なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

2007年は暖冬で始まる

2007-01-04 13:25:10 | 家族
新年が明けましたね。 そしてもう1月3日。早いなぁ。
今年も宜しくお願いします。 トビ男も。


それにしても全然寒くならないなぁ。 雪も降らないし。

ここアメリカは1月2日から学校も仕事関係も始まったので、お正月気分全く味わえず。
それに年末のフォード元大統領の死以来、1日から葬儀関係のニュースばかり。
おめでたい雰囲気はあまりなし。

我が家も一応喪中。
大晦日に衛星版「紅白歌合戦」を観て、思いがけず、涙を流してしまった。
オペラ歌手の秋山雅史さん(今まで知らなかったけど)が“千の風になって”という詩を曲をつけて歌っていて、家族でびっくり。
ドリも、「あっ! この詩、歌になってるよ!」と言ったきり、歌に聞き入っていた。

2006年、夏の終わりに本当に突然に逝ってしまった主人の兄。
涙にくれる主人と弟に渡したのが、“千の風になって”の原詩、“Do not stand at my grave and  weep" だった。

世界貿易センターが破壊された時も、追悼式で読まれたこの詩。
とても美しいメロディーがつけられて、おもいもかけず私達の前に再登場。

次の日の朝、主人は義兄の好きだったコーヒーとお餅を持ってお墓に新年の挨拶に出かけた。
ドリは今もずっとあの詩を口ずさんでいる。

一つの所で普通に暮らす事が出来ず、世間の型にきちんとはまれず、いつも住所不特定だった彼にぴったりの詩

私のお墓の前で泣かないでください
そこに私はいません
死んでなんかいません
千の風になって
千の風になって
あの大きな空を吹き渡っています


今年は良い事がたくさんありますように。
皆がたくさん笑えますように。

それから、トビ男の病気が良くなりますように。