住んでいる北部ニュージャージーはすでに紅葉も進んでいるけれど、３０分でも南下するとまだあんまり色づいていないニュージャージー。
運転も気持ち良い、秋のパリセーズパークウェイ。
秋晴れが数日間続き、そろそろ雨が降らないと困るな～と思っていたら、今朝はケンが学校に行った途端物凄い強風と雨。
トビ男の散歩も間一髪で終わらせ、慌てて帰宅。
強風でほとんど落葉したらガッカリなので、雨が本格的になる前にパティオに出て写真を撮ってみた。
裏庭のモミジもやっと赤く色づき出したし、強風と雨で全部落葉したら悲しいな～と心配したけれど、踏ん張ってくれた♪
雷は鳴らなかったけれど、ゴーゴー恐ろしい音をたてて荒れ狂う強風と雨に、大慌てで地下部屋に逃げ込んだトビ男君。
発作にならないといいな～と祈っていたけれど、 ゴーゴーと言う音が治まったので呼ぶと、イソイソと階段を上がって来た。
良かった、今回も発作回避。
あれ程天候に左右されていた神経的発作だけれど、今年になってからこれはなんとか乗り越えている様子。
雨の止んだ裏庭に出て散策。
ムム、この不穏な動きは。。。。
裏庭でのシッコは禁止で横庭のみと知っているくせに、そしてちゃんと出来る癖に、こっそりシッコしてやろうと狙っているんだよ、このお方。
わざと声をかけずにパティオから見張っていて、現行犯場所を抑えて”こらっ！” と言うと、ビューんと耳をつん立てて逃げた。
おまえぇぇぇぇぇぇ～！
ま、元気で居てくれるから大目にみるか。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
最近次男坊ケンの学校内外行事が立て込んでいて、スケジュール調整がものすごく難しい。
ただでさえテニスのレッスンが週５日プラス週末の試合があるというのに、今はマーチンバンドの季節で毎週バンドの演奏試合やらフットボール試合での演奏やらでダブルブッキング状態。
テニスコーチとバンドの先生両方に「こっちを優先せいっつ！」と怒られながらも、母が運転手となりどちらにもぎりぎりセーフで参加！としてきたけれど、段々限界が。
そのうえ何を考えているのか、先生におだてて勧められ罠にはまったのか、化学クラブと物理クラブという、まるでビン底眼鏡の秀才君達の天国のようなクラブに入ってしまった。
仲の良い女の子達もたくさん居るという。 化学＆物理クラブに女の子？
面白くてしょうがないという。 学校対抗試合のメンバーにも選ばれたとかほざく。
イヤイヤイヤ。。。。。
おまえさんはすでにDebate Club のレギュラーで、対外試合にも行っている多忙な身、これ以上の掛け持ちは無理だよ！
Debate、ディベート、すなわち討論クラブ。
あるテーマについて、ステージに立って相手チームと討論して、声の通り具合、身振り手振りの堂々とした見た目、話し方の旨い下手で得点を競う学校対抗競技。
要はしゃべくりまくって相手が反論できないくらい打ち負かして勝ち誇るという、”オレの意見が一番！” 的、個人主義且つナルシスト要素を持つ討論競技。
日本的”右に習え的学校教育”を受けた私からは想像も出来ない程破廉恥（えっ？）なクラブではありませんかっ！
もちろん家族全員極度の緊張しぃですからして、そういう事は大の苦手。
ケン以外は。。。
恥ずかしいとかいう気持ちが欠落しているあの坊や、競技に行っても調子に乗ってしゃべりまくり、高得点をマークするのが面白いらしく、やめられないという。
ぐぅの根が出なくなった相手を見るのが、面白くてクセになるという。
お前は弁護士にでもなりたいのか！ リーガルハイかっ！ こみかど研介かいっ！
試合前数日間は、先輩を含むチームのメンバーが我が家にやって来て、夜中まで討論の練習してるんですけど。
何かがおかしいと思いながらも、夜食を準備するワタシだよ。
これ以上の時間のやりくりは難しいでがんす。
