遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

沢木耕太郎氏

2023-01-10 | 写真
クローズアップ現代の
ゲストが、沢木耕太郎さん。

昔、深夜特急で、脚光を浴びた記憶があります。
大沢たかおが、深夜特急の
沢木さんの役をしていたのが懐かしい。

沢木さんは銀行を一日で辞めて、ルポライターになったとか。一年間、ユーラシア大陸に向かった。
一人旅では、基本的に
何でも一人で出来ないと
いけない。自分一人で
出来たほうが、自由になれる。制約からの自由が得られる。
ソロで生きていける
人間になりたいと、
思った。

自由を獲得するために
彼らより自分は努力を
したと思う。

制約されない生き方は、
今ある生活を淡々と
生きること。

父は溶接工だったが、
364日溶接工として
働き、毎日一合の酒を
楽しみ満足していた。
もしかしたら、無頼と
いうのは、「足るを知り、生きる。単純な繰り返し。それが、尊い物に思える」
父のような生き方ではないか。

淡々と、
静かな佇まい。
引き込まれる
対談だった。

沢木さんは、活動的な
動的な人のイメージが
あったので驚いた。

素敵な、対談だった。

自然体
まるで
樹木のように
そこにある感じがした。

大沢たかおさんが、
「沢木さんは人間じゃない。風を感じる。」と。

欲がない。
かと言って
生命力が無いわけじゃなく、
まさに、さわやかな存在感がある。

惹かれる。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする