M・ナイト・シャマラン監督
優秀な成績を出した娘へのお祝いとして彼女が神聖視するシンガーのコンサートへ連れてきた平凡な父親。
しかしそのコンサートには異様な数の警官が配備されていた。巷を騒がせる猟奇殺人鬼「ブッチャー」が観客の中に紛れていると聞いた父親は…というあらすじ。
腕利きFBIプロファイラーが全成人男性をチェックする体制をとっているので、殺人鬼は会場から逃げるために試行錯誤します。
殺人鬼視点かと思えばカリスマシンガー視点ぽくもなり、なんとなく安定してない印象。
カリスマシンガー役をシャマラン監督の娘さん、サレカ・ナイト・シャマランさんが演じます。
今回の監督のカメオは、カメオって言うか大アップで映ったし、もう完全に登場人物でしたな。
ラストまでばれ
うーん、奥さんが主犯オチかと思ったら違った。それで男性被害者が多いのかなと。
殺人鬼がしぶとすぎた。
とくに有効な手ではない残虐ピタゴラ加害が多くて、いきあたりばったりSAWみたいだった。もうちょっと全体のビジョンを具体化してから行動したまえよ。
子供の成長をこの目で見られないことをガチで嘆いていたが、
お前のせいで子供は生涯重いハンデを背負うことを分かっているのか????と聞きたかった。
主観から出られないタイプの人だったな。
レイヴンは、父から加害を受けて(?)それを克服し、強く、優しく、そして美しく、完璧な存在。アメリカ女子たちにとってのプリキュア枠なのかもしれない。
(でも父は故人って、シャマラン監督?)