そして今週、土曜日にテニスのセクショナルの試合があるにも関わらず、金曜日練習に行かずにフットボール試合の方に絶対参加してくれというバンドの先生。
おらが町の高校フットボール、今年も強くて負けなし。
シーズンが終わらないぃ。。。
明日はSATテストがあるので、シニア（４年）とジュニア（３年）の学生は参加出来ないという。
ソフォモア（２年）のケンは絶対に出ないと、成績を０にする！などという脅し。
結局試合前の大事な金曜テニスのグループレッスンを休んで（コーチ超不機嫌）、 ４－５時の１時間プライベートレッスンだけ受けて、それから高校に直行してユニフォームに着替え、バンドのバスはすでに出発しているので、母親運転手の私が１時間運転して対戦相手高へ。
スタジアムへの入口を探して走り回るケンと自分。
こんな事は予想もせず、長めのジーンズに合わせてハイヒール靴履いているんですけど！
ヒールで走って疲れたし、せっかく来たのでお金を払ってスタジアムに入り、ちょっとだけ試合観戦することに。
ルールがさっぱりわからん。
おまけに相手チームとおらが町高校チームの親達が激しく罵り合いだし、 なんなのだここは、酔っ払いの溜まった酒場か。
よ～く見渡すと、日本人どころか、アジア人が自分だけだよ！
人種のるつぼと言われるここアメリカでも、滅多に見られない光景にただただ唖然。
アメリカに居て今や言葉には不自由しない身の上だけれど、久しぶりになんか居心地悪いな～的気持ちになった。
独りだし。 金曜の夜に独り寂しくフットボールを観に来るアジア人ってどーよ。
後ろの席にシェパードを連れた男性が居たけれど、こんなことなら私も、しばれる国シベリアからいらっした（違うような気がする）トビーさんを連れてくれば良かったか。。。
とりあえずハーフタイムのバンド演奏を写真に収めてから帰った。
暗すぎて、ほとんどの写真ボツ。
今年のバンドはあちこちの競技大会で勝ったり新しい大会に招待されているだけあって、確かに上手い。
相手校はかなり危険な区域にある高校で、駐車場からスタジアムに歩くまでの長い距離も物騒で、正直歩くのに緊張した。
帰宅しておっちゃまに話すと、あんな危ない区域を夜歩くなんて！と怒られたけど、そうだったのか。
でも生徒たちは一生懸命だった。
マーチングバンドは去年初めて誕生結成されたそうで、まだユニフォーム資金を調達出来ていないのか、少人数で青いジャージーでパフォーマンスしていた。
へったくそな演奏だった。
お世辞にもうまいとは言えなかった。
でも。。。子供達はろくに練習出来る環境ではないのかもしれないけれど、一生懸命だった。
敵チームだけれど、皆で拍手喝采して応援。
アメリカの学校ではヴァイオリンもサクソフォンもフルートも、どんな楽器でも、安いレートでレンタル出来て学校の授業で習う事が出来る。
誰にでも色々なものを習う機会を与えるという、アメリカのこういったところは感心する。
続いてのチアリーダーの女の子達によるパフォーマンスも、対戦相手のそれはかなりお粗末なものだったけれど、途中からおらが町チアリーダーがールズ達が掛け声の応援をして一緒に盛り上げていた。
ああ、青春。
ケンの話によると、バンドの先生は相手校の先生に演奏上達の手伝いとユニフォームを買うための資金集め作戦のアイデア策援助を申し入れていたそう。
良いとこあるじゃないの、ミスターV！
数年後には立派なマーチングバンドに成長しているね、きっと。
とにかく私はルール分からないので、途中で帰っておっちゃまに頼まれていた焼酎を買いにミツワに行き、 韓国食料品を買いにHマートへ。
最後は忘れずに酒屋に寄って、自分用のヘビーなワインを買って帰宅。ムフフ。
夜遅く試合から帰って来たケン。 今回も大量得点で勝利。
どうすんべ～！ プレーオフ突入！
来週のダブルどころかトリプルブッキング状態はどうやって解消するんだ～！！！
とにかく明日はおにぎり持って、テニスの試合。
