eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

eラーニングビジネスの持続的な発展

2006-06-23 11:03:08 | eラーニング・ベンチャー企業
ビジネスの持続的な発展を仕組み上もっているかどうかは、株式の公開にあたって重要な要素になります。

現在のeラーニング企業の大半がおこなっている受注型のビジネスは、売り上げの変動が大きく、また、毎年売り上げをゼロから積み上げていくことになります。したがって、ビジネスの仕組みが株式公開に適していない。

一方、自社で開発したコースウエアを多数そろえている場合は、莫大な初期投資を回収したあとには、持続的な売り上げと高収益の構造が確立されます。巨額の利益を新しいコースウエアの開発などに投資しながら、さらに急成長していくことになります。
ただ、この場合は、初期投資が莫大になるうえに、開発したコースウエアが売れるとはかぎらないというリスクをかかえています。

ネットラーニングは、大規模な初期投資の償却をおえ、いよいよ高収益構造にはいりつつあります。

「ダイレクト」と「一対一」

2006-06-23 07:03:47 | Internet and mobile
昨日書きましたインターネットの特徴のひとつ、「ダイレクト」と「一対一」は、「双方向」などとともに、今後のビジネスやインターネットの影響力を考えるときに、決定的と思われるキーワードです。

ダイレクトは、ビジネス構造を大きくかえる。

一対一、個別化もそうです。

eラーニングについていえば、イントラネット上のものは、このインターネットのせっかくの特徴をいかしていない。

インターネットは究極のダイレクト

2006-06-22 12:54:48 | Internet and mobile
インターネットにより、ダイレクトモデルは、もっとダイレクトになる。デルの創業者マイケル・デルは、ここに注目した。

インターネット→Web2.0=The Netは、究極のダイレクトだ。

インターネットでの取引は、もともと一対一という性質をもっている。マイケル・デルは、ここにも注目した。

究極のダイレクト、そして、一対一 というインターネットをーー
教育に活用しない手はない。それこそが、eラーニングだ。

新TOEIC(R)テスト準備コース

2006-06-21 12:46:18 | Netlearning,Inc.
ネットラーニングが提供する「新TOEIC(R)テスト準備コース」(定価3,150円)は、6月末まで、無料提供をおこなっています。

すでに計画を上回るきわめて多数のお申し込みをいただき、予定通り、6月末で締め切る予定です。ご希望の方は、それまでにお申し込みください。

7月1日以降は、TOEICの正規のコースを受講された方に、無料提供を継続する予定にしております。くわしくは、ネットラーニングのホームページで発表されます。ご参照ください。

眼の誕生

2006-06-21 09:19:30 | eラーニング・ベンチャー企業
動物にとって、まわりの環境を認識する手段はたくさんあります。触覚や音、においなどから超音波にいたるまで。もちろん、光がもっとも有効な手段の一つでしょう。

それぞれの手段がそれぞれの方法で役に立っていると思われます。

企業も、周囲の環境を知る方法をいくつももっています。その中で、もっとも新しいものがインターネットです。

インターネットにより、企業活動の環境の見え方が一変しました。
新しい企業を訪問する場合でも、まず、インターネットで企業情報を調べる。行き方をしらべ、どの交通機関をつかうか、何時発のどの電車でどの駅で乗り継ぐかをきめる。経営陣のブログや過去の書き物も事前に読んでおく。
さまざまな統計や調査報告もすぐに手に入る。

まるで、触覚や音やにおいしかなかったときに、突然周囲に光があたり、すべての景色が克明に見えるようになったようなものです。

爆発的な進化がおきた5億4300万円前のカンブリア紀、眼が誕生していました。

まるで眼の誕生のような環境センサー「インターネット」が登場したいま、企業はどのように爆発的に進化するのだろうか。

同姓同名の人

2006-06-20 13:03:51 | 島の生活
同姓同名の人に実際にあったことがありますか?子どものころ、小さな医者で呼ばれた同姓同名におどろいたことがあります。

ところで、同姓同名の人と間違われるとややこしい。

「岸田コラム」の著者である「岸田 徹」さんと、岸田 徹である私は、まったくの別人です。

知り合いの人が、ときどきまちがって受け取っていたくらいはまだいいのですが、最近は、「ネットラーニング社長の岸田徹」さんの言葉として、「岸田コラム」の文章が引用されているホームページがあったり、ややこしくなってきました。

「岸田コラム」の文章が引用されて、「ネットラーニング社長」がほめられているブログもありますが、ほめられるべきは、別人です。
相当数の人が、わたしのコラムだと思って読んでおられる気配があります。

もう一人の岸田徹さんも、きっと迷惑されているでしょう。

間違いや誤解がないようによろしく。


グーグルがWeb表計算ソフト

2006-06-20 11:55:11 | Internet and mobile
Googleは、Webベースの表計算ソフト「Google Spreadsheets」を発表した。

メールアドレスを登録しておくと先着順で招待状が送られてくる限定公開。

ネット上で共有・編集もできる。チャット・ウィンドウをつかって、共有相手とリアルタイムでチャットも可能だ。

いよいよはじまりますね。

生きのびるために

2006-06-19 10:44:48 | eラーニング・ベンチャー企業
「生命の法則ーーあらゆる場所で生きのびるために

基本原則
 1、誰もが己のために生きつづけよ!
  1の1 食べられないこと
  1の2 食べよ
 2、己が種族のために
  2の1 殖えよ
  2の2 ニッチ(生態的地位)を見つけて防衛すべし
  2の3 環境変化に対応すべし
生活様式
 1、捕食者
 2、被食者
戦術
 1、誇示
 2、隠蔽/錯覚
 3、真の強さ/能力」

(「眼の誕生」289-290頁)

企業も同じだなと感じながら読みました。