標題について、たとえば、大手のネット販売のレビューでも、よくあるパターンとして、ユーザーが自分の手に負えなくなると、「相性が良くないのかもしれない。」というようなレビューを書いている場合がありますが、これは、ちょっと当たらないのではないかと思われます。
なぜならば、いわゆるIP電話が着信できない・・・といった通信障害は、ごく普通に起こりうることであって、SmatalkだけでなくてLalaCal、050Plusなどでも着信が出来ないことについての状況と対策がいろいろとネット上に書いてあるからです。つまり、相性が云々というにしては、着信障害というものが、どのスマホ機種にも、どのIP電話アプリにも、かなり多く起こっている感じがするからであります。
これは、最新版で価格が高くてよく売れているスマホ機種だったら、全然関係がない話なのかというと、そうでもなくて、iphoneでも結構起こっている記事を見ますので、まあ、IP電話については、おそらく相性の問題だと断定して、この問題を避けて通る訳には行かないと思います。というのは、別の解決策として着信を確実におこなう目的で機種を買い換えるとか、音声SIMを買い足すとかいったような無駄な経費を積み重ねていくことになるからです。こうなると、何のための格安スマホなのかが分からなくなって、本末転倒になり兼ねないからです。
したがって、むしろ、Smatalkのアプリ自体の設定変更の組み合わせを徹底的に研究し、解決策を見出すように努力を続けた方が格段に得策ではないのかと個人的には感じるのです。
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前置きが長くなりましたが、原因というか結論を言いますと、おそらくどのスマホ機種にも搭載されているであろう省電力設計がマイナスに影響していて、スリープ状態が長く続くと頻繁にOSにアクセスして電池を消耗させるアプリをチェックして、そのアプリのバックグラウンドでの動作を完全に止めてしまうことがあるのではないか?ということです。これの対策を講じればいいのかな?と思います。
仮にこれが着信障害の原因だとすると、スリープモードになってもSmatalkがスリープしないようにして、且つ、バックグラウンドで常駐し続ければ良いように設定しなおせば良いわけです。
そのために、Smatalkの設定で、下記の写真のような操作を実行します。
1.着信方法は、「スリープモードにしない」にチェックを入れる。
電話番号を入力する画面で左下の「バックグラウンド」をタップします。これで、Smataklがメモリに常駐します。
以上で設定が完了です。スマホの画面の上部中央には緑色の受話器のアイコンが常時見えていて、Smatalkのバックグラウンドでの起動をあらわしています。
あとは、気長に何回か着信のテストを行って、もしうまくいくようであれば、この問題は解決済みとなります。大いに期待しています。
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追伸
現在、午後5時ちょうどですが、朝の10時ごろに上記のように設定してから7時間が経過していますが、問題なく着信しています。今までは、こんなに長く時間が経過しているのに着信できたことがなかったので、今回の設定は、おそらく成功ではないかと思います。(笑) しかも、バッテリーの消耗が7時間でわずか20%程度です。なぜならば、G620Sの省電力アプリが優れものだからでしょう。
3段階で、中程度の節電設定にしていて、LineとSmatalkと着信音アプリの3つだけを節電対象から外すというような、痒いところに手が届く設定が出来るので大変便利です。ということは、他のアプリはほぼ切っている状態なので、電池の消耗が案外少ないのです。私のPriori2の場合は、パワー全開か、もしくは強力な省電力かという2段階しかないので、こういった芸当は不可能です。そのかわり、パワー全開で省電力設定が無しの状態で、Smatalkをプッシュ起動する設定にしておくと、ほぼ着信できます。
G620SとPriori2のいずれの機種も、Smatalkが着信できることがほぼ確実になってきましたので大変うれしいです。
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