おやすみなさ～い。
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秋晴れが数日間続き、そろそろ雨が降らないと困るな～と思っていたら、今朝はケンが学校に行った途端物凄い強風と雨。
トビ男の散歩も間一髪で終わらせ、慌てて帰宅。
強風でほとんど落葉したらガッカリなので、雨が本格的になる前にパティオに出て写真を撮ってみた。
裏庭のモミジもやっと赤く色づき出したし、強風と雨で全部落葉したら悲しいな～と心配したけれど、踏ん張ってくれた♪
雷は鳴らなかったけれど、ゴーゴー恐ろしい音をたてて荒れ狂う強風と雨に、大慌てで地下部屋に逃げ込んだトビ男君。
発作にならないといいな～と祈っていたけれど、 ゴーゴーと言う音が治まったので呼ぶと、イソイソと階段を上がって来た。
良かった、今回も発作回避。
あれ程天候に左右されていた神経的発作だけれど、今年になってからこれはなんとか乗り越えている様子。
雨の止んだ裏庭に出て散策。
ムム、この不穏な動きは。。。。
裏庭でのシッコは禁止で横庭のみと知っているくせに、そしてちゃんと出来る癖に、こっそりシッコしてやろうと狙っているんだよ、このお方。
わざと声をかけずにパティオから見張っていて、現行犯場所を抑えて”こらっ！” と言うと、ビューんと耳をつん立てて逃げた。
おまえぇぇぇぇぇぇ～！
ま、元気で居てくれるから大目にみるか。
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最近次男坊ケンの学校内外行事が立て込んでいて、スケジュール調整がものすごく難しい。
ただでさえテニスのレッスンが週５日プラス週末の試合があるというのに、今はマーチンバンドの季節で毎週バンドの演奏試合やらフットボール試合での演奏やらでダブルブッキング状態。
テニスコーチとバンドの先生両方に「こっちを優先せいっつ！」と怒られながらも、母が運転手となりどちらにもぎりぎりセーフで参加！としてきたけれど、段々限界が。
そのうえ何を考えているのか、先生におだてて勧められ罠にはまったのか、化学クラブと物理クラブという、まるでビン底眼鏡の秀才君達の天国のようなクラブに入ってしまった。
仲の良い女の子達もたくさん居るという。 化学＆物理クラブに女の子？
面白くてしょうがないという。 学校対抗試合のメンバーにも選ばれたとかほざく。
イヤイヤイヤ。。。。。
おまえさんはすでにDebate Club のレギュラーで、対外試合にも行っている多忙な身、これ以上の掛け持ちは無理だよ！
Debate、ディベート、すなわち討論クラブ。
あるテーマについて、ステージに立って相手チームと討論して、声の通り具合、身振り手振りの堂々とした見た目、話し方の旨い下手で得点を競う学校対抗競技。
要はしゃべくりまくって相手が反論できないくらい打ち負かして勝ち誇るという、”オレの意見が一番！” 的、個人主義且つナルシスト要素を持つ討論競技。
日本的”右に習え的学校教育”を受けた私からは想像も出来ない程破廉恥（えっ？）なクラブではありませんかっ！
もちろん家族全員極度の緊張しぃですからして、そういう事は大の苦手。
ケン以外は。。。
恥ずかしいとかいう気持ちが欠落しているあの坊や、競技に行っても調子に乗ってしゃべりまくり、高得点をマークするのが面白いらしく、やめられないという。
ぐぅの根が出なくなった相手を見るのが、面白くてクセになるという。
お前は弁護士にでもなりたいのか！ リーガルハイかっ！ こみかど研介かいっ！
試合前数日間は、先輩を含むチームのメンバーが我が家にやって来て、夜中まで討論の練習してるんですけど。
何かがおかしいと思いながらも、夜食を準備するワタシだよ。
これ以上の時間のやりくりは難しいでがんす。
そして今週、土曜日にテニスのセクショナルの試合があるにも関わらず、金曜日練習に行かずにフットボール試合の方に絶対参加してくれというバンドの先生。
