ちょい不良ゴーシュの豪酒録

何年やってもビギナーチェリストの日記

雄弁にロマンを語りたい

2015年06月02日 23時38分04秒 | 室内管弦楽団
室内管弦楽団と療育センターとの交流会の練習.
あまり練習時間がとれず,本番前は今回が最後.
音楽作りというよりは,とりあえず曲を理解して慣れることを目指した練習だけで終わりそう.
ギリギリの綱渡り.
危険の匂いがいっぱい.

練習時間が短いので,集中した密度の高い練習.
集中して合わせるので,練習後は結構疲れる.
終了後にみんなでゴーゴーカレーへ.
(みんなと言っても,チェロ3名だけデス.)

3人のチェリストは,無言で黙々とカレーを食べる.
「モヤモヤさまぁ~ず2」でよくあるようなシチュエーション.
全員が一言もしゃべらず,ただひたすら食べ続ける場面.
沈黙に耐え切れず,思わず三村が「しゃべれよぉ~!」と怒鳴る.
そんな感じでした.

ゴーゴーカレーには人を黙らせる魅力があるからね?



無言を気にしない3人.
得意のレパートリーは,もちろんKlengelの「無言歌」.

作曲者のKlengelはライプツィヒで活躍したチェリスト.
門下にはフォイアマン,プリース,ピアティゴルスキー,齋藤秀雄等がいる.
ロマンチックでチェロのすばらしさを巧みに表現した数多くのチェロ作品を残した.


この「無言歌」は「4つの小品」という作品集のなかの第1曲目.
音程が決まれば,チェロアンサンブルの美しさを存分に披露できる名曲.

普段は無口な3人だけれども,チェロを弾けば雄弁にロマンを語る.
そんな演奏にしたいものデス.




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