二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

いただき!

2009-12-05 09:14:23 | 徒然に想う
歩き出した時は、まだ真っ暗で。でも、それが雲のせいだとわかると、東の空が明らんでくる。ちょうど、地平線と空との境界が赤黄色いベルトのよう。

さすがにレンズの展示会はやっておらず、久しぶりの散歩師さんが暗闇から現れた庵主に驚かれる。「あっ、おはよう」「おはようざいます」。土手から見下ろす遊水地は、静かに鏡。

六時半過ぎ、日の出の頃。今ちょうど向こうのお寺さんから鐘が聞こえる。あそこまで行くには…。歩く早さをあげる。

ちょっと遅かったかと、最後の急段をさらに歩を早め。雲がよかった、まだ余裕。神様に挨拶しケヤキを見上げたら、地平線に掛かる雲の上がダイダイに輝きだした。瞬く間に強い光。アッタカイ!

すぐ、ゆっくりと上の雲に身を隠し始めた。




今日の一枚:神社をあとにしようと、振り返ったその時。

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