eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

台風並みに発達する低気圧

2006-10-03 21:40:27 | 島の生活
9月の最後の週。房総半島のうねりは6メートルをこえた。「台風が来ても直撃でなけりゃ、あそこまでしけない」という漁船の船長のことばが報道されている。

ごく普通の低気圧が、日本列島近くを北上するうちに、台風並みに発達したのだ。

原因は、海水の温度の上昇によると指摘されている。太平洋岸では、表面海水温が1~2度も高い状態が、ここ10年もつづいているという。

海水温が高いために、普通北上するにつれて勢いを失う低気圧が、逆に勢力を強めていく。

今後、いきなり日本近海で台風が発生することもありうるだろう。

ちょっとした低気圧もあなどれない異常気象が、われわれの生活に大きな影響をあたえている。


量を求めるか質を求めるか

2006-10-03 13:03:40 | eラーニング・ベンチャー企業
ホリエモンは、時価総額世界一をめざし、それを公言していた。つまり、かれの目標は規模であり、量なのだ。質はない。

「うちにカルチャーはない。稼いだ人、パフォーマンスをあげた人に報酬を払うんだ。」(「逆襲ーードキュメント堀江貴文」317ページ)当然、そうなりますね。首尾一貫している。

カルチャーがない会社。規模の拡大だけをめざす会社。方向は、かまわない。ただ、早く遠くへ走る。しかし、大地には、山も川も谷も海もある。天候もかわる。

質をめざす会社には、方向があり、速度の選択があり、雨や風にあわせた走り方がある。

質を目指せばめざすほど、その会社には、強いカルチャーがある。稼げばよいという人の存在場所はない。理念を共有し、成果をあげる人が評価される。

量をめざすか、質をめざすか、会社によって考え方がちがう。

たぶん、教育の分野では、量だけをめざす会社は受け入れられないだろう。


三蔵法師を苦しめた火焔山

2006-10-03 07:15:12 | 旅行
三蔵法師を苦しめた、灼熱の火焔山です。

草木は1本もなく、40度から45度にもなる灼熱の地獄です。この近くには、高昌故城があり、3万7000人も住んでいた。天竺へむかう三蔵法師は、国王に歓待されて1か月近く滞在し、説法をおこなったホールも残っている。土で作ったせまい円形の屋内に300人もぎっしり座って説法に聞き入ったという。

高昌古城。いまは、広大な地域に点在する崩れ落ちた土のかたまりが、かつての街や家と繁栄をわずかにしのばせる。天竺からの帰りにも立ち寄るはずだった三蔵法師は、すでに、王国が滅ぼされたことを知って、別の道をとおって帰国した。

火焔山、炎のかたちをした夕日に真っ赤にそまるきびしい山です。砂漠は、40度をこえる灼熱と、冬にはマイナス30度にもなるきびしい寒さがある。

しかし、渓谷やオアシスや川もある。オアシスは、思ったより大規模であり、遠く見える万年雪の天山山脈の雪解け水の湧水は豊かだ。灼熱の火焔山の近くにも、緑の渓谷があり、古代の王国があった。

トルファンから砂漠の中を車で1時間ほどだろうか、シルクロードでもっとも立ち寄りたかった場所のひとつです。