eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

ビジネス構造と時代の流れ

2007-04-16 16:56:01 | Netlearning,Inc.
その企業のビジネス構造が時代の流れに沿ったものであるかどうかは、企業に注目するときの大切なポイントの一つでしょう。

時代の流れの方向としては、アフリエイト広告などにみられるように効果を測定できること、SaaS(サース)といわれるネット上でのアプリケーションの活用、アマゾンやグーグルにみられるアクセス履歴を活用したビジネスなどがあります。いずれも、大変大きな流れです。

効果測定の面では、eラーニングでも、インターネットのASP型が、1人ひとりの学習状況もはあくできるので、教育研修の主流になっていくだろうと指摘されています。たしかに、クリック数により広告費を払うグーグルの広告売り上げは、世界最大の広告会社を上回りました。

SaaSも、時代の流れですね。インターネット上にあるソフトをネットで活用する。ネットラーニングが提供するeラーニングも、このかたちにあてはまります。LMSも、各社が購入するのではなく、ネット上で利用される傾向がではじめています。また、ネットラーニングは、コースウエアの提供において、すべてのASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)企業のなかで、規模でトップクラスです。

トラッキングも時代の流れです。履歴をサービスに活用する。アマゾンやグーグルも履歴を最大限に活用している事例でしょう。個人の学習履歴を教育研修に活用するのも、ASP型のeラーニングの特徴です。

ネットラーニングが提供するeラーニングは、いくつもの面で時代の大きな流れに沿っています。しかし、同じeラーニングといっても、企業内にサーバーをおくイントラネット型の場合は、上記3つの流れのいずれにも当てはまりません。