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ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

観光大使は前を向いて歩む挑戦者

2013年12月03日 22時50分50秒 | Weblog
永安町のバス停で金沢駅ゆきのバスを待っていた.
東部車庫から来た北鉄バスの車体には「石川県百万石観光大使」の広告.
石川県出身のパティシエ・辻口博啓さんの写真がド~ンと描かれていた.



辻口博啓パティシエは世界的に有名な洋菓子職人で,先日「未来シアター」にも出ていた.

ショーケースに並ぶのは,
ひとたび口にすれば誰もを虜にする甘い宝石だ.
遠方からわざわざ足を運ばせる.

その人気店を取り仕切るのは,
洋菓子のワールドカップ「クープ・ド・モンド」
史上最年少優勝を果たした革新者
パティシエ・辻口博啓

パティシエとして世界最高峰の技術を持つ辻口には、
常に心に刻んでいる言葉がある。

「和を似て世界を制す」


パティシエの常に挑戦者として前を向いて歩む姿を見習いたいデス.





韓国のお菓子を食べながら・・・

2013年12月02日 23時29分22秒 | Weblog
12月2日(月)にボスが三大学教員シンポジウムから帰国.
このシンポジウムは,韓国・慶熙大学,中国・瀋陽薬科大学,日本・北陸大学の三大学の教員による研究発表会.
毎年,三大学の持ち回りで開催され,今年は韓国の慶熙大学が幹事校.

韓国では11月末から12月初旬に卒論,修論,博論の発表会がある.
広く学生に講演を聴いてもらうために,卒論発表の季節にあわせて三大学教員シンポを開いているらしい,

慶熙大学薬学部では18名のfacultyで学部を運営している.
さらに,3年で5報のノルマが達成できなければクビ.
とても忙しい.

最近,化学系の論文が東アジアからガンガンpublishされている背景には,こういう事情があるわけだ.

ボスの韓国みやげのお菓子を食べながら,こちらも頑張らなくてはと思いました.









北陸大学室内管弦楽団第21回定期演奏会@石川県文教会館

2013年12月01日 20時57分01秒 | 室内管弦楽団
11月30日(土)に石川県文教会館で北陸大学室内管弦楽団第21回定期演奏会が行なわれました.
今年は団員にチェロが沢山いるので,ちょい不良ゴーシュはステージに立たず.
演奏は学生さんにまかせて,珍しく裏方に徹する.
(と言っても,受付で油売りしている程度でしたが・・・.)

リハの休憩時間,受付のテーブルでウロウロしていたら,チェロの細川文先生からブスっと言われた.

「今日は楽でいいですね!」と・・・.

ひえ~っ,たまには楽させて下さいな.
それに,演奏を外から聴くことも大切なのデス.
(↑単なる言い訳け?)

開場時間になると,沢山の室管OB,OGのみなさまが遠路はるばる金沢まで駆けつけてくださりました.
なつかしのメンバーたち.
OB,OGはこちらの顔を覚えているのに,こちらは「あれっ,見覚えがあるけれど誰だったっけ?」ということが多く,大変失礼しました.
みなさん,社会人になると,学生時代からは想像できないくらい別人のように美人に変身します.
そうなると,誰が誰だか分からなくなるのデス.
(とブログには書いておこう.本当はオッサン特有のボケです.)

開演しても受付デスクに張り付いていたので,ホールに入って定演本番のステージは聴けません.
ただ,モニタースピーカーを通して流れてくる音を耳にすることは出来ました.
その音は,

とてもきれい.

室管のみなさんはもっと自信を持っていいと確信しました.
ナマの音と機器を通した音の差と言うよりも,本番のステージの緊張感が音にいい効果をもたらしています.
ゲネプロと本番では気持ちの入り方が全然違う.

まずはバッハ・グノーの「アヴェ・マリア」.
本番一曲目はおおきなプレッシャーがかかるもの.
最初の音が出るまでは,聴いているこちらも祈るような気持ち.
そして出てきた音は,清純で汚れのない響き.
奇跡のようでした.



二曲目はラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」.
ビロードのような柔らかな響き.
メロウなハーモニーとメロディーが浮いては沈むような感じ.
思わずうっとり.



三曲目はシュトラウスの「ウィーンの森の物語」.
今年の夏合宿の時,砺波の森の研修所でこの曲の練習が始まった.
砺波の森でウィーンの森の物語
あれから随分と進歩したなぁ~.
ちょいと感慨にひたりながらこの曲を聴いていました.
今年の暑かった夏が,まるで遠い昔のよう・・・.



弦楽合奏の最後はモーツアルトの「ディベルティメント へ長調」.
若者らしく勢いに乗った演奏でノリノリ.
モーツアルト特有の明るさと陰りの入れ替わりがめまぐるしい曲想もよく出ている演奏.
ふざけた感じの終楽章もユーモアたっぷり.
細かいところを気にしちゃダメ.
モーツアルトのツボをきちんと押さえた演奏で,大変よかったと思いました.



最後に吹奏楽部との合同演奏.
映画音楽を二曲.
「ハリー・ポッター」と「荒野の7人」.
弦楽器の人数が少なかったものの,雰囲気は最高.
やっぱり音楽は楽しいな,と思わせる演奏.
副顧問の伊藤さんもティンパニーで応援.
フルートと同じくらい堂に入った叩きっぷりでした.

外から聴いていると「次はやっぱりステージで演奏したい.」と思うもの.
室管やいしかわユースのOB,OGのみなさん,来年は是非一緒に演奏しましょう.