なみ太郎日記 in ニュージャージー

なみ太郎と家族とハスキー犬&猫達のニュージャージー生活日記

Invisible Fence(目に見えないフェンス)

2006-05-09 03:30:02 | Weblog
週末の2日間で裏庭の左側フェンスを全部取り外した。
フェンスの代わりにInvisible Fence を設置する為。

トビーが左隣に住む家の愛犬サム君と遊びたい余り、しょっちゅうフェンスを噛んだり体当たりしたり、下から穴を掘ったりして脱出し、フェンスとその周辺はボロボロになり本当に困っていた。第一よその犬がいつも自分の庭に侵入するなんて隣に迷惑だし。

困っていたところ、知人から効果抜群の Invisible Fenceの事を教えてもらい早速購入。 なんでも犬が行ってはいけない所に赤い極細のワイヤーを張り巡らし、首輪に2センチほどの機械(特殊なチップ内臓)を付けると、犬がそちらに近づくたびに警告音が鳴り、それでも近づこうとすると電気ショックが流れるという。 何回か経験すると犬は学習し、それ以降絶対に近づかないらしい。 そんな可愛そうな事、なんて躊躇する私を無視して旦那が買ってきて設置すると息巻き早速作業開始。

隣のご主人パットさんと子供達もやってきて、手伝ってくれると言う。電動のこぎりを持ち出しガンガン作業がはかどる。助かる、有難う!
土曜日になんとか木のフェンスを全部外し、2日目にワイヤー設置作業にとりかかる。ワイヤーの配線などで戸惑う旦那を尻目に、パットさんがテキパキと作業をこなしてくれ、旦那はもはや助手状態でサポートのみ。 トビ男は邪魔ばかりするのでバルコニーに上げられ謹慎処分になり、「出してくれ~!」と泣きまくるが無視。

夕方作業完了。トビ男を連れて行き、「ここは駄目だからね。お仕置きされるよ。」と言うものの、もちろん無視して突進すると、「キャン!」と小声で泣き飛びのく。しばらく考えてからもう一度近づくけど再度「キャン!」。
今度は10メートル程奥に移動しトライするもののまたしても「キャン!」。それ以降は全く近づかず、庭の真ん中や反対側で遊び続けるトビ男。観ていた私達も皆びっくり。「すごい効き目だねぇ。」と感心してしまった。

今朝も散歩の後外に出すと一目散に左のフェンスの方へ行ったけど、近くまで行き立ち止まるとくるりと回れ右をしてよそで遊び始めた。すごい! もう学習したのか!えらいぞ! これでもう1日中でも外で遊んで良いからね!

パットさん一家には手伝ってくれたお礼に家族の大好きなチョコチップクッキーを焼いて渡しました。中がソフトなこのクッキーは子供達の友達も皆大好きでしょっちゅう「あれ食べたい。焼いて。」とリクエストが来る程の人気ぶりでレシピもよく聞かれ色々な人にあげたかな。お隣の子供達もとても気に入ってくれたようで「本当においしかった。」とお礼を言われてホッと一安心。 よかった♪