eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

コースウエア開発とLMS開発

2006-10-30 14:08:30 | eLearning
各企業でeラーニングが多様に活用されるようになるにつれて、コースウエアの分野や種類も多様になり、コース開発にもさまざまな技術も活用されるようになってきました。

コースウエアで使われる機能が多様になれば、当然、それにともなって、LMSの機能の開発も必要になってきます。

このような状況に、既存のイントラネット型のLMSが対応しきれなくなってきました。一般に販売されているLMSは、カスタマイズや機能追加が高額になったり、そもそもできなかったりするためです。また、SCORMの機能が、本格的で多機能なコースウエア開発にはプアであることもユーザーから指摘されています。

これから各企業のeラーニングの戦略的な活用が本格化しはじめ、また、個人向けのeラーニングが普及していくことも考えますと、今後は、ますますLMSの強力な機能と簡単に機能を追加開発できることが重要になってくるでしょう。

ネットラーニングがもつ競争力は多様ですが、最大でもっとも多機能をめざすLMSも競争力の大きな基盤となっています。これからは、その力が、ますます鮮明になってくるでしょう。