MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

我が家の「魔女」は3歳

2009年06月26日 | FAMILY
 娘が3歳になりました。

 すっかり「女の子」になってしまって、「赤ちゃん期」が過ぎてしまうのが本当に淋しいのですが、毎日のように彼女が与えてくれる新しい発見や驚きを楽しみながら過ごしています。

 もちろん上の息子たちの時も、いろんな事がとても面白かったのですが、彼女の好きなことは私の趣味に合うことが多くて嬉しいのです。
 まず、お絵描きが好きなこと。
 お兄ちゃんたちが見向きもしてくれなかった「お絵描き」という分野を一緒に楽しむ幸せ。
 まさに「3人目はお母さんへのご褒美」なのであります。
 息子たちが小さい頃は、テレビに登場する3歳児の絵を見ても「親が手伝ってるよねー」と疑っていたのですが、大間違いであったと娘に教えられました。
 大好きなのは自分とお母さんの絵を描くこと。そしてお気に入りの犬のぬいぐるみの絵も。どれもこれも全て残しておきたいほど。
 幼稚園のお絵描きでも、長男は数字ばかり書いてましたし、二男は迷路ばかり。兄妹3人、「こんなに個性が違うものか」と感動すら覚えます。

 おしゃべりが上手なのも、女の子だからでしょうか?
 とにかく愛想が良くて、どこでも可愛がってもらえる得な性分。

 映画「魔女の宅急便」が大好きで、セリフを諳んじて家の中でも外でも「魔女ごっこ」。ポスターを丸めたものにまたがって、ほうきで飛んでるつもり。
 「わたし魔女のキキです。こっちは黒猫のジジ」と、どこでも始まるのでちょっと困ってます。スーパーのレジで「わたしは魔女です」と言われても。(笑)

 お引っ越しをして、図書館が近くなったので週に2回は図書館へ。
 昼寝の前も夜寝る前も絵本の読み聞かせ。毎日何冊読むでしょう?息子たちの時は「寝る前ひとり3冊」なんて言ってたのに、娘はひとりで5~6冊は当たり前。
 寝るはずの時間から1時間以上過ぎても本を読んでいることもしばしば。
 おしゃべりなのも、この「言葉のシャワー」が大きく影響しているかもしれません。

 「大変」といえば「大変」な3人の子の子育て。
 毎日があっという間で、パソコンに触れるどころか、「今日はこれをやる」と朝決めたことさえできないことも多く、イライラしたり焦ったりしながらも、「家族みんなが元気だったらそれでいいんだよ。『何もできなかった』って言うけど、ちゃんと美味しいご飯を作ってくれてるじゃない」という夫の言葉に支えられて、なんとかかんとか3年が過ぎました。

 でも「やっと3年」のようで、「もう3年」
 おチビさんが大きくなって、私の「自分の時間」が増える日が来てしまうのもなんだか淋しい気がするのです。
 今しかない、娘と過ごす「優しく甘い時間」を、じっくり楽しみたいと思います。
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しあわせな群れ 『あつまるアニマル』

2009年06月09日 | BOOKS
 人猫さんに教えていただいた絵本、『あつまるアニマル』(ブライアン・ワイルドスミス著/アーサー・ビーナード翻訳/講談社)。
 図書館で借りたのですが、娘も私もすっかり気に入って、期間延長して1ヶ月も借りていました。

 「○○(動物)が△△(擬態語)とあつまる」という文の繰り返しと、色あふれる動物たちの絵。額縁に入れたら『芸術品』と呼ばれて子どもたちから遠ざかってしまいそうな絵が、布団の上の読み聞かせに登場するのですから!
 こんな素敵な絵本に小さい頃から触れられる娘がうらやましくなりました。


 娘は動物の群れの絵を見ながら、はじめは「これがパパで、これがママで、これがワタシで、これがにいにいで……」と指差していたのですが、だんだん擬態語が面白くなってきたようで、私と一緒に「△△とあつまる」と言い、さらに擬態語だけ続けて言ってはニコニコ。

 「動物の群れ=家族」ということも、なんだかとても幸せに思えました。みんなであつまって、守りあい、分け合って食べて、寄り添って寝て。動物的であることこそ、生きていく上で一番の基本なのでしょう。





ワイルドスミス氏の美術館(静岡県)
  ワイルドスミス絵本美術館
 子どもたちのためというよりも、自分のために一度訪れてみたいなぁ。
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