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windows10は8GB必要か?

2022-12-26 06:07:42 | 機器について

ストレージよりもメモリ容量が重要 

 答えは、Yesということで妥当かと思います。よくある廉価版のノートPCでメモリ4GB、ストレージSSD256GBというスペックの製品がありますが、メモリ8GB、ストレージ128GBという機種と比較して、どちらが有利か?というと自分的には後者です。理由は、メモリは譬えて言えば作業机の広さであり、広いほど一度にたくさんの作業ができるからです。ストレージはいわば道具や材料を入れる棚の広さや大きさです。後者が有利な理由は以下の通りです。

メモリが大きいと一括して高速処理が可能でスワップしない

1.OSやすべてのソフトの起動・終了、WEBブラウザの読み込み・書き込み処理の速度が8GBの場合は明らかに4GBよりも作業机が広いので一括処理できて高速になります。ところが、4GBの場合は何回かに分けて棚から道具や材料を取り出して、順次作業を進めなければなりません。当然、遅くなります。たとえば、写真・図版の多い文書の編集作業では、8GBではストレス無く文書処理が高速に出来ますが、4GBの場合は、多少もたつきます。

2.Winodws11にアップグレードした場合も、10と同様に間違いなく高速で快適に処理できます。

3.動画の編集等のSSDの領域を極端に多く使う重たい処理の時に、メモリ不足でSSDにスワップする回数や領域が増えると、SSDの性質上、一度書き込んだ場所を消去しながら書き込むので、遅延や読み書きエラーが多くなり、ひいてはSSDの寿命が短くなる恐れがあります。が、メモリが8GBあると、メモリの範囲内ですべての処理が完結する場合が多いので、遅延やSSD読み書きエラーが少なくなり、かつSSDの寿命が長くなる傾向になります。

留意すること

ただし、ストレージが比較的大きくないことから留意事項は当然いくつかあります。以下の通りです。

1.データの保存は、一時的であってもできるだけPC内部に溜めないで、外部USBメモリや内部ネットワークドライブやクラウドに優先的に行うと、ストレージ容量をほとんど消費しません。

2.Windows10のまま11にアップグレードしないで使い続けると、ストレージ容量は必要十分に確保されます。11の導入は、現時点のメリットとデメリットよく考えてから行うべきであり、即行う必要性は特にないでしょう。

3.ストレージ容量が狭いからといって用途を絞る必要はなく、メモリが大きい利点を生かして重たい3Dゲームや動画編集、テレビ会議等をどんどん積極的にやればいいのです。メモリはフル活用できるし、スワップはしませんので、SSDは256GBも必要ありません。

以上です。

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