MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

時間がないと余計に

2007年06月28日 | BOOKS
 試験の前に大掃除がしたくなったり、忙しいときに限って別のことに時間を費やしたくなるのは、やっぱり『現実逃避』なんでしょうか? 

 私の場合、忙しいときにこそ、本が読みたくなってしかたがありません。
 無性に図書館へ行きたくなって、軽く読めそうな小説を5冊ほど。(笑)

「読まないとストレスがたまるんだもん!」というのは、言い訳でしょうか?


 今悩んでいるのは、来月発売の『ハリー・ポッター』シリーズ最新刊。
 きっと今よりも忙しくなってるであろう自分が、ますます読書欲に駆られてしまうのも、想像に難くないのです。


 買うべきか、買わざるべきか。それが問題だ。

 ハムレットよりは、だいぶお気楽な悩みですけれど。
 
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夜回り(?)してます

2007年06月24日 | いろいろ
 はしか風疹混合ワクチン(MRワクチン)の副反応か、数日前から娘が高熱を出しています。食欲もあり、ご機嫌な時間が多いのですが、いつもよりも甘えん坊で抱っこの時間が長くなっています。そのため、ちょっぴり(?)家事は手抜きです。

 副反応のせいではないのでしょうけれど、最近、夜中の午前2時~3時ごろに一度起きるようになってしまいました。
 1時間ほど抱いていれば、また寝るのですが、家の中では不機嫌なため、夜の街をお散歩です。

 静かで、風が涼しくて、きっと気持ちがよいのでしょう。
 外に出たとたん、ピタッと泣き止むのが面白いです。

 歩いていると、同じアパートの人や巡回中のお巡りさんが「こんな時間に大変だね~」と声をかけてくれたりします。

 長男や次男のときも同じような時期がありましたが、今回は夜の街を楽しむ余裕もできました。3人目だからこそ楽しめる時間かもしれません。

 問題は、朝ごはんを作る時間にスッキリ起きられないこと。
 お味噌汁がしょっぱかったり、目玉焼きが焼きすぎだったり・・・・・・。

 さあ、今夜はどうなることでしょう??


6/25追記:小児科へ行ってきました。予防接種の副反応ではなくて、「アデノウイルスによる夏風邪でしょう」という診断でした!
「もう熱も下がっているので、どんどん良くなっていくと思います」ということで一安心。
 ちなみに、予防接種の副反応による発熱は1日程度でおさまるんだそうです。
<参考>アデノウイルス感染症(愛媛生協病院)
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魔法のコトバ 『大人味(おとなあじ)』

2007年06月22日 | 料理&美味しいもの
 ありがたいことに、我が家の子どもたちは食べ物の好き嫌いがありません。
両親が「食べるの大好き」ということと、ちょっと苦手な味に出会ったときの『魔法のコトバ』があるのです。

 それは『大人味(おとなあじ)』。

 「これ、不思議な味がする」
 「これ、ちょっと食べられない」と、子どもが言ったときに、

 「そっか、残念だね。ちょっと大人味だったかな?
  いつか美味しく食べられるようになるから、大丈夫だよ」
 「大人味だからね、まだ○○には早かったかな?」と言うと、

『食べられないのは残念なことなんだ』『大きくなったら美味しく食べられるんだ』と思うようで、いつのまにか「ボク、これ食べられるよ。美味しいね」とパクパク食べるようになるのです。子どもの向上心・「もう大きくなったよ!」という心をくすぐる巧みな心理操作かもしれません。


 つい先日、ミョウガ入りのお味噌汁を朝食に何気なく出したら、「ミョウガの香りだね。美味しい」と次男。ちょっと前まで『大人味』って言ってたのに。(笑)
 ただ、大人だけで食べたいようなものも「食べる!食べる!」って食べてしまうのは困りものですけれど。

 
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「子たち」と「ふたかめ」

2007年06月17日 | いろいろ
京都に住んでいて、ずっと気になっていた言葉があるんです。

 それは「子たち」。
「子ども」という意味なんですけれど、単数でも「子たち」なんです!

 たとえば、
 「一番上の子たちは何年生?」
 「最後が女の子たちでよかったねぇ」
 (「え?女の子は一人ですよ」と思っちゃいました!

 どうも、「たち(達)」は「ども(共)」と対になることばで、「ども」が「複数・または謙遜を表す(例:私ども・家来ども)」のに対し、「たち」は複数の形で軽い敬意を表すようです。
 複数の意は薄れて、丁寧語のような使われ方になってるのですね。
(「子ども」も単数でも「子ども」ですものね!)


