Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ジックリとDITTON15を聴いて見た

2023年10月19日 | ピュアオーディオ

DITTON15を復活させてから約1週間。その間は毎日2時間以上鳴らしていました。そろそろこなれて来た頃なのでじっくりと聴いて見ました。今までは「隣の部屋」でBGM的に聴いていましたが、システムの前に座って聴くのは初めてかな? 聴いた第一印象は「音が粗い」と云う事。これは、SPケーブルにベルデン9497のW線を使っている事と、「内部配線」がショボい事を意味している。特にボーカルの「サ行」の発音がキツイ。「サ行」の発音がキツイのは「信号の伝送量不足」の為である。オリンパスシステムや自宅のメインシステムでは「サ行」のキツサはない。


全体的な印象ではスケール感が大きく、小型にしては「朗々と鳴る」スピーカーだと思う。音量を絞れば粗さより艶やかさを感じる。高域自体が伸びていないので聴き易い。低音も欲張らなければ音楽を聴くのには十分である。ただ、「偽音」のサウンドですね。「・・らしい」音では有るが、「リアル」ではない。この価格帯のSPにそれを求めるのは酷と云うもの。何も考えずに騙されて聴くのが幸せかな?