趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

最新のニュースはネットのみにて得るものにあらず

2011-12-11 04:54:14 | 機器について

シャープが、このところ液晶テレビの60V型以上およびスマホの液晶の販売実績では、9期連続黒字を達成しています。日本国内では、すでに7月25日の段階で地デジ化による売り上げが頭打ちになり、且つ競争激化による価格低下によって収益率が下がっているのですが、海外では北米や中国の市場を中心にした大型マーケットの開拓による売り上げが功を奏していることに勝因であるとのことです。日本国内では、住居の家庭環境が厳しいので、大型でも60V以上のサイズとなると、さすがに大邸宅や公の施設、会社以外では販売が難しいのですが、北米では住居環境的にそういった制約が少ないので、今後も販売は堅調に推移していくとの観測がなされています。欧州は、財政危機の問題が解決していないことが影響して、売り上げが芳しくないようです。

また、シャープは電子書籍のガラパゴスストアを、他社のandroid機器でも共通にアクセスできる仕様に変更して販売拡充に取り組む模様です。

これらのニュースは12月9日、10日付けの朝日新聞の最新のニュースですが、インターネットで検索しても、情報関連機器については、よほど新聞を熟読してキーワードを打ち込まない限り、案外なかなか見つからないというのが実情のようです。何となく検索していると、もう、だいぶ古いニュースで8月か9月ごろの報道や、ひどい場合は去年のニュースが平気で検索に引っかかって、たくさん配信されたままの記事が出てきます。投稿するサイト側も、そんな化石化した報道は放置しないで、もし投稿したままにするのならば、ニュースではなくてThe Past Reportとでも銘打って過去の記事だと断って表現を過去形に書き換えておくべきではないかと思います。

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パナソニック欧州でスマホ

2011-12-10 20:47:20 | 機器について
標記についての記事が、2011.12.10付けの朝日新聞の朝刊の10面に掲載されていました。パナソニックは2006年に携帯電話の海外市場から撤退して以来6年ぶりに、2012年の3月に発売を再開すると発表した模様です。以前は、スマホの仕様を満たしたandroidなどの世界共通規格のOSがなかったので、各国仕様にする必要があったためと競争激化による価格低下のため、費用がかさんで利益確保で難しく、国内市場に限定せざるを得なかったそうです。他の国内メーカーでも、一時撤退していたシャープが2008年に中国、今年はフランスと米国に販売を始めました。NECカシオモバイルも米国以外の販売を目論んでおり、ソニーはソニーエリクソンを完全子会社化してスマホの販売を世界中に拡充する方針です。

このように、スマホの世界的な需要が確定的になってきているので、作れば作るほど売れる商品になっているのです。それじゃあ、今まではいったい日本の携帯事情はどうだったのか?というと、ご存知の通り、日本独自仕様=ガラパゴス携帯の発想ばかりで、いわば江戸時代の鎖国政策そのものであったのではないでしょうか。つまり、これはパソコンの場合を例にとると、1995年まではNECのPC-9801だとか東芝のダイナブック、富士通のFMタウンズなどの各社各様の規格が乱立して、外国のパソコンが日本市場に参入できなかったし、また日本の企業が外国にPCを売り込むことも東芝のT-3100以外は殆ど成功していなかった時代であったのと、よく似ています。

現在は、スマホのプラットホームは、ios、android、blackberry、windowモバイル、Symbian OSなどです。このうち、日本国内でメジャーなのは、iosとandroidです。日本の企業が外国で販売するのは、開発の費用対効果を考えると結局、android機種に絞るのが望ましいのではないかと考えます。国内販売でも、ドコモがいつまでもガラケーにこだわっていると、製造ラインが4つ出来ることになります。つまり、1つ目はガラケー、2つ目がガラスマホ、3つ目が世界共通規格のandroidスマホ、windows mobileです。こんな状態では採算が合いませんから、結局また世界市場から撤退することにならないように、各メーカーは整理する時期にきているのではないでしょうか。2013.7時点では、サムソンとソニーの2トップ戦略で整理にかかっています。


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ローマ法王のタブレット

2011-12-09 23:00:26 | 機器について
ローマ法王ベネディクト16世が、7日、ソニーのタブレットSでネットワークを通じて、約200キロほどバチカン市国から離れたイタリア中部のグッビオの丘の巨大な高さ750m、幅450m、面積13万平方mのクリスマスツリーの形のイルミネーションに照明を燈されました。このニュースが本日の朝日新聞の夕刊にて報道されていましたので、84歳の法王様も相当なご高齢なのに、よくコンピュータ機器を使いこなされるんだなあと畏敬の念を私は持ち生ました。また、その機器が日本製のソニーが発売した機種であることは、日本人としてなぜか非常に嬉しい感じがしました。法王様がこの機種を選んだのは偶然かもしれませんが、やはり選択されるにはそれなりの理由があるに違いないと思います。例えば、その優れたブラウジング機能には、独自のプラグインが埋め込まれていて、文字情報などの表示されやすいものから順に優先してどんどん表示されるので、非常にサクサクと動作するとか、AV機器との親和性に優れるとか、プレイステーションの初期のゲームがダウンロードして使えるとか・・・いろいろ今風の話題の尽きない名機だからこそ採用されたのではないかと思うのです。

