MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

楽しみ! 「ハウルの動く城」第3巻『チャーメインと魔法の家』

2013年02月28日 | BOOKS
 徳間書店さんから、児童書メールマガジン『扉のむこうに別世界』が届きました。
なんといっても、一番のニュースは、「ハウルの動く城」第3巻『チャーメインと魔法の家』が5月の下旬に刊行されるということ!!

 わー。感激!!
魔法使いハウルのシリーズ、大好きなんです。
 とくに、女性が知的でパワフルで、元気なところ。(アニメ映画とは全く違います!)
『チャーメインと魔法の家』はシリーズ第3作で完結編ということで、今から5月が待ち遠しい!


 著者 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ Diana Wynne Jonesの公式ウェブサイト(英語)によると、『チャーメインと魔法の家』の原題は「House of Many Ways」。
 きっと、第1作を読んだ人も、映画を見た人も「House of Many Ways」がどんな家かちょっと想像ができますよね。
第2作までの魅力的な登場人物もたくさん出てくるようですし、本当にドキドキワクワクしてしまいます。

 続きがあったなんて知らなかったので、嬉しい驚きです。
読んだらもっとたくさんの驚きと楽しみがあるでしょうか?
 表紙は何色になるのかな?
『魔法使いハウルと火の悪魔』は青。『アブダラと空飛ぶ絨毯』は緑。
……この流れだと、赤? ラベンダー色とかもステキ。きっと佐竹 美保さんがイラストを描いてくださるはず!
 お話だけじゃなくて、表紙もとっても楽しみです。

 早く来い来い!5月!

<追記>
読みました!『チャーメインと魔法の家』(「ハウルの動く城」第3巻) - MOONIE'S TEA ROOM
 『チャーメインと魔法の家』を読んだ感想・読解のポイントを書いています。(ネタバレはないはずです

<「HOWL'S MOVING CASTLE」(『ハウルの動く城』)シリーズ>
1.「Howl's Moving Castle」(1986)・邦題『魔法使いハウルと火の悪魔』
2.「Castle in the Air」(1990)・邦題『アブダラと空飛ぶ絨毯』
3.「House of Many Ways」(2008)・邦題『チャーメインと魔法の家』(予定)


<関連記事>
今さらですが.....ハウル! - MOONIE'S TEA ROOM
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かぼちゃの中で芽が出たはなし

2013年02月25日 | いろいろ
 「長期保存できる」ともらった、皮の硬い白皮カボチャ。
 芽が出やすいジャガイモから食べていたら、てっぺんのほうが傷んできてしまいました。
しかたがないので、「傷んだところを切り落として食べよう!」と、半分に割ってみたら、中から芽が出てきました。

 カボチャの中でも発芽するんだ!と、ビックリ。
 見た目は、双葉が白くて「豆もやし」みたい。

 そこで、小学校5年生の『たのしい理科(5上)』の教科書をみてみると、

「種子が発芽するための3つの条件
 ・水
 ・空気
 ・てきとうな温度

 カボチャの中でいうと、
「水」は、果実の中の水分。
「てきとうな温度」は、何度なんでしょう?結構寒くても大丈夫なんですね。

で、「空気」……。
 もしかしたら、傷んだ部分から空気が少し入り込んでいたのかも。

 傷んでしまったのは残念でしたが、ちょっと面白いものが発見できて楽しかったです。



 そうそう。
 「てきとうな温度」といえば……。
 真冬の長野でも芽が出てきてしまうジャガイモと、京都の家の中の段ボール箱でも芽が出てこないサツマイモ。
 やっぱりジャガイモって寒い土地に適した野菜なんですねぇ。
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『名もなき花の  紅雲町珈琲屋こよみ3』

2013年02月17日 | BOOKS
 珈琲と和食器のお店のオーナーである お草さんが、小さな出来事から謎を解いていくコージー・ミステリ(cozy mystery)、「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ第3弾です。

 『名もなき花の  紅雲町珈琲屋こよみ3』  吉永南央 著  文芸春秋

 主人公の草さんは、センスがよくて気が利く老婦人。
 悲しい過去を乗り越えて生きてきた彼女の知恵と優しさが、小さな謎を解き、合わないピースをはめ込み、人と人の関係をほどいて結びなおして繋げていきます。
 少し苦くても読み終わると、ホッとする。草さんの珈琲もこんな味なのかもしれませんね。

 主人公だからといって強い女性として描かれているわけではありません。老いの寂しさ・不安を抱えている、人間味あるおばあさんです。悩みながら若い人の心にも寄り添って出来事を解決していく、そんなところが大きな魅力なのだと思います。

