なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

ドリ、高校卒業!

2010-06-19 14:01:42 | 家族



6月17日、今年度のCresskill Public Schoolsの全勉強過程が終了。
これから子供達は長~い夏休みに突入。 私、げんなり。

半日授業で今年度学校は終了し、夜6時から高等部シニアの卒業式。

我が家の長男ドリ君、とうとう高校卒業の日がやってきたよ。




2週間前のプロムパーティーのスーツ姿とはガラリと変わり、卒業式の正装ガウン&四角帽姿のシニア達が会場のジムに勢揃い。



Cresskill High Schoolの伝統的スクールカラーはブラック&イエロー。
男の子が黒、女の子が黄色のガウン姿。

私達がフォートリーからこの町に引っ越してきたのはドリが6年生の時。
6年生から12年生まで、友達に恵まれ本当に充実した学校生活が送れた幸せ者のドリ君。


卒業式の最後になり学校長の「はい、皆さん用意は良いですか? これからがコダックモーメントですよ!」のお言葉。

卒業式には絶対に外せない、皆で空に向かって帽子を投げるシーン。

アメリカでは絶好のシャッターチャンスの事をコダックモーメント(Kodak Moment)と言う。富士フィルムではなく、あくまでコダックフィルムがメジャーだった事を示す名残り。

で、その大切なシーン、おっちゃまから「はよ準備せい! 急がんかいっ!何をモタモタしとるんじゃ、ボケ!」などと急かされ、余計に焦ったあまり間抜けにも異常にブレた写真1枚しか撮れなかった! 

いらん事言うなっ!



何はともあれドリ君、卒業おめでとう!





私25歳、おっちゃま28歳の時に生まれたドリ。
3人でペンシルバニアから誰も頼る人のいないニュージャージーにやってきて、最初の頃はお金もなくって本当に苦労したねぇ。
あれから今年で18年の時が経とうとしている。親は道理で老けるはずだよ。





朝から晩まで託児所にドリを預けて働き、行かないでと泣くドリを見て私も罪の意識で泣いた日々を思い出して、式の間はずっと感無量。
その後中学生になっても高校生になっても、私が仕事をしようかなぁと言う度に反対し続けたドリ。
「マミーは学校から帰った時に家に居て、おやつを作るのが仕事!」なんて冗談交じりに言うけど、小さい頃の寂しい思いの反動なんだよね。

こんな幼稚な母に育てられたのに、立派で優しい子に成長してくれたもんです。






なんと、のりちゃんとマークが花束を持って駆けつけれくれた! 
有難う、感激!







式終了後、子供達はスクールバス3台に分乗して、ハドソン川の船着場へ。




学校主催の最後の大イベント、貸切の豪華クルーザーで一晩中マンハッタン島周辺を遊回し、自由の女神近くに停留してビュッフェ料理を堪能し、カジノやダンスでパーチーという、ド派手行事。

学校の説明では「午前3時くらいに戻る予定です。」との事だったのに、結局5時に戻ってきたよ!





卒業本当におめでとう。
9月からドリはマサチューセツ州の大学に行くので、巣立ちまであと少し。
同じ東海岸地区とはいえ、広いアメリカの事、少し前に合格者のオリエンテーションに参加すべく運転して行ったら5時間かかった。
ボストンって遠いのね。。。。。

夏休みが終わったら行ってしまうけど、それまであと少し、この涙脆い母と一緒にいておくんなさいな。