二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

彼岸花が教えてくれた

2010-09-25 20:58:20 | 徒然に想う
ここ数日朝雨が降っていることが多く、散歩に出れない。それでも今日は午後になると、正に「天高く馬肥ゆる秋」にふさわしい真っ青な空。食休みを早々に飛び出した。こんな日は、腹ごなしをしてからと、いつもと反対回り。すると、途中さして目を引くものも無く、ちょうど一時間ほどで神社に着いた。

ほんとに蝉が少なくなった。神殿で参拝。午後だと気が緩む、どこか照れる。朝の空気のほうが気が締まっていい。耳を澄ますと、境内の裏手あたりからツクツクボーシ。

》夏々惜し つくづく惜しと 蝉ぽつり


そういえば、神社に上がる階段のわきに一株、彼岸花があった。一昨日あたりはまだ咲いていなかったが、咲いただろうか。このあたりだと、高麗川の巾着田。駅のポスターで、曼珠沙華祭りなんてのがあった。もう満開なんだろう。見に行くかなぁ。

土手に出て富士山の方向を見ながら進んでいると、左手の対岸の桜の木の下が赤くなっている。一眼を望遠鏡代わりに見ると、彼岸花。それもちょうど盛りのよう。また新しい発見、何年歩いていても何か見つかる。これだから散歩はやめられない。




今日の一枚:桜の木の下、もちろん自生の群落ではないが、5分ほどの長さが彼岸花でいっぱい。これには驚いた。さらに遊水地に隣接している公園、春だとラッパ水仙が咲き誇るところが、これまた彼岸花。沈みゆく太陽を背景に。

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