Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

漸く自宅システムでシンフォニーが聴ける様になった

2021年07月11日 | ピュアオーディオ

自宅システムの完成も近い。先日から自宅システムの「活性化度」をチェックしている。今まで出てこなかった「高音の量」が改善されて、弦楽器の質感を感じれる様になって来た。もう少しかな?と感じている。

昨夜は夜中の12時から3時までCDでクラシック音楽を楽しんだ。真夜中なので音量はTVの音量位。最初にブラームスの弦楽五重奏曲の1番・2番を聴き、次にベーム/ウィーンフィルのブルックナー交響曲第4番「ロマンチック」を全曲聴いた。今まで味わえなかったスケール感が有り、音の密度も申し分ない。ゆったりくつろいで聴けた。うるさい音は皆無、音の波が伝わる様な音の出方をする。この点ではオリンパスが負ける。

昨日「最後の1セット」としてオリンパスシステムを残す様に云ったが、悩ましい選択である。急ぐ事は無いのでもう少し考えて見よう。

最期の1セットは?

2021年07月10日 | ピュアオーディオ

最期の1セットを2つのメインシステムで考えていましたが、どうやら決める時が来た様です。最後の1セットと云いながらサブシステムも2セットで悩んでいます。


自宅システムを処分して、オリンパスシステムを残す様にしたいと思います。オリンパスシステムの方にかけた費用や費やした時間が多く、思い入れも大きい。また音質も自宅システムでは到底追いつけないレベルにある。後は部屋の確保だけ。

オリンパスシステムが有ればそれで良いと云う事ではない。軽くイージーに扱えるシステムも要る。D208システムとDITTON15システムを残そうと考えている。この2セットはあまり場所を取らない。残すシステムを決めたので、後は処分していくだけだと思う。少しづつ手放して行こうと思う。「お守り」に疲れない様にしたい。

自宅システムの仕上がり状況

2021年07月09日 | ピュアオーディオ


自宅システムの高域用パワーアンプを交代させて、8月で1年になろうとしています。最低1年間は鳴らし込まないと本来の性能は出ないと経験上判断していました。その8月も来月になります。


高域用パワーアンプの活性化を目的にしていましたが、どうやらチャンデバの方がまだまだ活性化している様です。昨日は久しぶりにブラームス:ピアノ5重奏曲第2番を聴きましたが、高域の音の出る量が増えて、DECCAのリボンツイーターが鳴り始めているのが分かります。もう少しですかな? 非常に柔らかい音の出方で、ふんわりとした雰囲気ですが、音の質ではキレ・ヌケ・ノビが感じられ、残るは「音の密度」かな? 音のバランスが最終段階に入ったことを感じられるサウンドでした。まだまだ鳴らし込みを続けて行きます。

「物性の音」

2021年07月08日 | ピュアオーディオ

オーディオシステムの「音質アップ」について20年以上取り組んで来た。オーディオ装置は「電化製品」でもある。「電気系の音」と作りや材料の「物性の音」が有る事を理解している。電気系が7・8割割を占め。残り2・3割が物性の音になる。物性の音として「A730の掘り抜きのセット台」で経験を積んでいますし、自作アンプの「内部配線交換」でも経験を積んでいます。


同じ様にエレキギターにも同じ事が言える。1960年代のセミアコタイプのギブソンの音も確認したが、材料が良い処は確認できたが、電気系は「ナロー」なサウンドであった。

エレキギターは雑誌では材料系の評価が非常に高く、黒壇の様な身の詰まった材料やメイプル材、ウォルナット材を使った機器が「高価」な様だ。電気系の音が無視された価格が横行している。むしろ、作りの確かさの方で評価していただきたいと思っている。

今回自分様に「入門者用」のエレキギターに、オーディオで培った「音質アップ技術」の「基礎的対策」を実施した処、1960年代のギブソンさえ聴くに堪えない音色である事が分かった。1960年代のギブソンを聴いただけで「眠たくなる様な緩い音」には閉口した。(オーディオでも1960年代の機器は同様である)私が電気系に施した対策の音は、ハイスピードでヌケのある音になる。だから当然音数やキレ・ヌケ・ノビが有るし、エネルギー感がある。音のち密さも上を行く。出音の評価では明らかに私が手を入れたギターの方に軍配が上がる。1960年代の音を懐かしむのであれば問題はない。

エレキギターは材質ばかりが全てではない。ギブソンやフェンダーの名器と云われるモノは殆どがOEM生産品で、日本のフジゲンやマツモク工業やアメリカの無名のメーカーが多く使われている。ギブソンやフェンダーは自家製の工場を持っていないメーカーである。名前につられて高価な買い物をしてしまいがちである。

今度本格的に、私のケーブル技術を使ったエレキギターを作ろうと考えている。おそらく誰もが「この機種でこんな音がでるのか?」と驚くサウンドが出来るだろう。その対象のギターを手配した。どんな音になるんでしょうね。やって見なければわかりませんが、かなりハイスピードなサウンドになるでしょう。それでいて「音色が美しい楽器」になる事でしょう。

楽器の世界の場合、弾けるようにならないと「音質・質感」までは行かないと思う。

ギターから「ノイズ」が・・・

2021年07月07日 | ピュアオーディオ

3台のエレキギターの「コンデンサー交換」が終わりました。試し弾きして居ましたら「ノイズ」が気になります。「おかしいな?」3セットのシールドケーブルと3台のギターの内、1台だけがノイズが出ます。手で弦に触れるとノイズはなくなります。・・・「グランド配線」のノイズと感じました。


