MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

贅沢ティータイム

2006年03月31日 | 料理&美味しいもの
 ふたりのお友達が紅茶の茶葉をプレゼントしてくれました。

 一つは、なかなか珍しいイランのぺルシャン・ティー。
 実はこの紅茶、去年の「愛・地球博」のイラン館で出されていたチャイ(イラン式チャイ)と同じ茶葉。あんまり美味しかったので、万博で取り扱っていた輸入業社さんから購入したんですって!

 私の中で「チャイ」というと、インド(またはネパール)式の「煮出しミルクティー」のイメージだったのですが、調べてみると『イラン式チャイ』は、まず角砂糖を口に含み、小さなカップに入った濃いめの紅茶で、口の中の角砂糖を溶かしながら飲むのだとか!

 カロリーが気になって、「角砂糖を口に含んで」という本格的な飲み方にはチャレンジできてないのですが、なかなか飲みやすい紅茶です。
 少し香りが強いですが、インドのマサラ茶葉のように、強烈ではありませんし。(でも、胃薬のような香りのするスパイスたっぷりのマサラ・ティーで入れたインドチャイが大好きな私……)

 もう一つは別の友人からもらった「ILAM TEA」。
 イーラム紅茶といって、ネパールの紅茶なのですが、熟したフルーツのような香りのする茶葉です。
 まだ飲んでないのですが、香りだけでワクワクしちゃいます。

 「お茶が大好き!」と公言していて良かったぁ。(笑)
 今はカフェインに注意してるので、一日に何度も飲めるわけではないけれど、1回ごとのティータイムがなんとも贅沢な今日この頃です。
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耳が痛いっ!

2006年03月28日 | いろいろ
 3日ほど前から左耳が痛いのです。
 なにかを飲み込もうとするたびに「ズキッ」。

 耳鼻科に行ってみたら、「炎症ですねぇ」とのこと。
 あ~あ、やっぱり中耳炎!!

 大人用の薬は飲めないので、副作用のない甘ーいオレンジ色の赤ちゃん用シロップを処方してもらい、一日に何度も点耳をすることに。

 桜の開花宣言が出て、いよいよヒノキ花粉の季節。
 もうひと頑張りしなくっちゃ!
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ブックカバー作りました

2006年03月25日 | 手芸・工作・リメイク
 誕生日にプレゼントしてもらった本にブックカバーを作りました。
 本当は和紙屋さんに行って、紙を選んで作ろうと思っていたのですが、ホワイトデーのお菓子の包装紙が素敵だったので、再利用!

 カラフルなストライプの紙は、明るいキッチンのイメージで、
 「いい女がつくるパパッとかっこいい料理」のカバーに。

 濃紅の蘇芳色の紙は、シックな着物地のように細い細い縞模様。
 「森田空美(あけみ)の知的きもの入門」のカバーにぴったり。

 書店で紙のカバーをつけてくれる時と同じ作り方ですが、素敵な紙で作ると本当に愛着がわくので大好きです。
 大切にしたい本ですから! 
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着付け教室修業式!

2006年03月23日 | お稽古&お勉強
 着付け教室の修業式に行ってきました。
 1月からの3ヶ月。西陣織会館にある「西陣和装学院」の着付け教室に通っていたのです。
(この学院はCМなどで有名な市田ひろみさんが学長を務めていたことでも有名なのだとか。現在は毛利ゆき子学長です。)

 1回2時間、着付けのお稽古は全部で8回、入学式と修了式を含めて全10回の無料着付け教室です。
「きものの街・京都」ならではの教室かもしれません。
 
 西陣織工業組合が運営する公的な学園のため、着物の販売(押し売り)などは一切なし!上のクラス(有料)への進級も強制されることはありません。
必要最低限の和装道具(肌着や足袋など)は問屋卸値で販売してもらえますし、練習用の着物や帯もレンタルさせてもらえます。
 全くの着物初心者で、着物どころか肌着さえ持ってなかった私は、とりあえず肌着と足袋だけを買って、着物や道具は全部借りてスタート!

