趣味の電脳

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画面解像度とCPU処理能力の関係

2018-07-25 00:20:53 | 機器について

 自分は、VISTA機種を2008年2月にパソコン工房で購入しました。これは、Dual Core1.66Ghzでメモリが1GBでディスプレイは1680☓1050なので、今風の1360☓768のような16:9の横長の画面ではなくて、4:3だから高さもかなりあり広い感じです。A4の縦長の文書を打ち込むだけじゃなくて、業務用でB4やA3、或いはもっと大きなEXCELのワークシートを打ち込むような場合には、解像度の大きいPCほど重宝されます。つまり、画面をいちいちスクロールしなくても、全体像が常に見えることから格段に使い勝手が良かったわけです。

 ただし、まあ、これは、あくまでも実用的な処理速度でPCがいつまでも快適に作動していたら・・・ということが大前提になります。このVISTA機種は、当初から処理速度が遅くて、こんな高解像度ではとても動かないので既に2010年ごろから、800×600ピクセルに解像度を落として使っていました。なので、まったく使い勝手が悪くなって、ついに昨年ごろからは、フリーズすることが多く全く使えなくなったので初期化し、代わって、もっと容量の小さなOS=リナックスのUBUNTU14を入れて1680ピクセルでキビキビと快適に動かしている次第です。

現在の自分の職場でも、同僚が2人、2008年ごろにフルハイビジョンのVISTA機種を購入していたようで、やはりフリーズすることが多いことから使えなくなって廃棄して下取りしてもらったということです。やはり、画面解像度とCPUの処理能力の関係は、ミスマッチングしないように研究しないといけない問題だと思います。

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 ここからは、画面解像度とCPU処理能力の関係について、PC活用の過去の自分史を振り返って考察いたします。昔は、画面解像度が固定されており、しかも今と比して非常に低いものでした。

初代ダイナブックはノートパソコンの元祖で、ブルーカラーの2階調で解像度は640☓400ピクセルでしたから貧弱なCPUでありながら負荷が少なく快適動作しました。また処理速度の遅いHDDは避けて、今のSSLのように内部メモリにソフトウェアを入れて瞬時に高速起動出来る仕様でしたから、1988年当時、このPCで職場の膨大な事務処理を超高速でこなすことが出来ました。低価格9800円のアシストワード、アシストカルクを使って、まだまだ専用ワープロが主流だった時代に128000円で購入できました。

 次に購入したのが、エプソンのNEC9801互換機PC286VF-STDでした。これも、やはり解像度が640☓400ピクセルでカラー16色。文字は漢字ロムが内蔵されていて高速な事務処理が可能でした。また、いろんなゲーム=テトリス、三国志2、シムシティー、DEPTHなどを楽しみました。当時は、現在と比して非常に遅いCPU、貧弱なグラフィック機能、ビープ音源でしたが、NECのPC9801は圧倒的な数のソフトウェアや解説書・雑誌が販売されており、ユーザー層が厚く、いろんな職業の人とも技術的な交流ができ、それなりに研究ができて、高度情報化が進むなか、会社では情報担当者になりました。

 1993年のWindows3.1時代になると、EPSONのPC486機種25MHZにCPUアクセラレータを載せて3倍速75MHZにアップグレードし、メモリ4MB、グラフィックボード2MB、PCM音源、内蔵HDD、CDロムドライブを増設して、OSはEpsonのWindows3.1をインストールしました。

この時代は、解像度800☓600、16K色に設定して使っている場合が一番快適に安定して動作しました。この機種で、子ども用のゲームソフト=「おばあちゃんとぼくと」「ライオンキング」「くまのぷーさん」「アラジン」「動物の謝肉祭」「ピーターと狼」「くるみわり人形」「美しく青きドナウ」「おへそってなあに」などを購入して、256色で美しくなめらかに動くアニメーションやPCM音源の音楽・音声を存分に楽しみました。当時は、こういった教育用ゲーム(エデュテイメントソフト)が数多く発売されていましたが、640×480ピクセル、256色、PCM音源が最低限必要なスペックでした。

 windows95機種は個人的には購入していません。1998年からは、Windows98、2000年からはWindows2000やme、2003年からはWindowsXPの自作組み立てパソコンを全部で10台ぐらい製作いたしました。この時代は、標準でCPU速度も2GHZ以上、メモリ容量も0.5GB以上となり、画面解像度は1280☓960ピクセルで32K色が標準でした。見た目は現在のフルハイビジョン画面と比すると、少し解像度が低く縦横比4:3なので事務処理向きの規格でした。YOUTUBEやDVDも快適動作しますが、さすがに現在このXPパソコンでフルハイビジョンで再生するとカクカクとコマ落ちしたり、音声が途切れたりして使い物になりません。

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 話題を標題にもどしますが、現在でもフルハイビジョンじゃなくて、1366☓768ピクセルのノートPCがかなり出回っている理由は、おそらく、Windows98あたりからずっとwindows10まで引き継がれてきて慣れ親しんできた解像度1280ピクセルに近い解像度であること、そして廉価版というか普及版のノートパソコンでは、CPUの処理速度とマッチして最適な解像度になっていること・・・この2つかな?と個人的には思います。スマホでも、1280×720ピクセルの解像度は、CPUの処理速度が遅くてもそれなりに問題なく動作するので、低価格製品で多く採用されているのだと思います。自分は、コスパを最重視するので、今までこの解像度以内のスマホしか購入していません。

実際、16:9の横長の規格なので、DVDやYutube映像もベストフィットして重宝だと自分は考えています。

 結論として低解像度の利点を列挙すると、1.大型化しないことが幸いして持ち運びに便利、2.低いCPU性能でもキビキビ動作、3.低価格・・と要約されます。なので、これに賛同する人は好んで購入されているのじゃないか?と思います。もちろん、高級志向でフルハイビジョンでなくてはならないといった向きもありますから、あくまでも個人的見解です。何かの参考にでもしていただけたら幸いに存じます。

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