小人数編成やボーカル物ならDITTON15でも良いが、オーケストラものとかを本格的に聴きたい時は、やはりメインシステムになる。特に「ロマン派」の交響曲やブルックナー、マーラーのシンフォニーを聴きたい時は、オリンパスシステムで聴きたくなる。
10年かけてSPユニットの組み合わせや、駆動するアンプ群、使用するケーブル類等を追い込んだシステムには、メーカー製の既製品ぐらいでは追いつかない。聴いた時の質感や、後の感動の具合が異なって来る。聴く側の精神の集中具合で使うシステムを使い分けている。もっとお金と時間をつぎ込めばさらに良くなるのは分かっているが、今の完成度でも自分には「身の丈」を越えている。