遊戯(ゆげ)

世の中は、なるようになるわ。
あきらめないで、悠然と生きる事を楽しむ・・・・
それが遊戯(ゆげ)の心です。

桐島部活やめるってよ

2013-07-24 | Weblog
朝井 リョウ 著
集英社文庫 刊


話題になったのに、タイミングが合わなくて、映画を観そびれてしまったので
本を買って来ました。

今日は家族の通院のための待ち時間が三時間くらいあったので、めでたく読了しました。

ただ、病院や喫茶店で読んでいると、雑音が多くて、感情移入がしづらいのを発見しました。

群像劇の様相があるので 人間関係を何度か遡って、理解しようとつとめなければなりませんでした。


朝井リョウという若い作家の青少年についての洞察は深く

忘れていたものを思い出しました。

映画も観たくなりました。

スター的な存在の高校生、かっこよい高校生、地味で、目立たない存在の高校生、

目立たなくて、ダサいと言われている人が、光輝いているのを作者は見逃さないし、

軽い女の子の価値観をさりげなく風刺しているし、

様々な人生を見て興味深い作品でした。

桐嶋君はバレー部に戻ってくるのかしら?
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やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち

2013-07-24 | Weblog



1973年から30年間、詩とメルヘンのファンでした。
妥協を許さない 充実した内容で、大好きでした。
ずっと取っておいたら良かったのに。残念です。
今日は久しぶりで、詩とメルヘンを見て、素晴らしい本だったなあと再認識しました。

やなせさんの毎月の表紙は洒落ていて、それじたいがポエムでした。
今は季刊になりましたよね。
本屋さんで見かけると、買っています。

やなせさんはアンパンマンで認められたのが54歳だったとか。
挫折も、認められない気持ちも悲しみもみんなわかっている素敵な詩人です。

私がアンパンマンに出会ったのは保母の時代です。
生まれたばかりのアンパンマンに仰天動地の思いでした。
おなかがすいた人を助けるのに、自分の顔を差し出すという行為に、
本当に驚いたのを覚えています。
食べる人も遭難して食べないと死んでしまうという状況の中で 
「ごめんね」と言いながら食べるのです。
人を助けるということは献身と自己犠牲をは避けることはできないと、
やなせせんせいは言います。

「手のひらを太陽に」という歌は不遇だったやなせさんが
くじけそうなときに作った歌だそうです。
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岐阜県美術館

2013-07-24 | Weblog




2013年6月14日から8月4日

やなせたかしと「詩とメルヘン」のなかまたち展 開催中

お近くのかたは是非どうぞ。

帰りに・・・・・

お向かいの岐阜県図書館のカフェレストラン「杏」でお食事してきました。

カレーライスとピザでしたが絶品でした。
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