ビジネスが、継続収入の構造を持っているかどうかは、何十年も増収をつづけてきたセコムをみてもその重要性がよくわかる。
毎年、一から売り上げを積み上げなければならないビジネスは、増収を長期にわたってコンスタントに続けるのはかなりむずかしい。
ネットラーニングはどうだろうか。
われわれは、起業にあたって継続収入ビジネスであるかどうかをよく検討した。
2006年度の売り上げを分析すると、既存のお客様からの継続的な売上額は、前年2005度の売り上げとほぼ同額だ。つまり、新規分がちょうど前年度からの増加分にあたるのだ。
ネットラーニングのビジネスは、毎年、前年売り上げに匹敵する継続売り上げがあり、新規分が加算されていく構造にある。
すべてのeラーニングビジネスが継続性をもっているとはいえないが、ネットラーニングは、継続収入を柱とするビジネス構造をもっている。それが、高い成長性と安定性を同時に実現する基盤となる。