「コンデンサー交換」をやったので、何処か結線が外れていないかとチェックして見ましたが、どこも異常有りません。シールドケーブルを替えるとノイズが止まりました。「練習用シールドケーブル」1本がおかしい様です。不具合の🅻型プラグをフルテック製の新品に交換しましたら、OKになりました。これでノイズ無しになりました。

バンブルビーコンデンサーに交換

2021年07月06日 | ピュアオーディオ

写真にある3台のエレキギターの内部にあるコンデンサーをバンブルビーコンデンサーに交換しました。初心者用のギターにはもったいないかも知れない。


まずは、バッカスのレスポールから作業。オレンジ色のマイカコンデンサーが付いていました。1個数円のコンデンサーです。お店でも¥100/個以下で手に入るでしょう。



バンブルビーコンデンサーに交換しました。交換はフロントとリアの2ヶ所あります。バンブルビーコンデンサーも70年以上前のものです。デッドストックのモノでも経年変化で電気容量が変化します。付いていたオリジナルが0.033μFでしたので、実測値で近似のモノを取り付けました。


こちらは、GIGのレスポールの交換後です。


こちらはYANAHAのベースギターのコンデンサー交換です。3台完了しました。直ぐに音出し確認して異常がない事を確認しています。まだ私は「弾ける」状態ではないので、弾ける人に評価していただきます。

しかし、オリジナルのコンデンサーは「マイカコンデンサー」の超安物を使ってありましたね。音質など考えないで「コストダウン」ばかり(手抜き)の仕事ですね。


手持ちのエレキギターに音質対策実施

2021年07月05日 | ピュアオーディオ

現在サブシステムの前はこの様な状態になっています。レスポールTYPEが2本、ベースが1本とギターアンプが3台有ります。


こちらが自前で購入した第1号のバッカスブランドのレスポール。フレット辺りはしっかりと作られています。


自宅練習用におんぼろのアリアプロⅡを買って、3番目に入手したのがGIG(ギグ)のレスポール。装飾に手が込んでいます。(螺鈿仕上げ)


昨日来たばかりのベースギター。これらは「シールドケーブル作成」の為に購入しています。実際に音を自分の耳で確かめないと良いものは作れません。

この3台のエレキギターにはオーディオ同様「音質対策」を施しています。数十万円のオールドギブソンが敵わない表現力を持っています。(セミプロさん曰く・・・彼が50万円で買ったギブソンが敵わないそうです)

自前で1番最初に買ったエレキギターの音が良い

2021年07月04日 | ピュアオーディオ

息子から借りていたエレキギターは、木材の材質が良くて良い作りはして有りました。しかし、電気系統への「手を加える」事をためらいました。借り物ですから・・・。

自前で、ハードオフに行って一番最初に買ったギターが一番いいサウンドになりました。現在3台のエレキギター(レスポールタイプ×2台・PRSタイプ×1台)と昨日ベースギターが到着しました。

実施した対策は、「鉛半田」を「銀入り鉛レス半田」に入れ替えた事。これだけで「電気が流れ始めた」と感じさせるくらい大幅な音数(情報用)や音量アップ、音色の透明感が出てきました。これが、同じものかと思えるほど変化します。

先日、コンデンサー交換したのはご近所のセミプロさんのギター。3台持ってこられました。3台ともテレキャスタータイプのギターで、コンデンサー交換や半田の入れ替えが楽なタイプでした。ご本人さんも「50万で買ったギブソンが置いていかれた」とおっしゃる様なサウンドに激変でした。ギターは弾けなくても音の変化は直ぐに分かります。

自分のレスポール×2台にも「バンブルビーコンデンサー」を付ける準備に入りました。回路図を探して、どの様な取り付け、配線をするのか確認をしています。近日中に片付けたいと考えています。結局、オーディオの「音質アップの基礎技術」を使っているだけです。次は、アンプやスピーカーへ対策が出来ます。

連日の真夏日・猛暑日でも鳴らしている

2021年07月03日 | ピュアオーディオ


この1週間は、雨が降らず蒸し暑い日が続いています。連日32℃~35.6℃と高温です。音楽部屋の4セットのシステムも暑さにも負けず毎日鳴らしています。


自宅システムも毎日鳴らし込んでいます。昨日久しぶりにMDで音質確認しましたが、前回より音数が増えて来ている様です。8月まではかかると思っていますので、あと2ヶ月辛抱すればふん詰まりが「ヌケ」てくれるでしょう。音のバランスが取れて来ています。高音の出音の量が増えて来ています。


サブシステムの前には、現在エレキギター用のアンプが3台並んでいます。2台は音楽部屋用、1台は自宅での練習用です。腕前が余りにもお粗末なので自宅では仕様をためらっています。エレキギターは70の手習いです。なかなか上達しません。



バンブルビーコンデンサーをギターに使って見た

2021年07月02日 | ピュアオーディオ
現在はエレキギターへの「手入れ」と練習で明け暮れしています。ご近所のセミプロさんのエレキギターの「半田交換」や「コンデンサー交換」をして、音の変化を楽しんでいます。

昨日、初めてエレキギターに「バンブルビーコンデンサー」を取り付けてサウンドを確認しました。良い質感で、緊張感と音の厚み・響きが出ますね。元々ついていたコンデンサーが、国産の安物でしたから、変化が大きかったのかも知れません。(バンブルビーコンデンサーは沢山所有しています)

それにしても「バンブルビー」は良いサウンドになりますね。自家用のエレキギターにも使って見たくなりました。エレキギターが増殖を始めていて、現在3台所有。もう直ぐ4台目がやって来ます。更にまた追加しようと考えています。「お気に入り」の1台が分かれば、他のモノは処分しても良いと考えています。

ステレオでもバイクでもカメラでも、「お気に入りの1台(1セット)」が決まるまでは、遍歴を繰り返します。困った癖です。