 そして、「ふたかめ」も語源を調べて、やっと納得。

 「ふたかめ」=「二皮目(ふたかわめ)」=「二重まぶた」

 「この子、かわいいフタカメだねぇ」と言われるたびに、「???」と思っていたものですから。

 京都生まれ京都育ちの知人に確認したら、「京都の外から来た人だから、気付くんですねぇ、考えもしなかった」と言われました。
 本当に面白いものですね。
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妹の結婚

2007年06月14日 | HAPPYなもの
妹の結婚式・披露宴に出席してきました。
 無事家族そろって(子ども3人も体調を崩さず!)出席し、祝うことができて本当に感無量でした。

 式は神前式で厳かに。披露宴は明るく楽しく。
それぞれの友人のスピーチは、二人の人柄の分かる温かいものばかり。
 新郎が所属している市民オーケストラの生演奏も素敵で、
紋付羽織袴にたすきがけでチェロを演奏している新郎に感激。

 最初から最後まで嬉し涙が尽きず、「両親への手紙の朗読」では
親よりも号泣してしまい、夫と姉にあきれられてしまうほど・・・・・・。(笑)

 とにもかくにも、新郎新婦がどれだけ心を尽くして準備してきたか、随所に感じられる素晴らしい一日でした。


 「お姉ちゃん夫婦に負けないぐらい幸せになるね」という妹の幸せを祈りつつ、
両親の愛に感謝しつつ帰途についたのでした。
 

 
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「哲学の道」の蛍

2007年06月07日 | おでかけ
蛍は「梅雨知らせ」の虫だとか。
梅雨入りも早まりそうということで、先日、蛍を見に行ってきました。
 夫が事前にインターネットで蛍目撃情報をチェック。
 今はブログなどで最新の情報が手に入るから便利です。

 夕飯を食べて、家を出たのが7時20分ごろ。
 思っていたよりも日が長くて、まだまだ明るいのにビックリ。
 蛍が見えるほど暗くなったのは、8時ごろのことでした。

 まだ暗くなかったからか、8時までは全く蛍の気配さえなし。
「見られないかも」と思い始めたころ、人の集まっているところにたどり着きました。
 はじめは本当に一つだけ。
 そして、歩いているうちに別のところでも一つ二つ。
 ほのかに光ったり消えたり・・・・・・、まさに、枕草子の「ただ一つ二つなど ほのかにうち光りて行くも をかし」といった風情。
 懐かしい蛍の光でした。

 子どもたちも
「あっち!」「ほらみえた!」「きれいだね~」
 と、大興奮。

 子どものころ、父が私たち姉妹のために蛍を集めてくれたことを、昨日のことのように思い出しました。
父も、今の私と同じような気持ちで、蛍を見せてくれていたのでしょうか。
 子どもたちも、私と同じように大人になって思い出してくれるでしょうか?


琵琶湖疏水の「哲学の道」対岸・西側の小道を歩こうとしたら、近くの家の防犯用(?)の灯りが点灯!せっかくの蛍見物の邪魔になってしまいました。
 蛍を見に行かれる方は、注意してくださいませ。
 
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物語絵本『パレアナ』

2007年06月05日 | BOOKS
 昔、「ポリアンナ物語」というテレビアニメが放送されていたのを覚えている方いらっしゃるでしょうか?
 『喜び探し』『幸せ探し』の上手な女の子のお話。
 他人からは不幸にさえ見える毎日の中でも、たくさんの喜びを見つけていく女の子ポリアンナ。彼女に影響されて、周りの大人たちも喜び・幸せを見つけていくというストーリー。
 原作はエレナ・H・ポーター、『少女パレアナ』という題名のほうが有名かもしれません。

 ちょうど娘が生まれたころに、新聞記事でこの物語を自費出版している方がいると知りました。もちろん出版社から出ている翻訳本※もあるのですが、布張りの表紙とイラストレーター古川タクさんの絵にひかれて、購入してしまいました。
 それも2冊も。(笑)
 1冊は私のため、もう1冊は娘へのプレゼントです。
 「こんな女の子になってほしい」そういう願いを込めて、読めるようになるまで大事にしまっておこうと思っています。

 装丁が本当に素敵ですし、さらりと読める長さにまとめられていて、気分が落ち込んだときに手にとりたくなる、そんな絵本です。

 自費出版しているのは、東京・神楽坂にある喫茶店「茶館パレアナ」
 お店にも、いつか行ってみたいと思います。

※角川書店の村岡花子訳『少女パレアナ』が有名です。

追記(07.06.06.12:21)
テレビ番組は「世界名作劇場 愛少女ポリアンナ物語(ストーリー)」でした。1986年に放送されていたそうです。
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