最近は、スマホもPCのディスプレーも16:9の比率が多いですが、文書作成には向いていない感じがします。第一、一般に流通している文書はA4かB4で4:3の縦横比率のものが殆どであり、16:9の文書は無いのです。なので、文書処理じゃなくて、動画視聴を目的にするディスプレーは、どんどん高解像度化が進んで、今やフルハイビジョン1920☓1080が当たり前です。一昔前は、動画視聴のために解像度を高くするとCPUやGPUの性能が低いため、カクカクとなってスムーズな再生ができませんでした。自分の自作PCは14年前の機種なので、あえて1280☓960に設定しています。これは、掛け算すると1228800でピクセルです。
これを、以前は横長のディスプレーで1680☓1024の16:10の解像度に設定していましたので合計で1720320ピクセルとなり、現在の解像度の1.4倍のCPU消費です。当然、非力な14年前のCPUでは動画処理がカクついたり、文書処理がもたついたりしていた訳であり、画面が横方向に1.4倍広い以外は何もメリットがないことに気づきました。
具体的なメリット UBUNTU22.04をインストールした自作PC=CPUはAthronXⅡ245e、メモリ6GB、HDD80GBでは、1680☓1024の解像度ではA4横置き横書き5段組文書の処理がもたついて使い物にならなかったが、1280☓960の解像度ではスクロールがスムーズで快適に処理できています。また、動画視聴も720Pで必要十分です。これ以上の解像度では、昔のPCはカクつきますから実用になりません。
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