このように、スマホの世界的な需要が確定的になってきているので、作れば作るほど売れる商品になっているのです。それじゃあ、今まではいったい日本の携帯事情はどうだったのか?というと、ご存知の通り、日本独自仕様=ガラパゴス携帯の発想ばかりで、いわば江戸時代の鎖国政策そのものであったのではないでしょうか。つまり、これはパソコンの場合を例にとると、1995年まではNECのPC-9801だとか東芝のダイナブック、富士通のFMタウンズなどの各社各様の規格が乱立して、外国のパソコンが日本市場に参入できなかったし、また日本の企業が外国にPCを売り込むことも東芝のT-3100以外は殆ど成功していなかった時代であったのと、よく似ています。
現在は、スマホのプラットホームは、ios、android、blackberry、windowモバイル、Symbian OSなどです。このうち、日本国内でメジャーなのは、iosとandroidです。日本の企業が外国で販売するのは、開発の費用対効果を考えると結局、android機種に絞るのが望ましいのではないかと考えます。国内販売でも、ドコモがいつまでもガラケーにこだわっていると、製造ラインが4つ出来ることになります。つまり、1つ目はガラケー、2つ目がガラスマホ、3つ目が世界共通規格のandroidスマホ、windows mobileです。こんな状態では採算が合いませんから、結局また世界市場から撤退することにならないように、各メーカーは整理する時期にきているのではないでしょうか。2013.7時点では、サムソンとソニーの2トップ戦略で整理にかかっています。
点燈の時のメッセージが、これまたとても時宜を得て妙です。「暗闇に明かりがともることを願う。」・・・わが国の東日本大震災の津波被害者への鎮魂と支援、EU諸国の財政危機から端を発した世界同時不況の波からの脱却、国際紛争の解決、貧困と飢餓への援助などのさまざまな課題に対して、法王様は宗教指導者として、タブレットという最新のコンピュータ機器を通じて一明の光を燈してくださったのです。折りしも、現在はスマホやタブレットなどの携帯端末が全盛になりつつあり、この爆発的な流行と活用によって、世界の人々が1つに心と知恵を合わせて、世界のさまざまな難局を乗り越えていこうと・・・やがて迎えるクリスマスに因んで、そういう呼びかけが行われたのではなかったのかと、ふと私は考えました。
「教室最先端~三種の神器」と銘打って、電子黒板・タブレット・IT教科書が教育現場に導入されていることについての記事が、本日の朝日新聞の第1面と第2面に掲載されていました。この記事を読んで思ったことは、従来のように電子黒板一辺倒ではなくて、また従来のwindowsパソコンの重要視ではなくて、どうやらスマホやタブレットの使用を前提においた情報教育の流れを朝日新聞がいち早く見抜いて、おそらくスポンサーの業界の要請を受けてキャンペーンを張っているのだな・・・と深読みをしてしまいました。
というのは、第2面に理系8学会のデジタル教科書チェックリストなる別表が掲載されていて、これは「べからず集」なのですが、驚いたことに⑦番目に「授業をプレゼンテーション化しない。」や⑤「穴埋め形式の選択肢形式の問題による演習の比率を増やさない。」というとんでもない提言がなされているのです。これは何を意味するかというと、⑦は電子黒板の活用でパワーポイントはもう主流派ではないですよということです。電子黒板利用を促進すると大型液晶の売り上げが進み経済効果があるという時代はもう液晶の値下がりで意味をなさなくなっており、従来のPCとパワーポイントのマウス中心の操作方法も陳腐化しています。これは、現在のタッチパネルのスマホやタブレットの操作方式とは根本的に相容れないので、プレゼンするという発想そのものをイメチェンしてくださいという意味でしょう。⑤はDSの脳年齢のクイズなどに見られる五択問題の排除です。これは、従来の古いPCでも十分自作できるので、思考力を減退させるものとして過去のソフトとして葬り排除して、タブレット端末の購入とそれに特化したソフトの購入を促す目的がありそうです。
以上の考えは私の独断と偏見ですが、限られた財政の中で如何に効率的に情報機器を活用するのか?という問いに、従来のPCの延長線上にあるものの考え方を一度払拭し、一からの出直し論議が展開されるべきであるという考え方の根底に、タブレット端末導入は一つの答えかも知れません。
だから、こういった何でもコピペする風潮は著作権法上好ましくありませんのでgoogleは投稿者に警告文を送りつけていますが、いたちごっこのようです。一方、合法的なコピペについては、元来、 70年立てばパブリックドメインになるはずですので、1940年以前の音楽や映像は自由にコピーや再編集やアップロードをしてもいいはずです。それで、 私はそういう判断でyoutubeに投稿しようか?と思っていましたが、それでも隣接権やらなんやらで警告されるかしれませんので、もっと古くて80年以 上前のクラシックのパブリックドメインの演奏をBGMにしてアップロードしたことがあります。しかしこれは、もう音質も何もあったものではなく、音程や ピッチもおかしくて雑音の中から貧弱な音楽らしき音が聞こえてくるので、鑑賞に堪え得るとはとても言い難いものでした。幸い、これについては何も警告文が送られてきていませんのでセーフのようです。(笑)