 
<関連ホームページ>
著者インタビュー - 本の話web

<「紅雲町珈琲屋こよみ」シリーズ>
『萩を揺らす雨  紅雲町珈琲屋こよみ1』(『紅雲町ものがたり』を改題)
『その日まで  紅雲町珈琲屋こよみ2』
『名もなき花の  紅雲町珈琲屋こよみ3』
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『消えた白ギツネを追え』(シノダ!7)

2013年02月14日 | BOOKS
 「シノダ!」シリーズの第7巻です。

『消えた白ギツネを追え』 富安陽子・著 (大庭賢哉・絵)偕成社

 いつも通り困ったことが起こってしまう信田家ですが、今回も不思議でワクワクする素敵なお話です。
 家族の絆だけではなくて、知らない人への思いやり・勇気・そして自分で考える力!
「シノダ!」シリーズには、さりげなく、生きる上での大切なもの・尊いものが描かれているように思います。


 そうそう。『西遊記』を知っていると、「おお!」とあちこちで楽しめます。
 こちらを読み終わってから『西遊記』を読んでもいいですね。
 「鳴弦(弦打)」は、『源氏物語』にも出てきますね。


 今回もイラストは大庭賢哉さん。信田家3兄弟のそれぞれの表情が大好きです。
そして、最後の著者紹介のページのイラストを見て、嬉しくなってしまいました。
 これから読む方は、読み終わるまで終わりの方のページは見ないようにしてくださいね!

 3兄弟と白ギツネが、いつかまた会える日が来るといいなぁ。
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『RDG6 星降る夜に願うこと』

2013年02月10日 | BOOKS
 RDG(レッドデータガール)6巻、完結です。

『RDG6 星降る夜に願うこと』荻原規子 (カドカワ銀のさじシリーズ)

 5巻までの流れが壮大すぎて、読み始めるまでは「本当に6巻で終わるんですか???」と思っていましたが、今までのエピソードがきっちり収拾されて、荻原さんらしい爽やかで優しいハッピーエンドに、満足感たっぷり。
 「勾玉三部作」のファンである私としては、現代が舞台であるこの作品に戸惑っていたのですけれど、この最終巻で「あぁ、ちゃんと荻原ファンタジーなのだなぁ」と納得しました。


 私は「親」の世代の人間なので、この巻の後半が非常に気に入ってます。
 親が子の幸せを願う、そして続いていく未来の世代の子どもたちの幸せを願う……。
 人類の「遺産」というものは、そんな「命」と「想い」を伝え残していくことなのだと感じました。
もちろん、この巻で出てくる若い人たちの新しい「つながり」こそが、未来への大きな希望なのですけれど。

 知りたかった深行くんのお母さんの話も出てくるのですが、登場の仕方に「離れても、共通の大きな目的のために生きてるのかな?」と深読みしてしまいます。雪政さんが選んだ人ですから、きっと素敵な人なのでしょう。
 うーん。紫子さん、大成くん、雪政さんの若いころも見てみたい。

 TVアニメにもなるそうですが、未読の方は、アニメを見る前に自分のイメージの泉水子ちゃんや深行くんを作ってほしなぁと思います。(一度映像で見てしまうと、なかなかそのイメージから抜けられなくなっちゃいますからね)
 可愛い女の子を文武両道でカッコイイ幼なじみの男の子が守ってくれるというストーリーは、それだけでも平凡な少年少女にはファンタジーなのですけれど……、きっとアニメになると素敵でしょうね。
 最後のシーンは私も映像でも見てみたいかなぁ。


 
<関連ホームページ>
『RDG6 星降る夜に願うこと』特集ページ
『RDG』シリーズ1~5巻特集ページ
 登場人物の紹介・5巻までのダイジェストがあります。
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ちりめんごはんの素!

2013年02月02日 | 料理&美味しいもの
 美味しいものを見つけました。(実はお姑さんに教えてもらったんですけれど

 山椒の香りがたまらない、美味しい「ちりめんごはん」の素です。
 
ちりめんゆばごはん - 野村佃煮
ちりめんしめじごはん - 野村佃煮
ちりめんたけのこごはん - 野村佃煮

 「炊き立てご飯に混ぜるだけ」とパッケージにも書いてあるとおり、3合のご飯を炊いて混ぜるだけ!

 「ちりめん」や「佃煮」は、帰省の時の京都土産の定番にしているのですが、これは知らなかった。
京都から帰省した東日本の実家で教えてもらうとは!!
 まぁ、お姑さんは京都にお友達が多い&美味しいものに詳しいので納得なのですが。

 次回以降の帰省土産の筆頭候補に決定です。
 賞味期限も、製造日から120日と長いですし、常温保存OKなので、お土産にぴったり!


 おにぎりにしても美味しかったですし、子どもたちも気に入った様子。
 我が家用にも買わなくちゃ。
コメント (2)
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