Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「音質」は機器の価格なんて当てに出来ない

2019年10月30日 | ピュアオーディオ

オーディオ雑誌では機器の音質を聴いて、評論をされるのが一般的だ。そこで書いて有るのは「売らんが為」の記事になる。どんなに音が悪くても「褒めて」マニアに欲しがらせなくてはならない。それが「評論家の仕事」だ。ある方の言によれば、「嘘ばかり書いているのでオーディオ評論家は早死にする」との事らしい。



ここで取り上げるのは CLASSE   OMEGA SACD と云う¥100万クラスの機器と、Pioneer BDプレーヤー BDP-160-Kのたかだか¥10万円以下のゼネラルクラスの機器との音質比較をした事が有る。どちらもオリンパスシステムのA730をどかして聴いてみました。あるマニアの方が2台とも持ち込んでの事です。

(比較試聴に使ったソース)

結果は安いPioneer BDプレーヤー BDP-160-Kに軍配が上がりました。作りや見た目では絶対にCLASSEの方が良い様に思いますが、このCLASSEは見た目ほどには作りが良くない。片やBDP-160-Kの方も内部はスカスカの状況。

一聴してBDP-160-Kの方が、聴きごたえのあるサウンドがしました。価格で決めるより、実際に聴いて選択しなさい・・・と云う典型的な見本の様に思います。