Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

20年以上経過した中古機器は「電源コンデンサー」が容量ヌケしている可能性が高い

2023年10月06日 | ピュアオーディオ

1980年代のCDPやDAT、1990年代のMD機等古い中古機器はトラブルが多い。それは「冬場」になると顕著に表れて来る。「夏場」は正常に動作していても気温の低い「冬場」になると、コンデンサーの「活性」が失われて正常な動作をしなくなる。コンデンサーには「化学反応」を利用したモノが多い。気温20℃では正常動作するが、気温5℃では全く動かなくなる・・・と云う様な反応をする。


5~6年ほど前からMD機を10数台購入しましたが、「夏場」は正常、「冬場」になると「読み込み不良」で使えず、また「夏場」が来ると正常に復帰する・・・と云う症状を呈していた。「どうも電源部のコンデンサーが弱っている」・・・と感じて修理依頼すると、廉価な修理費用で見事に復活した。「冬場」も正常動作する。

CDPやMD機、DATやアンプ等で同様の症状が出て来る様なら、一度「電源部のコンデンサー」を疑ってみるべきだと思う。1980年代なら50年前、1990年代なら40年前の機器である。基本的にメーカー保証は作られてから「8年」しかない。20年以上経過した機器で不具合が出る様なら、一度電源部のコンデンサーを疑ってみるべきだと思う。