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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ラックを1段撤去

2012年04月20日 | ピュアオーディオ

昨日はApogeeのDACを修理の為、オーディオ道場まで持って行きました。帰りに「タケノコを買って帰らないと・・・」と奥さんから頼まれていると云ったら、マスターが「取っても良いよ」とおっしゃっていただきました。道場の敷地内の竹林にはタケノコがウジャウジャと出ていました。スコップ一つで楽々と取れました。竹林が腐葉土で出来ているので10分ほどで5本程取れました。タケノコ自体も地面が柔らかいので非常に柔らかそうでした。

今日はオリンパスシステムのアンプラックを1段取り去りました。この件は昨年来の願望でした。その理由は、①アナログプレーヤーが扱い辛い。 ②CDPが高すぎてSWが見えない。 の2点です。不要なモノを撤去してシンプルなシステムにしました。これからはアナログプレーヤーも楽しみたいと思います。

Blog2_001

CelloのDACを使う為に付属のフィッシャー端子付きのOFCのケーブルを「ゴールドスター化」しました。これから本格的な鳴らし込みに入ります。

撤去したST-XはRCA箱システムへ、ST-5000FはBC‐Ⅱシステムへ行きました。


CDとLPの音質差

2012年04月19日 | ピュアオーディオ

事務所のオリンパスシステムではCDとLPでは圧倒的にCDの音質の方が良くなっています。
アナログシステムはSP-10MK2+SAEC N308+SPU-GEにアキュフェーズAD-2810+C-290の組み合わせです。ケーブル類も専用銀線ケーブルです。ここではフォノイコがネックとなっていると判断しています。

一方自宅では先週まではLPの方が音質が良いのが一聴して判っていました。
自宅は、マイクロBL-101L+SME3012R+SPU Reference G+パートリッジ昇圧トランス+C40の組み合わせです。ケーブル類も最上級のラインにしています。

自宅のCDPにはルビジウムマスタークロックの外部クロックを入れましたので「音質アップ」しています。そこで、アナログとCDの音質比較をして見ました。

Pathi_peiji

試聴に使ったCDとLPはパティ・ペイジの「ふるえて眠れ」のアルバムです。雰囲気的にはアナログ(LP)の方が情緒が有って、音が柔らかくて良いのですが、音の明瞭度ではCDの再生の方が一枚上手になっています。クロックを入れる前は、一聴しただけで、LPの方がSN比も音のヌケも、繊細感も上だと判っていたのですが、クロックの対策後は、この辺の評価が逆転している様です。立体感もCDがアナログに肉薄しています。こうなりますとLPの出番がなくなりそうです。クロック交換後の機器は、まだ何処か詰まっていますので、まだまだ音質アップする余地が有ります。後1ヶ月もCDを聴き続けていれば、機器が活性化してヌケて来ると思います。

この辺の評価は私のシステムでの話ですので参考程度にしてください。


Apogee DA-1000E-20とCello DA-8.1の内部比較

2012年04月18日 | ピュアオーディオ

ApogeeのDA-1000E-20をCelloが手を加えてDA-8.1を作っていますので中身が気になる処。写真で内部を比較して見ました。

Apogee_da1000e201

こちらがApogeeの内部。赤紫のモジュールが目立っています。

Cello_da81_ps8_1

こちらがCelloになります。赤紫のモジュールが1個少ないです。DC電源モジュールは同じものが使って有る様ですが、もう1個の方は「ディスクリート」で組んで有ります。コンデンサー部も似た様な回路ですがパーツが変わっています。

