MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

「魔女の宅急便」から20年

2009年07月08日 | いろいろ
 娘のお気に入りDVDは、映画「魔女の宅急便」。
 冒頭画面の製作年を見て、「あぁ、20年!」と改めて気がついたのでした。

 1989年、7月公開。
 まさに20年前。
 主人公のキキは13歳。当時の私も13歳。

 田舎に住んでいたので、映画を見に行くということは全くの想定外だった私。
 ただ、同級生がお姉さんと大きな街まで映画を見に行って、「読書は面倒だから、今年の読書感想文は『魔女の宅急便』にする」と言って原作本を見せてくれたのが、私と「魔女の宅急便」の出逢いでした。
 映画を見たのは、たぶん数年後。テレビで放送された時じゃないかと……。

 見に行くことができない映画の原作本を読むのが好きになったのも、この時から。今思うと、いろいろと影響をされたものです。ユーミンを聞くようになったのも、この後すぐ。

 ちょうど今は、クチナシの花の季節。

 「雨上がりの庭で くちなしの香りの 
  やさしさに包まれたなら きっと
  目にうつる全てのことは メッセージ」(作詞:荒井由美)

 この歌詞の季節感に気づいたのは大人になってから。(笑)

 ドイツから帰国してからは、映画の中の街並がなんだか懐かしい景色に思えるようになりました。建物も、公園も、道もヨーロッパがモデルなのですね。


 今、娘は3歳。私は33歳。
 娘が13歳になる10年後にこの作品を見たら、また新しい気持ちがわき起こるのでしょう。
 さぁて、どんな魔女(!)になってるかしら??
コメント (2)
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