eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

圧倒的な量のデータベース

2006-10-12 21:37:09 | eラーニングビジネス
「ひとつの傾向としていえるのは、新しいウエブの世界で中心になるのは、圧倒的な量の、しかもユーザビリティ(使いやすさ)の高いデータベースをもつ企業であるだろうということだ。」(56ページ)

「多くのユーザーがいればいるほど使いやすくなるシステムをどうデザインするか。」(86ページ)

森健著「グーグル・アマゾン化する社会」光文社新書、2006年9月20日刊、700円+税

ネットラーニングは、現在、年間に50万人近く受講生が増えている。学習に役立つ膨大なデータベースが蓄積されつつあります。


グーグルによるユーチューブ買収

2006-10-12 13:15:44 | Internet and mobile
グーグルが、約2000億円で、ユーチューブを買収しました。

ユーチューブは、創業から20か月しかたっていない。動画投稿サイトです。

第一印象は、インターネットには、まだ新しいビジネスチャンスが計り知れないほどあるということ。創業者は、2年もたたないで、想像をこえる巨額の資金を手にいれました。

さらに注目すべきことは、ユーチューブのシェア46%を、11%のシェアで追いかけていたグーグルが、買収という手段をえらんだこと。グーグルは、たとえば、半分の1000億円を投入して追撃するという方法を選ばなかった。あるいは、選べなかった。たった20か月のビジネスを1000億円を投入しても覆せないほど、ネットの世界での先行優位はゆるがないものといえそうです。

ユーチューブへの日本からのアクセス件数は、すでに、日本国内でのヤフーのアクセス件数などをこえていると報道されています。とりわけ動画や画像は、国境をこえる威力もみられます。