現時点ではDA-1000E-20を復活出来ていませんので音質の比較は出来ません。


CelloのDACのヒューズを交換

2012年04月17日 | ピュアオーディオ

CelloのDAC(DA-8.1/PS-8)のヒューズを交換しました。

Cello_da81_ps8_8

電源部のPS-8には上の写真で判る様に2個ヒューズが有ります。出力が2系統有りますので各々に1個づつだと推測しています。取りあえず2個とも交換しました。

Cello_da81_ps8_5

もう1個はDA-8.1の本体内に有ります。上の写真で左下部に有ります。電源部・DAC部共にApogeeのDA-1000E-20と変わりません。

Cello_da81_ps8_7

ヒューズ交換後です。この状態で早速音出し確認をしています。「音圧アップ」を1番に感じます。従来のボリュームでは音量が大きくなりすぎます。音数もまた増えている様で、骨太のサウンドで有りながら繊細さも併せ持っています。柄が小さい割に「骨太」のサウンドで気に入っています。エネルギー感が増して「ツルリ」とした質感はなくなりリアル感が増しています。このまま1ヶ月ほど鳴らし込めば本領発揮してくれると思います。


CelloのDACの音質確認

2012年04月16日 | ピュアオーディオ

昨日入手したCelloのDACを今朝からまた鳴らし出しています。状態はまったくのノーマル状態です。

Cello_dac2

A730単体の音とDAC部をCelloのDACにしたモノとを聴き比べて見ますと、音のグレード的には遜色ないと感じます。A730のDACの健闘が光ります。ただ音数はCelloのDACを使った方が数段上を行くようです。

発売当時A730が¥90万円、CellpのDACが¥95万円した事を考えれば、価格分の音質かと云われれば?マークが付きます。

これからCelloのDACに音質対策をして行きます。ヒューズがノーマルなのでオーディオグレードヒューズに交換します。電源部に2個、DAC部に1個ヒューズが入っています。このヒューズを交換すれば更に音数やエネルギー量等音質アップすると思います。更にもう1個所、フィッシャーケーブルのグレードがOFCケーブルで出来ており、銀線に交換し、XLRもハイグレードのモノに交換しますと更なる音質アップが見込めます。

対策の実施はのんびりと楽しみながら、一つ一つ評価をしてやりたいと考えています。


Cello DA-8.1/PS-8 DACの入荷

2012年04月15日 | ピュアオーディオ

先週注文していたCelloのDACが入荷しました。早速接続して音出し確認をしています。

Cello_dac1

外見はまさにApogeeと一緒です。チョッと見たぐらいでは判りません。出力が「フィッシャー端子」になっていますので一般のXLRケーブルが使えません。この辺はApogeeの方が使い易いです。

Cello_dac2

まだ繋いで2時間ほどしか聴いていませんが、従来のCDのサウンドをノーマルとしますと、ノーマルと音のバランスが若干違います。プラグが馴染んでいない性か、フィッシャーケーブルの素材(OFC)の性かは判りませんが、音の重心がやや上に有ります。音自体は「ツルっとした」聴感が有りますが、いやらしいと云う事は有りません。音数も若干は増えた様な気もします。もうしばらく馴染ませてやらないと判断はできませんが悪くは有りません。

こうなりますとApogeeのDACも復活させて比較したくなります。


CDの音質アップをするには・・・

2012年04月14日 | ピュアオーディオ

CDの音質アップを次のテーマとしています。その方策として①マスタークロック ②DAC の見直しをしています。

マスタークロックはD‐クロック導入時点でその改善ぶりには目を見張りました。自宅にルビジウムクロックを導入して更にその効果に疑いの無い事を確認しています。

次の手段としてDACを考えています。一時単体のDACはかなりの数販売された様に記憶していますが、現在では単体のDACの数が非常に少なくなっています。有ってもPCオーディオ用にUSB入力が付いている様です。DACは名器として記憶されている機種が少ない様に思います。個人的にもゴールドムンドのDACは友人が使っていて、その音の良さに感心しています。ただお値段も相応にしますので、他にないかと探したら、ApogeeのDA-1000E-20やCelloのDACぐらいしか思い浮かびませんでした。その為ApogeeのDACを手にいてた次第です。しかしながら、「不動品」との事でしたので修理をしないといけません。専門家に見てもらったら、電源モジュールの不具合との事で、同じユニットが有れば復元可能の事でした。

