もともと、企業内のLANで使用することを前提に開発されたのがaipoですから、それを、インターネットでもアクセスできるようにしようというのは、昨日申し上げたように、80番ポートを開放する関係からファイアーウォールを強固にする必要性があります。この設定は、モデムとパソコンの間にルーターをはさんで、ルーターでファイヤーウォールをかけるのですが、実際は、これだけでは、DOS攻撃をうけてしまいます。ですから、DOS攻撃からサーバーを守るソフトを導入しなければなりません。こういうことをしようとしたら、かなり専門的な知識を要しますので、技術者に依頼しなければなりませんからかなり費用がかかります。だから、経費節減のためにaipoの無料版を使っているのならば、それは、あくまでも内部LANで使用することが肝心です。しかも、80番ポートではなく81番ポートで運用するほうがいいです。その場合は、たとえばhttp://192.168.1.6:81/aipo/と設定しておけば、将来的にも、無料aipoは外部に開放しないんだよという意思表示にもなると思います。
会社の外でモバイル端末でグループウェアを使用するつもりで、社内LANでも使用したいというのならば、しかも無料で・・・ということなら、やはり、はじめに紹介した通り、「サイボウズLive」を使ったほうが、費用面でも情報管理の面から、安全であるといえます。