おらが町の高校フットボール、今年も強くて負けなし。
シーズンが終わらないぃ。。。
明日はSATテストがあるので、シニア（４年）とジュニア（３年）の学生は参加出来ないという。
ソフォモア（２年）のケンは絶対に出ないと、成績を０にする！などという脅し。
結局試合前の大事な金曜テニスのグループレッスンを休んで（コーチ超不機嫌）、 ４－５時の１時間プライベートレッスンだけ受けて、それから高校に直行してユニフォームに着替え、バンドのバスはすでに出発しているので、母親運転手の私が１時間運転して対戦相手高へ。
スタジアムへの入口を探して走り回るケンと自分。
こんな事は予想もせず、長めのジーンズに合わせてハイヒール靴履いているんですけど！
ヒールで走って疲れたし、せっかく来たのでお金を払ってスタジアムに入り、ちょっとだけ試合観戦することに。
ルールがさっぱりわからん。
おまけに相手チームとおらが町高校チームの親達が激しく罵り合いだし、 なんなのだここは、酔っ払いの溜まった酒場か。
よ～く見渡すと、日本人どころか、アジア人が自分だけだよ！
人種のるつぼと言われるここアメリカでも、滅多に見られない光景にただただ唖然。
アメリカに居て今や言葉には不自由しない身の上だけれど、久しぶりになんか居心地悪いな～的気持ちになった。
独りだし。 金曜の夜に独り寂しくフットボールを観に来るアジア人ってどーよ。
後ろの席にシェパードを連れた男性が居たけれど、こんなことなら私も、しばれる国シベリアからいらっした（違うような気がする）トビーさんを連れてくれば良かったか。。。
とりあえずハーフタイムのバンド演奏を写真に収めてから帰った。
暗すぎて、ほとんどの写真ボツ。
今年のバンドはあちこちの競技大会で勝ったり新しい大会に招待されているだけあって、確かに上手い。
相手校はかなり危険な区域にある高校で、駐車場からスタジアムに歩くまでの長い距離も物騒で、正直歩くのに緊張した。
帰宅しておっちゃまに話すと、あんな危ない区域を夜歩くなんて！と怒られたけど、そうだったのか。
でも生徒たちは一生懸命だった。
マーチングバンドは去年初めて誕生結成されたそうで、まだユニフォーム資金を調達出来ていないのか、少人数で青いジャージーでパフォーマンスしていた。
へったくそな演奏だった。
お世辞にもうまいとは言えなかった。
でも。。。子供達はろくに練習出来る環境ではないのかもしれないけれど、一生懸命だった。
敵チームだけれど、皆で拍手喝采して応援。
アメリカの学校ではヴァイオリンもサクソフォンもフルートも、どんな楽器でも、安いレートでレンタル出来て学校の授業で習う事が出来る。
誰にでも色々なものを習う機会を与えるという、アメリカのこういったところは感心する。
続いてのチアリーダーの女の子達によるパフォーマンスも、対戦相手のそれはかなりお粗末なものだったけれど、途中からおらが町チアリーダーがールズ達が掛け声の応援をして一緒に盛り上げていた。
ああ、青春。
ケンの話によると、バンドの先生は相手校の先生に演奏上達の手伝いとユニフォームを買うための資金集め作戦のアイデア策援助を申し入れていたそう。
良いとこあるじゃないの、ミスターV！
数年後には立派なマーチングバンドに成長しているね、きっと。
とにかく私はルール分からないので、途中で帰っておっちゃまに頼まれていた焼酎を買いにミツワに行き、 韓国食料品を買いにHマートへ。
最後は忘れずに酒屋に寄って、自分用のヘビーなワインを買って帰宅。ムフフ。
夜遅く試合から帰って来たケン。 今回も大量得点で勝利。
どうすんべ～！ プレーオフ突入！
来週のダブルどころかトリプルブッキング状態はどうやって解消するんだ～！！！
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