二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

秩父巡礼 その後

2011-07-11 21:22:23 | 徒然に想う

秩父札所巡りのことを、ロリーナの時のように、旅行記風にまとめるつもりで写真を整理し始めた。

数は多くはないが、どこで撮したかを地図と照らし合わせていると…。覚えていないものや印象にないものがけっこうある。まぁ、それはそれ、大したことじゃない。実はもっと質が悪いのが見つかってしまった。結局、スタンプ・ラリーでしか過ぎなかった…、そんな思いである。

もちろん当初の目標は、歩いて全てのお寺を回る、四国に行くときの装備のチェックをする事、だった。だから、一番から三十四番寺まで歩ききれれば良かった。ところが、今、どこか尻切れトンボのようで悔しい思いに捕らわれるのだ。

三十四番寺に着いたとき、始まりなんだと書いた。それはある意味、精神的なこと。この悔しさはなんというか、散歩「道」として歩ききっていない感覚である。

少なくとも一番寺にどうやって入ったのか。三十四番寺からどんなコースで江戸に戻ったのか。お寺をスタートとゴールにするのではなく、江戸につながる街道か、そのどこかの宿場を起点とし、そこまで歩かねばどうも収まりがつきそうにない…。

写真の整理をほっぽりだし、ネットで調べ出した。すると往還といって、大名たちの参勤交代の行き帰りに使われた街道と違う庶民の道があるらしい。川越・児玉往還、秩父往還なんてのが、中山道から分岐して、秩父巡礼に使われたとある。

これは面白くなってきた。

ところが、例えば秩父往還に川越通りと言って児玉往還と重なるような言い方が出てくる。一体どうなっているのか…

決まった。まず、入る道、帰る道、これらを判明させる。次に、最終的にそこを歩くことで、散歩「道」として完成を目指す! これしかない。

厄介なことを? かもしぬが、手を染めてしまった。総括、やり直しです!!

 

 

今日の一枚:遊水池にて、5時10分前頃。


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