だ。
また、指定商品の買い取り金額が期間限定で上乗せになるキャンペーンを実施している店もある。
持ち込む前に店のホームページでこうした情報を確認したい。
冬に向けて暖房器具やホットプレートの需要は高まりそうだ。 物価高の影響で中古家電は人気で
品薄といい、高く売るチャンスかもしれない。 ただ、条件もある。 例えば、トレジャーファ
クトリーでは製造から11年を超えた家電は基本的に買い取れない。 他にも医薬品や化粧品、
ライターや刃物類も買い取り不可だ。 衣類でも穴や著しい汚れがあったり、タグに記名された
りしている場合は難しい。
フリマアプリではサイトに出品禁止のものを掲載しているので必ず確認しよう。 法に触れるのは
もちろん、たばこや農薬・肥料・象牙を使った加工品などもNGだ。 偽ブランド品を販売する
と懲役刑の可能性がある。 これはリサイクルショップでも変わらない。 真贋の疑わしいもの
は持ち込まないに限る。
私は不用品を売るとうことは多分ないと思いますが、いろいろと難しいものなんですネ~。
ただ、タイミングを逃すと期待した値段で売れないこともある。 少しでも高く売るために知って
おきたいポイントを調べてみた。
フリマアプリ大手メルカリが2021年に発表した試算によると、日本の家庭に眠る「隠れ資産」
は国民一人あたり平均約34万5000円。 隠れ資産とは1年以上使用しないで理由なく保管
している不用品のことで、衣類や書籍。家電など多岐にわたる。
不用品をお金に替える手段は大きく2つある。 一つはフリマアプリなどを活用した個人間の売買。
もう一つがリサイクルショップへ買い取りを依頼する方法だ。 フリマアプリは自分で売りたい
価格を決め、買い手との交渉も自分でする。 言い値で取引できる可能性はあるが、出品してか
ら一定の時間がかかるケースも少なくない。 リサイクルショップでは店側が価格を決めるため
期待通りの金額にならないことがある一方、すぐに代金を受け取れるのがメリットだ。
では、今の時期にはどんなものが売れるのだろうか?
メルカリによると、9月、10月はマフラーやコートなどの防寒グッズ、電気毛布、ヒーターや
加湿器などの季節家電の売買が増える。 「(消費者の)先取り意識もあって、本格的なシーズン
が始まる1~2カ月前に取引量が増える」(メルカリ)そうだ。
さらに「9月からはハロウィーンに向けたパーティーや仮装グッズのほか。スキーやスノボなどの
ウインターグッズも伸びる傾向にある」(Paypayフリマを運営するヤフー)。 新型コロナウイルス禍に
よる行動制限が解除され、この秋冬は野外スポーツやイベント関連の需要が増える可能性がある。
売りたいならシーズン最中よりも、ひと月ほど早いタイミングのほうがよさそうだ。
この傾向はリサイクルショップでも同じ。 「9月になると需要が秋冬物に移り、店によっては夏
物の買い取り自体を受けないこともある」と話すのは、首都圏や関西圏などで店舗展開するトレ
ジャー・ファクトリーの広報”柳沢さん”だ。 客が今欲しいと感じるものでなければ店舗も引き
受けにくい。 夏物は来シーズンまで待ち、不要な秋冬物は寒くなる前に持ち込もう。
衣類には流行がある。 レディースものだと新品から3年以内が買い取りの目安といわれる。 た
だ、1980年代ファッションのブームもあり「3年を超えたから一概に評価できないというわ
けでもない」(柳澤さん)ので、まずは査定を依頼してみよう。
事前にひと手間かけるだけで数百円程度上がることもある。 たとえば、洗濯する、落とせるシミ
は取る、アイロンをかけるなど。 その服が店頭に並んでいたら自分なら買うだろうか、という
目でチェックするといい。 店がファミリー向けか、若者層向けかによっても売れ行きは違って
くる。 高く売りたいのなら、店の商品の傾向を知るのも大事だ。
また、指定商品の買い取り金額が期間限定で上乗せになるキャンペーンを実施している店もある。
持ち込む前に店のホームページでこうした情報を確認したい。
冬に向けて暖房器具やホットプレートの需要は高まりそうだ。 物価高の影響で中古家電は人気で
品薄といい、高く売るチャンスかもしれない。 ただ、条件もある。 例えば、トレジャーファ
クトリーでは製造から11年を超えた家電は基本的に買い取れない。 他にも医薬品や化粧品、
ライターや刃物類も買い取り不可だ。 衣類でも穴や著しい汚れがあったり、タグに記名された
りしている場合は難しい。
フリマアプリではサイトに出品禁止のものを掲載しているので必ず確認しよう。 法に触れるのは
もちろん、たばこや農薬・肥料・象牙を使った加工品などもNGだ。 偽ブランド品を販売する
と懲役刑の可能性がある。 これはリサイクルショップでも変わらない。 真贋の疑わしいもの
は持ち込まないに限る。
私は不用品を売るとうことは多分ないと思いますが、いろいろと難しいものなんですネ~。