趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

フリーソフトを使えないお役所仕事

2023-11-19 07:50:29 | 組織

役所ではセキュリティのためFREEソフトは禁じられている

 昨日、自分の所属する市役所管轄の某ボランティア団体の役員会に出席しての帰りに、担当者が自分の提出した市のホームページに掲載する某ボランティ団体の紹介記事のPDF文書について、担当者から、「2ページ分のPDFを1ページ分ずつ2分割してメールで分割して送ってほしい」と依頼されました。そこで、「どうしてそんな簡単な処理が役所では出来ないんですか?」と質問すると、どうやらPDF関係の有料版のソフトが役所に無いが、役所ではFREEのソフトはセキュリティを守るために一切使ってはならない規則があるので・・・ということでした。

自分はすべてFREEソフトで文書処理 

 自分は無償ボランティアの立場で広報担当ですが、カメラやインクは公費負担ですが、PC本体は勿論自前で用意しており、ソフトウェアも全てFREEの互換ソフトを使っています。具体には、ワープロや表計算はLIBRE OFFICE、PDF関係はPDF-Xchange PDF ViewerというFREEのソフトを使っています。これで十分というわけじゃないですが、広報誌のA3判横書き5段組の両面印刷のゲラ刷り程度までは、何とか文書作成ができています。これを、印刷業者に公費負担で依頼して、地域の住民に配布しています。

自分がPCは自前で用意しソフトはすべてFREE版で事務処理している経過説明

 なぜこういった本来は面倒でお金のかかるPC業務を自分が無償でしているのか?と経過を言えば、自分が担当する3年前までは、広報部長がすべて手書きの原稿を印刷業者に渡して、ゲラ刷りも本印刷もすべて依頼していましたから、役所にしてみれば、PCもソフトウェアも不必要と判断して、これらの経費は負担されておらない訳です。ところが、ここ2~3年は、コロナ禍で広報委員会も満足に招集できなかったことから、私が版下を自前のPCでMS互換ソフトで作成して、LINEでネット会議をして校正作業をせざるを得なかったのです。

人に依頼した以上は依頼した担当者の責任で処理すべし

 役所がソフトを購入するお金が無いのであるならば、そういえばいいのです。セキュリティが云々というのであるならば、だれがそれを無料版でやってもPDFにウィルスやトロイの木馬を仕掛けられる危険性が皆無とは言えないわけですから、受け取った担当者の責任でウィルス検査をすれば良いし、検査が不合格ならば、役所で元のPDFファイルを適当に処理したらいいだけの話です。質問したからといって、単に役所の方針を喋るだけで、じゃあ担当者としては、今後どう対処するのかを全く云わないのでは、お答えになっていません。

かくなる上は有償ソフトで・・・となるのか?

 こういった担当者のボランティアに対する不愉快な対応は、自分にとってはモチベーションに関わるので、もし有償版を購入するとしたら、いくらかかるのか調べてみました。毎月4200円程度の出費です。年間で、5万円ぐらいです。ボランティア活動で、住民のために奉仕して5万円払うのであるならば、広報担当をボランティアでやる気は全然無いです。

結 論 ・・・今後とも、すべてFREEソフトで広報紙の制作をします。また、PCもNECの13年前の2010年に発売のVN770/CでCPU=corei5の460m、HDD=1GB、メモリ4GBで、HDDもディスプレーも故障で損傷がひどく、windows7のシステムが破損したり、色バランスが崩れて使い物にならず、知人が廃棄したものを譲り受けたものです。なので、Windmows7を初期化してWindows10に自力で無償アップグレードしました。現在、何とか稼働していますが、いつ壊れるかわかりません。自分としては、ボランティア活動は、もともと無償奉仕なので、必要経費であっても補助されなくても、こういったジャンク品であっても、厭わずに住民のために仕事をするのが当然であると認識しています。

 全部、税金で賄われているお役所仕事とは、根本的に違います。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MS互換ソフトの使い方・・・... | トップ | 古い年賀状作成ソフトのデー... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

組織」カテゴリの最新記事