MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

「子たち」と「ふたかめ」

2007年06月17日 | いろいろ
京都に住んでいて、ずっと気になっていた言葉があるんです。

 それは「子たち」。
「子ども」という意味なんですけれど、単数でも「子たち」なんです!

 たとえば、
 「一番上の子たちは何年生?」
 「最後が女の子たちでよかったねぇ」
 (「え?女の子は一人ですよ」と思っちゃいました!

 どうも、「たち(達)」は「ども(共)」と対になることばで、「ども」が「複数・または謙遜を表す(例:私ども・家来ども)」のに対し、「たち」は複数の形で軽い敬意を表すようです。
 複数の意は薄れて、丁寧語のような使われ方になってるのですね。
(「子ども」も単数でも「子ども」ですものね!)


 そして、「ふたかめ」も語源を調べて、やっと納得。

 「ふたかめ」=「二皮目(ふたかわめ)」=「二重まぶた」

 「この子、かわいいフタカメだねぇ」と言われるたびに、「???」と思っていたものですから。

 京都生まれ京都育ちの知人に確認したら、「京都の外から来た人だから、気付くんですねぇ、考えもしなかった」と言われました。
 本当に面白いものですね。
コメント (3)
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