 なんと、初回のお稽古で着物が着られるようになって、次の回からは半幅帯の簡単な帯結び。毎回基本の着物の着付けの復習をしながら、2ヶ月(6回目)が終わる頃には、お太鼓結び(一重太鼓・二重太鼓)まで習得。そして、残りの2回は総復習とテスト!
 テストでは襦袢を着終わったところから、10分~15分間で着物を着て一重太鼓の帯結びをするのですが、ほとんどの人が10分強でできるようになっているからスゴい!
 つまり、完全にマスターすると、「そうだ着物着よう!」と思いたってから30分もあれば着物でお出かけができちゃうんです。
「お出かけのとき、旦那さんを待たせすぎないように、このぐらいの時間で着替えられるといいですね」と、先生はおっしゃってました。

 これもまた「一生もの」の趣味!
着物を着る機会がないとどんどん忘れていくそうですから、ことあるごとに着物を着たいなぁと思っています。

画像は私にとって初めてのお着物と帯・草履などの一揃え。
 どれも「掘り出し物」の良品安価です。(笑)
 京都には着物関連のお店がたくさんあって、リサイクル着物も豊富で「きもの好き」には魅力的な街!
 いつかは「お誂え」もしてみたいけど、子育て中は「汚されてもOK!」ぐらいの着物で楽しみたいと思います。

一度も欠席することなく通えたのは、夫と子どもたちのおかげ。
  感謝しています。ありがとうね!
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ひな祭りのお茶菓子

2006年03月21日 | 料理&美味しいもの
 ひな祭り、皆さんは3月にお祝いしますか?それとも4月でしょうか?
 我が実家は寒い地方だからなのか、4月に旧暦でお祝いしていました。
 私が嫁いでからは姉と妹が、祖父母の家で7段のひな飾りを飾っていてくれています。

 今年度最後の「茶道部」のお茶菓子は、ひな祭りのお菓子。
 なんと1個500円(<1回の部費と同額!)という末富の「ひちぎり」
 この季節限定のお菓子だそうですが、よもぎの香りが贅沢!
 本当に春を運んできてくれそうなお菓子です。
 
  そして、豆の形が可愛い、州浜専門店・植村義次の「春日の豆」
 しっとりしていて、「これが州浜?」と驚いてしまうほど美味しかったです。

 茶道部に入って、お茶(和菓子!?)を楽しんできた1年。
 本当に始めて良かった!
 一生続けていきたい&学んでいきたい趣味が、またひとつ増えました。
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「ズッコケ中年三人組」

2006年03月19日 | BOOKS
 小学生の頃、私の「居場所」は図書館でした。
 それは中学でも高校でも大学でも同じで、結婚して主婦になっても「図書館好き」というのは変わりません。

 この「ズッコケ三人組」シリーズも、小学生の頃よく図書館で読んだものです。皆さんも一度はご覧になったことがあるのでは。

 「ズッコケ中年三人組」は、小学校を卒業して28年後。主人公たち(ハチベエ、ハカセ、モーちゃん)が40才(ハチベエちゃんだけは39才)という設定。
 それぞれの性格が相変わらずで、とても懐かしくなりました。

 みんな大人になる……。
 それがとても自然に受け止められるのは、シリーズを読んでから長い年月が過ぎているからでしょうか?
 今「ズッコケ三人組」と同世代の子は、もう20年ぐらい待ってから読んだほうがいいかもしれません。
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「日本一めんどくさい さくらもち(当社比)」

2006年03月17日 | 料理&美味しいもの
 夫の教え子から、お土産でいただいた銀座あけぼののさくらもち!
 すごく桜餅が食べたい気分だったので、幸せ感倍増です。

 パッケージの表面には「日本一めんどくさい さくらもち(当社比)」の文字。
 側面と裏面には
「おいしくしようとしていたら かなり面倒なことになってしまいました
 特製のさくらもち ぜひご賞味下さい」
「ふくさ包みという 手間のかかる仕方で
 北海道産 減農薬小豆のこしあんを おいしく包みます」
「二枚の桜の葉 伊豆松崎の桜の葉で すっぽり包むので
 桜の香りと しっとりが 食べるときまで続きます」
「桜のつぼみ 小田原の八重桜の塩漬けを 水でさらし
 手で整えてのせます あんの甘みを 引き立てます」
 と、美味しさの秘密の解説が!

