Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

この頃自宅で聴く曲「AVANTI!」

2010年05月29日 | ピュアオーディオ

この頃手に入れたCDで、自宅で良く聴くのが澤野工房製のミラ・バッシのピアノソロ。

Mirabassi

曲は「反戦歌」と言うか「革命歌」と言うかそのような内容のものだけれど、非常にピアノが歌うのです。まず1曲目のチリの反戦歌。とろけるようなメロディに憑かれます。

「澤野工房」製のCDはフィルターにかかってエネルギー感が除去されBGMに良いように作られているようですが、自宅では「BGM]ではなく「生演奏に近い雰囲気」で鑑賞出来ます。ピアノソロの音色の美しい事と詩情に富んだ演奏は私を引き付けてやみません。毎日毎日必ず一回は聴きます。もう2週間くらいこんな状態です。

元々が、良い曲と思うとしつこく丸暗記するくらい聴きまくる性質なのですが、何かこの演奏は訴えかけてくれるものが有ります。


ALTEC#614 と#612Aの聴き比べ

2010年05月29日 | ピュアオーディオ

今日は朝から#614と612Aとの聴き比べをしています。#614には604-8G、#612Aには605Bが入っています。604-8Gには純正ネットワーク、#605BにはN1201-8Aの内部配線を「ブルースーナー」にしたネットワークを組み合わせています。

612_6141

聴き比べて直ぐに感じるのは「エネルギー感」の違い。断然604-8Gが良い。音のち密さ、反応の速さ、音数・・・とユニットについてはほとんどの項目で604-8Gに軍配を上げます。

#614箱と612A箱では大きさが違いますので「音のゆったり感」は違います。箱が大きい分だけ612Aの方がサウンドの完成度は高い様に思います。

ユニットの重量が604-8Gでは15.6Kg/個に対し605Bは12.5Kgと3.1Kgの差が有ります。この辺に磁石の強さの差が有る様に思います。

#612Aに早く604系のユニットを付けたくなります。


ALTEC N1201-8A ネットワークへの対策その1

2010年05月29日 | ピュアオーディオ

ALTEC#605Bを604系のサウンドに改善できないかとネットワークの改善に手を付けました。

N12018a1

上の写真がN1201-8Aのノーマルな内部写真です。細い配線が気にかかります。伝送ロスしているのではないか?と思います。

N12018a2

N1201-8Aへの対策は今回初めてですので、割と取回し易い「ブルースーナー」のφ6mmの線材を使い配線をやり直しました。結果は現在確認中ですが、「音数の増加」、「余韻の増加」等々若干の改善は見られますが「劇的」と云う変化には程遠いです。ここ2~3日馴染ませて「音出し確認」をして見ますが、良くなければ再度「ルシファー配線」でトライしたいと考えています。「ブルースーナー」は「ルシファー」に比べますと約20%くらいの伝送容量しか有りません。

605b1

現在ネットワークの前後は「ルシファー化」していますのでオリジナル配線とは比べ物にならないほど「大激変」したサウンドを出しています。