山下 景子 作
美人の日常語」幻冬舎・刊 より引用
北叟(ほくそう)とは「人間万事塞翁が馬」の塞翁の事だと言われます。
叟とは老人のこと。北方に住んでいたので、こう呼ばれたということです。
彼は、自分の馬が逃げても、これが幸いになるかもしれないと動じず
その馬が名馬を連れてきても、これが災いとなるかもしれないと
達観していたそうです。
その名馬から息子が落ちて、足が不自由になった、でも、兵役を免れた・・・・。
つまり、不幸だと思って居ても、幸いになるかもしれない。また、その反対も
あるかもしれないという故事です。
塞翁は、嬉しい時も、不安な時も、少しだけ笑ったと言われます。
北叟笑むは、そのように、ひとりで満足して微笑むことです。
でも、嬉しい時は、やっぱり心の底から笑った方が、気持ちがいいですよね。
不安な時だけ、北叟になりましょうか。
★★★山下 景子さんの本を折にふれ 眺めています。
「花の日本語」も同時に買い求めたのですが、面白くって にこにこして
しまいいます。
身近な草花の古来からの呼び名が可愛くて、目を見張ります。
美人の日常語」幻冬舎・刊 より引用
北叟(ほくそう)とは「人間万事塞翁が馬」の塞翁の事だと言われます。
叟とは老人のこと。北方に住んでいたので、こう呼ばれたということです。
彼は、自分の馬が逃げても、これが幸いになるかもしれないと動じず
その馬が名馬を連れてきても、これが災いとなるかもしれないと
達観していたそうです。
その名馬から息子が落ちて、足が不自由になった、でも、兵役を免れた・・・・。
つまり、不幸だと思って居ても、幸いになるかもしれない。また、その反対も
あるかもしれないという故事です。
塞翁は、嬉しい時も、不安な時も、少しだけ笑ったと言われます。
北叟笑むは、そのように、ひとりで満足して微笑むことです。
でも、嬉しい時は、やっぱり心の底から笑った方が、気持ちがいいですよね。
不安な時だけ、北叟になりましょうか。
★★★山下 景子さんの本を折にふれ 眺めています。
「花の日本語」も同時に買い求めたのですが、面白くって にこにこして
しまいいます。
身近な草花の古来からの呼び名が可愛くて、目を見張ります。
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