 道明寺粉の桜餅も大好きですが、この焼き皮の「長明寺(長命寺)」タイプの桜餅もやっぱり美味しい~!
 ちょっと濃いめに抹茶を点てて、『家族茶会』になりました。(笑)
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おおきな……大根!

2006年03月16日 | 料理&美味しいもの
 お隣さんから、また聖護院大根をいただきました。

 「桜島大根じゃないからね」と言いながら持ってきて下さったのは、本当に大きな大根!!
 思わず「おおきなかぶ」のお話を思い出してしまいました。

 一緒に写ってるのはサイズ比較のための牛乳1リットルパック。
 この大きさが分かるでしょうか?
 重さを量ったら、根の部分だけで6キロもありました!
 直径は25センチ!
「うんとこしょ どっこいしょ」と引き抜くのも大変だったと思います。

 良い土で作ってるのでしょうね。
 自然の恵み、葉っぱも皮も残さずいただきま~す!!
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もう一度!「ぶり大根」 画像付き(笑)

2006年03月15日 | 料理&美味しいもの
 「前回のことを忘れてしまう前に」ということで、もう一回「ぶり大根」を作りました。
前回「画像が見たかった」という声がありましたので、今回は画像付きです。(笑)

 それにしても、本当に美味しいです。
 自分で作って、こんなに「美味しい・美味しい」と言ってる自分に笑ってしまうぐらい!
 美味しいって幸せです。
 
ちょっと豆知識:旧暦の師走に最高の味になることから、魚へんに師と書いて「鰤(ぶり)」。
          ……知らなかった!

※皮を美味しく食べる「『大根の皮』エコクッキング」も是非お試し下さい。
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「大根の皮」エコクッキング

2006年03月15日 | 料理&美味しいもの
 「ぶり大根」や「おでん」・「ふろふき大根」を作ると、大根の皮が大量に発生すると思います。
我が家でも今回、聖護院大根を使って「ぶり大根」を作ったら、ボウルいっぱいの皮が残りました。
 そこで、我が家の「大根の皮レシピ」をふたつご紹介。とっても簡単で、朝ご飯のおかずや晩酌の肴にぴったりです。

■下準備
 大根の皮は厚くむきます。(薄くても5ミリぐらいかな?)
 そして、長さ3センチ、5ミリの太さのマッチ棒状に切ります。

□大根の皮のきんぴら
 これは簡単。ゴボウやレンコンのきんぴらと同じで、ごま油で炒め、砂糖(大さじ2)、酒(大さじ2)、しょうゆ(大さじ3)で味付けして汁気を飛ばしながら火を通すだけ。
 お好みで、赤唐辛子やごまを入れて下さい。

□大根の皮とスルメのパリポリ漬け
 これがオススメ。ご飯がすすみます。
 <材料>
 大根の皮 ・・・ 1本分
 にんじん ・・・ 1本(皮付きのまま大根の皮と同じ棒状に切る)
 しょうが(千切り)・・・1かけ分
 鷹の爪(赤唐辛子)・・・1本(種を抜き輪切りにする)
 ダシをとったあとの昆布・・・お好みで
 干しスルメ・・・100グラムぐらい~お好みでたくさん!
 (おつまみ用・下足だけでもOK!)
   <漬け汁の材料>
 しょうゆ・・・120cc  みりん ・・・90cc
  酢 ・・・90cc    砂糖 ・・・大さじ4
 <作り方>
 スルメと昆布はキッチンばさみなどで細く食べやすいサイズに切る。
 漬け汁の材料を煮立てて冷まし、大根の皮、にんじん、しょうが、昆布、スルメ、鷹の爪を入れたビニール袋に注ぎ、空気を抜いて密閉し、冷蔵庫で3日間ほど漬ける。
※味見をして味が薄ければ、漬け汁だけ鍋に移しお好みの濃さに煮詰めて冷まし、ビニール袋に戻して、もう一晩漬ける。
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春の京都を楽しんで

2006年03月13日 | おでかけ
 いよいよ京都も春の観光シーズン突入です。
 先週の土曜日(3月11日)から、「花灯路」「伝統産業の日」の各種イベントが始まりました。
 去年もこのブログで取り上げましたが、「花灯路」は幻想的な夜のイベント、「伝統産業の日」は華やかな昼間のイベントといえばよいでしょうか?どちらも、春の京都を楽しむことができる素敵なものになっています。