AD-500E(ADコンバーター)も持っていますので、取説を調べていましたら、DA-1000E-20の電源モジュールと同じものをAD-500Eにも使って有ります。こちらから部品取りすればDACは復活出来そうです。ADコンバーターは元々当方には不要なものですのでこの方法で復活させたいと思います。

DACはもう1種、CelloのDACを手配しています。明日の夕方には入手できるでしょう。この結果を見てからApogeeの方も手配します。各部をチェックして行きますと、あちこちに今までにやって来た「音質改善」のテクニックが使えそうです。


Apogee AD-500E のヒアリング

2012年04月13日 | ピュアオーディオ

Apogee_ad500e1

4月4日に入荷したApogee AD-500Eを612Aシステムで使って遊んでいましたが、トラブル品のDA-1000E-20の修理の為、一緒に同梱して送付していました。昨日返って来ましたが、DA-1000E-20は修理できませんでした。パワーユニット(モジュール)の内部が故障している様です。

Apogee_ad5001

上の写真がDA-1000E-20の内部写真です。左側に赤紫色したモジュールが2個見えますが、下側の小さい方が電源部のモジュールです。実際に良く見て見ると、これは分解できそうで、内部の不良部分だけ修理できる可能性も有ります。

元気なAD-500Eと電源のPS-1000をオリンパスシステムに繋いで実験中です。

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繋いだばかりですのでまだまだ馴染んでいません。

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前回612Aシステムでは左右のバランスがおかしかったのですが、どうもD732のAES/EBU端子がおかしかった様で、A730の方では問題ありません。バランス調整をやり直しました。

Apogee_ad5008

本当に欲しかったのはAD-500EよりDA-1000E-20の方だったのですが、故障で復帰が出来ませんでしたので、DACにはSD-9500を代用しています。

しばらくはこのまま使って見ようと思います。現時点では「余分なモノ」(AD-500E+SD-950)を入れない方が良いみたいな感じです。次に期待しています。


「音質アップ」を追求して行くと・・・

2012年04月12日 | ピュアオーディオ

「音質アップ」を追求して行くと「ただの音」に近づいて行くように感じます。「ただの音」=「自然な音」(日常の会話や騒音の音の聴こえ方)だと思います。電気仕掛けで「音を出す」のがオーディオですが、その音数を増やして行くと「自然な音」(ただの音)に近ずいて行く様です。

ただ、SPユニットの性能がキーポイントだと思います。SPユニットの性能が低ければその音数を確保できません。1個のユニットでは出せない音が有りますので、色々な方式のユニットを組み合わせて「音質変換ロス対策」まで辿り着いたのですが、「もしかしたらまだほんの入り口ではないのか?」を自問自答しています。

「自然な音」ではヌケが良く、キレが良く、ノビが良く、何処までも圧迫感がなく、エネルギー感は伸縮自在で、それでいて「波動」を感じる事の出来る音ではないかと思います。その為にはものすごい「音数」とエネルギー感への余裕が必要ではないかと思っています。しかし、それは「電気仕掛け」で有る限り、有限な部分がるとも言えます。「音楽を聴く」範囲で自然な音に近ずければそれで良しと考えざるを得ないとも思います。


自宅のマスタークロック交換後

2012年04月11日 | ピュアオーディオ

3月27日に自宅システムにマスタークロック外部入力を導入して約2週間程、ルビジウムクロックを導入して4日程が経ちます。現在のサウンドは「何処か詰まった様な・・・」サウンドです。

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全体的には「音質アップ」しています。音数の増加が一番判りますが、低域の最下限域のもやもやしていた処が非常に明瞭になった様に感じます。その為非常なシャープなサウンドに感じます。
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音数が増加した分で、おそらくプリアンプがふん詰まっていると予測しています。これが抜ければ更に音数が増えて来ると思います。特にルビジウムクロックを入れてから良い印象を持ち始めています。

機器を入れると一時的には「音質ダウン」しますが、その機器が馴染んで来ると今までにないサウンドの高みに来ます。今回のクロックの改善も約3ヶ月ほどはかかると見ています。更に良くなって行くと思います。