Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

本日の来客

2010年05月09日 | ピュアオーディオ

今日は広島市からお客様がお見えになられました。ツルソニック (TRUSONIC)のスタジオマスターSPを特注管球アンプで鳴らされていらっしゃるとの事で、ケーブル関係のグレードアップを検討されているとの事です。

現在お使いのSPケーブルと同じようなものを持ってこられました。(WE系)当方のSCS-34(ルシファー)と比較しましたが(価格はほとんど変わらない価格で購入された様ですが・・・)、聴いて直ぐに「音痩せ」しているのが判ります。ご本人もSCS-34との音数の違い、音の厚みに気付かれた様でした。

朝4時起きで高速バスで博多に来られ、博多から電車で羽犬塚まで来られた「熱意」に打たれました。8時半からの試聴開始でした。

当方で出しているサウンドは「オンリーワン」のサウンドです。いくら口や文章で云っても伝わりません。一度聴きに来られて確かめられる事をお勧めしています。


パワータップ「正規品」(100V仕様)の使用の感想その後

2010年05月09日 | ピュアオーディオ

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「正規品パワータップ」のお客様のファーストインプレを先日掲載しましたが、その続編が来ましたので掲載します。

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二日経過して、かなり馴染んできました。
ヴァイオリン・ソロも心地よく聴けます。
五嶋みどりの弾く24カプリース、ヒラリーハーンの弾くシャコンヌ、バロックヴァイオリンの名手マンゼが奏でる職人芸的なトッカータとフーガ等々、珠玉の演奏を美しい音で堪能することができました。

実はファーストインプレッションで聴きづらさを感じたCDは、AR社の消磁器で処理することで、あっさりと問題解決しました。(面倒なため滅多に使わない消磁器ですが、違和感を感じるCDに試すと予想外の効果が得られることもあり、改めて見直した次第。効果が顕著だったのは、システム全体のポテンシャルが高まったせいもあるでしょう。)

現時点で、このパワータップを入れたメリットはあってもデメリットはなく、敢えて外す理由はなくなりました。

電気を水にたとえれば、このパワータップは極上の石清水が湧き出る水源のようなものといえるでしょうか。料理の味(再生される音質)を引き立ててくれる必須アイテムとなります。木箱の造りも良く、一見すると地味ですが、実際に音を聴いていると、オーディオシステム全体のポテンシャルを高めてくれる宝石箱にも見えてきます。

最後に気付いた点など。
(1)足が短くタップ底面と床の間に指が入らないため持ち上げるのが少々困難。位置をずらす時、底に指を挟んでけっこう痛い思いをしました。強度や振動の関係があるかもしれませんが、もう少し足を高く(指が入るくらいに)した方が扱い易くなると思いました。

(2)タップ出側(トランス二次側)電圧は壁コン(一次側)電圧より6%ほど高めの値でした。これはN社トランスの初期設定と同程度ですが、それでもパワータップの鮮度が高いところを見ると、単純に二次電圧の高さの影響だけではなく、トランス本体か内部配線のノイズ遮断効果に違いもあるようですね。

(3)自宅の壁コン電圧は103Vとやや高めで、N社トランスにしろパワータップにしろ、これらを入れると出側電圧は110V近くになりますので、オーディオ機器への負荷がちょっと心配になります。N社トランスの場合は、内部の結線に選択肢があって、いざとなれば3Vほど落とすことができます。今までとくに問題がないので初期設定(二次側108V)ままとしていますが・・・

(4)更に蛇足になりますが、電源タップの英訳がPower Tapですので、パワータップという商品名はちょっとインパクトが薄いかもしれません。シリウスやルシファー(=サタン=土星)のように星の名(例えばジュピター=木星など)があると良いですね。私自身はネーミングセンスないので命名は遠慮しますが。

以上、長々と失礼しました。
未だオールルシファー化する道も残されていますが、システム全体のバランスを考えると、当面はこの構成のまま聴き続けたいと思います。お陰様で、現状でも通常の高級オーディオ専門店には負けないレヴェルに達していると感じております。それでは失礼します。

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ほぼ本来の性能を発揮し始めたと思います。ケース交換を楽しみにしていただいている方への朗報となればと思います。電圧については日本の100V仕様の機器も±10%の耐圧は軽くパスしていると思います。

「正規品ケース」の入荷は5月25日くらいになりそうですので、今お申し込みの方へは月末か6月上旬にはお届けできると予想しています。


ALTECの同軸ユニットは素晴らしいと思う

2010年05月09日 | ピュアオーディオ

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30年以上前のALTECの同軸ユニットは見ていても「見事な造形美」があり機能的で惚れ惚れしてしまう。
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同軸ユニットで有名なのは「タンノイ」も有名だけど、私は「ALTEC」の方が好きです。

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比較的新しい同軸ユニットはフェライト化され、マンタレーホーンになってしまって、「コストダウン」に走られてしまって残念な気分ですが、604-8G以前のユニット、特に「ALTECグリーン」のユニットは大好きです。
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このユニットを使って#612Aを完成させようとしています。SP箱内配線とユニットへの「音質対策」を施しますとJBLの#375を使ったシステムと同等くらいの音質になります。すべて配線材は「ルシファー」にしますので「音数」がオリジナルとはケタ違いのサウンドになります。