スピエリッグ兄弟監督。
ウィンチェスター銃を開発したウィンチェスター社の大株主サラは、
夫を亡くし屋敷で姪とその息子、3人で暮らしていた。
霊媒師の助言により、悪霊から逃れるために屋敷の改築を続ける彼女に、
ウィンチェスター社の役員たちはその判断能力に疑いを持ち、
精神鑑定のための医者を送り込む。
初めのうちはサラの正気を疑っていた医師だが、
怪奇現象を目の当たりにして考えを改めるというあらすじ。
実在のウィンチェスターハウスを題材にした映画で、
実際に屋敷で撮影した映像もあるそうです。
(どの部分かは分からない。屋敷の俯瞰はおそらくそうだと思う)
ウィンチェスターハウスはロマンのある場所なので、
ホラーファンの劇場鑑賞はマスト。
普通の映画ファンは別に見なくていいです…。
戸棚かと思ったら扉だったり、フェイクの階段があったり、
上階がスケルトンだったり、色々面白いですね。
突然出現して大きい音がして驚かすパターンが多くて
幽霊ものホラーとして斬新な表現は特になし。
サラ・スヌークは「プリデスティネーション」のほうが綺麗に撮れてた…
って思いましたけど、ヘレン・ミレンはお美しかったです。
内容ばれ
ウィンチェスター銃で死んだ人は無条件で集結するので
大変なことになってるハウス、
霊のために部屋を作り、魂が鎮まれば壊し、
鎮まらなければその部屋に封印する、って面白い解釈です。
実際のところどうだったんだろう。
この映画に出てくる人は皆ホラー映画お約束徹底遵守なので、
あやしい音や姿を認識したら絶対確認しに行くし、
主人公の医師に至っては、変なものを見たのに
さらにアヘンチンキきめて幻覚だかオバケだか分からなくなっちゃうし、
ウワー、だめだこいつ早く何とかしないと…って感じでした。
無差別殺人のひと、素で顔が恐いのはよかったです。