嵐の夜に

中秋の名月が、

カーテン越しに

見える。

さらさらと

音がなるような光だね。

今夜は

テレビが、

“くそ”つまらないから

月を見ていた

団子と

すすきと

萩と、

里芋の煮っころがし

供えるべきだったなあ

ああ

月夜

訃報

友人の夫が亡くなったと、突然の訃報に愕然。

我が身は、前期高齢者に突入した今なれば、同級生の夫が,亡くなっても、

なんの

不思議ではなけれど、

だからこそ、死が、身近に感じられ、立ち止まるのだ。

まるで、柱時計が

突然振り子を

止めてしまったような

デジタルなら

電池を替えれば再始動

大きなのっぽの古時計は

100年の時を刻んだ

でも、柱に

いつまでも

在るんだよね

友よ

悲しむ時間は

たくさんあるから

のんびり

ゆったり過ごして

また、あなたの時間を

着実に歩きましょう。

いつか、

旅にでも、出かけましょう。

ぼんやりしているなあ

スマホを変えたのは

昨年の１１月。

最近は、個人情報の保護のためといって、過剰なサービスはしないと言う方向転換らしい。

これまでは、買うときに

いろいろな設定をしてくれるのが当たり前だった。

今回は、アドレスも変わらないと言うことで、改めてEメールの設定の確認もせずに11か月が過ぎていた。

さいきん、友達にメールしてないなあとはたと気づき

スマホを、みなおした。

なんと、Eメールをインストールしてなかった!!　　　　ラインを使っていたから

気づかずに来てしまったらしい。

やり方を調べて、何とか

つなぐことができた。

あらためて、友人にメールを送る。

アドレスが変わって

届かない宛先があり、

自分が１１ヶ月空白期間が

あり、伝わらなかったのだろう。

ご無沙汰した友人に

久しぶりにメールしてみた。

お元気ですか?

お変わりありませんか?

私のEメールは、昔のままのアドレスです。

連絡の取れない方

ご一報下さいませ。

コロナのせいで

なかなか逢えませんが

どうか、

お元気で。

俵万智

きょうの、ラジルラボの、〔表現者たち〕のゲストは

俵万智さん。

サラダ記念日との出会いから３３年。

言葉を生業とする方だから

美しい、言葉遣いで、惹き込まれました。

短歌のハードルを下げたと言われるくらい、なんと２８０万部のヒット！

こんな日常が歌になるんだと、感動して、自分の頭にも歌が

溢れ出てきたっけ。

何百とよんでは、自己満足に浸っていたっけ。

自分で冊子を作り友人に配ったっけ。

今は　手元に一冊しか無いけど、人の迷惑省みず

若気の至り。

それでも、懐かしい

あの頃の感性。

俵万智さんが表現者として心がけていることは、と問われ

〘ことばをあつかうものとして、ことばに敬意を払い、丁寧に扱うこと〙と

言われたのが心に響いた。

いつの間に

大人の語り口

佇まい

渋い落ち着きのあるお声になられた俵さんだった。