一緒に暮らすということ

どんなに好きな人とでも

いつも一緒はきつい気がする。

理想を言えば

朝ご飯を済ましたら

出かけてほしい

好きなことを持っている人が良い。

打ち込むことがあれば

なお良い。

風の音を聞き

雲の行方を追い

自然を慈しむ人でありたい。

夕方

山の空気を身につけて

帰ったら

まきわりをして、

火をおこす。

毎日焚き火を楽しみたい。

出きれば星を仰いで

悠久の時の流れに

身を任すのだ

口など開かなくとも

心の、底で

信頼できるのが良い。

養老先生とまる

養老孟司先生の愛猫…まる…が、死んでしまった。

雨上がりの光がキラキラする冬の日に、静かに逝った。

養老先生は、心ここに非ずで、まるの姿を探す。

ああ、あそこはまるの好きな昼寝場所。

あそこは、日陰で、まるが一人になりたいときに居る場所。

そこここに、まだ、まるがいる。

まるが帰って来る時のために、玄関の戸を少し開けておく習慣がまだある。

気をつけなきゃと思う。　　

愛されていたまる。

養老先生、元気を出して下さいませ。

おちょやん

やっと長い長いトンネルを抜けたね。

この二週間、毎日辛かった。一平に裏切られた千代が、芝居小屋から逃げ出し

希望を失い、ただ生きているだけの影のような生活をしていました。

春子に、癒やされ、遂には、栗子さんの

本当の真心に、触れ、息を吹き返す様が、見事に描かれました。まるで根雪の雪解けをまのあたりにしたようです。毎日、毎日、泣けました。それにしても、女優のみなさんの素晴らしい演技力に脱帽！！

花籠の謎が解けて

すべてのわだかまりが

消えました。

まさかの、栗子さんの

深い愛。

素晴らしい脚本

素晴らしい演出。

あと二週間は

笑顔、笑顔かなあ。

当郎さんや長澤さんの

温かい説得も胸を打ちました。