監督・脚本リー・ワネル
劇場で見損ねた映画だったので、配信されて嬉しかった。
AIが人間に代わってあらゆる雑事を行う未来社会で、
車に登載された人工知能の異常により貧民街で事故を起こした男が、
全身麻痺になりながらも、知人のIT企業社長の薦めで脊髄にAIを埋め込み、
妻を殺したならず者を追う、SFホラーアクション。
B級SF好きなかたなら大喜びの内容です。
AIと人間の共闘、人工知能のサポートによる身体能力の飛躍的な向上、
人間の手足に仕込まれるギミック。
内容ばれ
妻ちゃん冷蔵庫の女なんですけど、
社会的地位が夫より高そうな描写があると、ちょっと印象ちがいますね。
あと理想の未来世界ではなく、
格差は解決していないところも奥行きあって良い設定。
AIによって最も効率的に操作される人体を
カメラワークで補佐する独特の表現で撮ってあって面白かった。
オチはまあ何となく途中で察せられる。