点燈の時のメッセージが、これまたとても時宜を得て妙です。「
暗闇に明かりがともることを願う。」・・・わが国の東日本大震災の津波被害者への鎮魂と支援、EU諸国の財政危機から端を発した世界同時不況の波からの脱却、国際紛争の解決、貧困と飢餓への援助などのさまざまな課題に対して、法王様は宗教指導者として、タブレットという最新のコンピュータ機器を通じて一明の光を燈してくださったのです。折りしも、現在はスマホやタブレットなどの携帯端末が全盛になりつつあり、この爆発的な流行と活用によって、世界の人々が1つに心と知恵を合わせて、世界のさまざまな難局を乗り越えていこうと・・・やがて迎えるクリスマスに因んで、そういう呼びかけが行われたのではなかったのかと、ふと私は考えました。

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「教室最先端~三種の神器」

2011-12-08 15:01:42 | インポート

「教室最先端~三種の神器」と銘打って、電子黒板・タブレット・IT教科書が教育現場に導入されていることについての記事が、本日の朝日新聞の第1面と第2面に掲載されていました。この記事を読んで思ったことは、従来のように電子黒板一辺倒ではなくて、また従来のwindowsパソコンの重要視ではなくて、どうやらスマホやタブレットの使用を前提においた情報教育の流れを朝日新聞がいち早く見抜いて、おそらくスポンサーの業界の要請を受けてキャンペーンを張っているのだな・・・と深読みをしてしまいました。

 

というのは、第2面に理系8学会のデジタル教科書チェックリストなる別表が掲載されていて、これは「べからず集」なのですが、驚いたことに⑦番目に「授業をプレゼンテーション化しない。」や⑤「穴埋め形式の選択肢形式の問題による演習の比率を増やさない。」というとんでもない提言がなされているのです。これは何を意味するかというと、⑦は電子黒板の活用でパワーポイントはもう主流派ではないですよということです。電子黒板利用を促進すると大型液晶の売り上げが進み経済効果があるという時代はもう液晶の値下がりで意味をなさなくなっており、従来のPCとパワーポイントのマウス中心の操作方法も陳腐化しています。これは、現在のタッチパネルのスマホやタブレットの操作方式とは根本的に相容れないので、プレゼンするという発想そのものをイメチェンしてくださいという意味でしょう。⑤はDSの脳年齢のクイズなどに見られる五択問題の排除です。これは、従来の古いPCでも十分自作できるので、思考力を減退させるものとして過去のソフトとして葬り排除して、タブレット端末の購入とそれに特化したソフトの購入を促す目的がありそうです。

 

以上の考えは私の独断と偏見ですが、限られた財政の中で如何に効率的に情報機器を活用するのか?という問いに、従来のPCの延長線上にあるものの考え方を一度払拭し、一からの出直し論議が展開されるべきであるという考え方の根底に、タブレット端末導入は一つの答えかも知れません。

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パブリックドメインについて

2011-12-07 20:50:42 | 機器について
最近、音楽CDや映画のDVDの売れ行きがどちらかというと芳しくないようです。それで、いろいろな無料ブログのスポンサーにも大きな宣伝をしている会社があります。このような状況は、アメリカの某レコード販売業者が潰れたことからも分かります。何でも、無料のyoutubeやニコニコ動画 で映像や音楽が適法、違法に関わらず毎日アップロードされていますので、消費者心理としては何も金を出してまで買おうとは思わなくなっているので、経営が立ち行かなくなっていくのでは・・・と心配に思 います。

だから、こういった何でもコピペする風潮は著作権法上好ましくありませんのでgoogleは投稿者に警告文を送りつけていますが、いたちごっこのようです。一方、合法的なコピペについては、元来、 70年立てばパブリックドメインになるはずですので、1940年以前の音楽や映像は自由にコピーや再編集やアップロードをしてもいいはずです。それで、 私はそういう判断でyoutubeに投稿しようか?と思っていましたが、それでも隣接権やらなんやらで警告されるかしれませんので、もっと古くて80年以 上前のクラシックのパブリックドメインの演奏をBGMにしてアップロードしたことがあります。しかしこれは、もう音質も何もあったものではなく、音程や ピッチもおかしくて雑音の中から貧弱な音楽らしき音が聞こえてくるので、鑑賞に堪え得るとはとても言い難いものでした。幸い、これについては何も警告文が送られてきていませんのでセーフのようです。(笑)
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