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「ローガン・ラッキー」

2017年11月28日 | サスペンス映画

将来有望だったフットボールの道を怪我で諦めざるを得なくなった兄、
戦争で片腕を失った弟、不運なローガン兄弟が、
華やかなモーターレースから現金を強奪する計画をたてるが…というあらすじ。
クライム・コメディです。
兄をチャニング・テイタム、弟をアダム・ドライバーが演じます。
金庫破りの名手役にダニエル・クレイグ。

引退宣言をしていたソダーバーグ監督が4年ぶりに帰ってきました。
お帰りなさい監督。
しかし計画的犯行を描いた作品が多いので本人も計画的な人
(引退後の計画もバッチリで、復帰などはしない)
かと思っていたがそうでもないのか。

さすがに犯行の手順、伏線、種明かしは手慣れたもので、
しかも監督の得意分野だけあって肩に力の入らない、
ゆるーい感じに展開します。

内容ばれ
「ゲーム・オブ・スローンズ」って、
刑務所内で暴動が起こっても不思議じゃないほど大人気なの!?
そしてドラマのプロモーションの影響で原作小説執筆が遅れて
刊行予定がずれてるの…ジョージ・R・R・マーティン…気の毒に…。
もうちょっと労わってあげて…。

登場人物全員なんとなく面白い人たちで、
特に兄弟のダメっぽい親密さはいいなあと思いました。
身内を大事にするあのローカル感。
あとダニエル・クレイグの、犯罪者なんだけど
質問されると丁寧に教えてしまう面倒見の良さとか、
セバスチャン・スタンの愉快な真面目さ。

全体として、うーん上手い…という感じの作品です。



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