 今日は小雪舞う中、「伝統産業の日」の企画『きもので散策・無料人力車』に行ってきました。お着物を着ている人(一日50組限定)は人力車に無料で乗ることができるのです!
すれ違った子供たち(遠足?)や観光客に「きれーい!」と言ってもらって、ちょっとご機嫌!(笑)
 「伝統産業の日」のパンフレットには京都市の地下鉄と市バスの無料券も付いているので、幼稚園のお迎えも着物で行ってしまいました。(お茶のお稽古などで見慣れているせいか、母親が着物姿でも誰も驚かないのですが!)

 京都の春は本当に贅沢な季節!
 もう一回ぐらいは、着物でお出かけしたいなぁと思っています。
 

追記:人力車は「えびす屋」さん。
 「ブログに載せてもいいですか?」と許可を取って、写真を撮影していただきました。
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八ッ橋の街をゆく

2006年03月11日 | 料理&美味しいもの
 私の住む街の香りは「八ッ橋」の肉桂(ニッキ)の香り。

 『八ッ橋 発祥の地』からほど近いこともあり、毎日八ッ橋を扱うお店の前を通ります。数えてみると、家から幼稚園に行く間に5軒以上八ッ橋屋さんがあるのです。もちろん、そばには八ッ橋の工場もあります。

 裏道の、とある八ッ橋工場は、工場の軒先に小さなワゴンが置いてあり、大きめのビニール袋に入った八ッ橋を売っています。
 この八ッ橋を買ったら、工場の人が「焼く前の八ッ橋」と言って40センチのベルト状の生八ッ橋をオマケしてくれました。このオマケがお店で売っている生八ッ橋と違って、少し厚みがあって弾力のある生地で(プラス「特別感」もあって)美味しいのです。

 結婚してこの街に住むまで「八ッ橋=京都土産」だったのですが、今では身近なお菓子。
 皆さんは八ッ橋お好きですか?

ちょっと豆知識:肉桂(ニッキ)とシナモンは両方ともクスノキ科の常緑樹の皮から作るのですが、皮の場所(肉桂は根・シナモンは幹)や製法が違うので、形状・風味が違うのですって!
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花粉症の日

2006年03月08日 | 季節
 昨日(3月7日)は「花粉症の日」だったんだそうです。
 (「きょうは花粉症の日」毎日新聞3/7朝刊)

 元旦からの最高気温の合計が750度に達する3月上旬頃がスギ花粉のピークで、その中でも3月7日は「晴れの特異日」というわけで、「花粉症の日」なんですって。
 今年は「花粉症の日」という名前に負けず、しっかり晴れて気温も上昇。京都の気温は16度もあったそうです。

 今年の私は「薬を飲めない!」ということで、うがい手洗い、そして洗顔と鼻洗い・洗眼をこまめにしています。
 水分補給ものどを守るのに大事ということで、ティーポットにはいつでも麦茶を用意。
 そのほか、写真の「点眼薬・点耳薬・鼻咽喉用スプレー・トローチ・うがい薬」を処方してもらってます。
 立体マスクは眼鏡が曇るのでなかなか出番がないのですが、一応購入。(笑)

 いつもの年は薬を飲んでいても症状がひどくて、炎症がきつくなったり化膿したり発熱したり……。
今年は花粉が少ない年で、本当によかったです。
 神様に感謝感謝!
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早春の「哲学の道」

2006年03月06日 | おでかけ
 昨日はちょっとした用事で「哲学の道」まで行ってきました。
 天気も絶好のお散歩日和!

 「哲学の道」といえば、桜やホタル・紅葉の頃が有名ですが、どの季節も良いものです。
かえって観光客の少ないシーズンなら自転車もOKなので、サイクリングにもぴったりのコース!

 「哲学」ではなくて、お昼のメニューを考えながらの小1時間。
 桜にはまだまだ早いですが、ミツマタ(和紙の材料になる木)の白い蕾がふくらんでいたり、梅の花が咲いていたり、春の息吹を感じて帰ってきました。
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土鍋で『ぶり大根』!

2006年03月03日 | 料理&美味しいもの
 お隣から聖護院大根をいただきました。冬が旬の、丸大根の一種なのですが、「甘く」「柔らかく」「煮くずれせず」「味が染みやすい」のが特長なんだとか。よく知っている地名がついてる野菜なのですが、なかなか食べる機会がないものです。

 今回は、その特長を生かして『ぶり大根』にすることにしました。
 おあげさん(油揚げ)やお肉と炊いてもよかったですが、せっかくの旬のもの。旬が同じ「ぶり」にご登場いただきました。
 おばんざい屋さんの「おだいの炊いたん」を目指し、少し手間をかけて、ゆっくりじっくり調理です。

 実は、山国育ちの私、大人になるまで「ぶり大根」を食べたことがありませんでした。もちろん母のレパートリーには存在しません。数年前に本を見ながら1度チャレンジしたことがあったのですが、結局満足のいく出来にはならなかった「ぶり大根」。今回こそリベンジです!(笑)
 と、いうことで、今回は家にある本やネットのレシピをいくつも読みあさり、「一番美味しく出来そうな作り方」を各レシピから少しずつ「良いトコ取り」して臨みました。

 できあがりは、本当に『飴色』のおだいこん!
 絶品でございました。
 夫には「これは大根の素材が良すぎるんじゃない?」と言われましたが、家族4人で土鍋の「ぶり大根」をぺろりと食べてしまいました。
 「『ぶり大根』は煮返すと美味しくない」と言うそうですが、煮返す分もない胸のすくような食べっぷり。
 やっぱり美味しくできると幸せですね。

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 『ぶり大根』 

 <材料>
・ぶりのアラ(ぶりかま・頭) … 500グラム
・聖護院大根(普通の大根でも) … 600グラム(2/3個)
・塩 … 適宜
・米のとぎ汁 … 鍋にたっぷり
・しょうが(薄切り) … 1かけ分
・酒 … 200cc(1カップ)
・昆布(だし用)… 小1枚
・砂糖 … 大さじ3 (黒砂糖大さじ1+上白糖大さじ2)
・しょうゆ … 大さじ3(3度に分けて加える)
・みりん … 大さじ3 (最後に!)


  <作り方>
 まず、ぶりの下ごしらえ。
 使うのは切り身ではなく、ぶりのアラ(ぶりかま・頭)です。そのほうが旨味が出るのですって!
(我が家の包丁でアラの骨を切る自信がなかったので、魚屋さんに切ってもらっちゃいました。)
・ぶりのうろこを取り、食べやすいサイズに切る。水洗いして、水を切り、少し多めに塩をふり、5~10分ほど置く。
・再び水洗いし、水を切り、鍋に沸騰させた熱湯の中で表面を白くさせて、冷水に取る。(<『霜降り』)
・冷水で、残った血合いやうろこを洗い流し、水を切り、水を丁寧にふきとる。


 次は、大根の下ごしらえ。
・聖護院大根は半月切り(大きければ、いちょう切り)にして、皮を厚く剥き、きちんと面取りをする。味がしみるように、2カ所ほど隠し包丁を。(皮と面取りした部分はきんぴらか漬け物に!)
・鍋いっぱいの米のとぎ汁で30~40分ほど、透き通るまで下ゆで。
・水で洗い、水にさらしてアクをぬいておく。


 下ごしらえがすんだら、ここで土鍋の登場です。
・土鍋にだし用の昆布を入れ、水気を切った大根を敷き並べて、ぶりをのせ、ショウガの薄切りをのせ、お酒と水をひたひたになるまで入れます。(昆布は沸騰直前に取り出して、これも大根の皮と一緒に食べちゃいましょう!)
・沸騰後10分ほど煮たら、砂糖を加え5分ほど煮て、その後しょうゆを3回に分けて加えます。(砂糖としょうゆを同時に入れないのもポイント!砂糖は黒砂糖と上白糖を併用してみました)
・落としぶたをして土鍋でコトコト1時間ほど煮ます。煮汁が少なくなったら、煮汁を回しかけながら煮ていきます。(煮汁が少なくなるまで!)
・最後にみりんを加え、強火で照りを出したら、できあがり!!


 さっとゆでたセリを添えたり、柚の皮をちらすと、グッと豪華になりますね。
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