MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

マスクを2枚重ねて

2012年05月31日 | いろいろ
 イネ科の花粉なのか、それとも風邪なのか、咳が続いています。

 耳鼻科でも「のどが荒れてるねぇ」とのこと。
 公園に生い茂るイネ科の雑草を見ると、マスクの中でため息をついてしまいます。
 子どもの頃は、公園や河原に雑草が増えると地域の住民で草刈りをしていたように記憶しているのですが、今は休日に町内会で草刈りなんてしないのかなぁ?

 冬の風邪の季節から、春の花粉シーズン、夏のエアコンのハウスダスト、そして秋の花粉シーズンと、年中マスクをすることが多い私ですが、「不織布マスク」が苦手です。
 と、いうのも、マスクの内側が結露しちゃうんです。鼻息が荒いのかなぁ?
 ガーゼのマスクは水分を吸収してくれるおかげか気にならないんですけど、不織布マスクは湿って冷たい感じが苦手……。

 そこで、この春から、『マスク2枚重ね』をしています。
 まず、ガーゼのマスクをつけて、その上から不織布マスクをつけるだけ。

 耳に2本ゴムがかかっているのさえ気にしなければ、いたって快適。思っていたより、息苦しくもありません。
 「なんでもっと早く気が付かなかったんだろう?」と思うぐらい。

 マスクの内側の結露に悩んでいる方、おススメですよ。

<追記 2020.04.01.>
 新型コロナウイルスの影響でマスクが不足している今日この頃、「2枚重ね」なんて贅沢は全くできなくなりました。
 と、いうことで、立体布マスクを手作りしてみたら、思った以上に良い感じです。
 気休めかもしれませんが、花粉にも効果があるような気がします。
ワイシャツで 手作りマスク 〜 HK Maskを作る - MOONIE'S TEA ROOM(2020.04.01.)
 ワイシャツリメイクの立体布マスクです。
   
 
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ヤマザキの「ロールケーキ チョコ」

2012年05月23日 | 料理&美味しいもの


 今日初めて買いました。ヤマザキの「ロールケーキ チョコ」。
 「バニラクリーム」「モカクリーム」しかないと思っていたら「チョコ」!
 新製品なのかな?
 スポンジ生地がチョコ味で、白いホイップクリームが巻いてあります。

 いつもは、「バニラクリーム」と「モカクリーム」を1本ずつ買うのだけど、今回は「チョコ」を2本買いました。
(ほかの買い物も多くて、ちょっとつぶれちゃったけど……

 7切れに切って、子どもは2切れずつ。で、私にも一切れ。
 うん。ちゃんとチョコ味だ!

 子どものおやつの選択肢が増えるのは嬉しいな。
 ロールケーキ特売日には、必ず買おうっと!
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『今日はなぞなぞの日』

2012年05月20日 | BOOKS
 娘の「なぞなぞ出して!」攻撃が激しさを増しているので、図書館の「今返したばかりの本」のワゴンにこの本を見つけた時に飛びついてしまいました。


『今日はなぞなぞの日』フジモトマサル (平凡社)


 「ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されていたものをまとめたという「なぞなぞ」の本なのですが、

  ・・・・・・。

  難しいです。答えが出てきません。
  とてもとても、幼稚園児には(たぶん小学生にも)無理です。
  でも、本当に一つ一つのなぞなぞに感激します。


 言葉遊びの面白さに、ついつい長男と夫にも薦めてしまいました。
 長男も「一つも答えられなかった」と言ってました。
 夫も唸ってました。


 小難しい本ばかり読んでいて疲れたとき、くすっと笑いたいとき、夫婦で楽しい会話がしたいとき、この本をおすすめします!!


<リンク>
「火曜日はなぞなぞの日 金曜日はなぞなぞのこたえの日」 - ほぼ日刊イトイ新聞
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姫皮の明太子和え

2012年05月17日 | 料理&美味しいもの
 友人が、大きなタケノコを4本も届けてくれました。
 下茹で用の米ぬかと鷹の爪もセットで、至れり尽くせり。気が利くなぁ。

 タケノコはもちろん下茹での手間はかかりますが、自分で茹でないと手に入らない美味しい部分もあるのです。

 それは、「姫皮」。

 竹の子の皮の根元の方、白くて柔らかいところが姫皮です。
 皮付きのまま竹の子を下茹でした後、剥いた皮の食べられる柔らかい部分だけ(なるべきギリギリまで)切り取って、細切りにして料理します。

 簡単なのが、「姫皮の明太子和え」。
 皮を取ってほぐした明太子と細切りの姫皮を和えるだけという、非常に簡単なメニューですが本当に美味。

 これが食べたいがゆえに、土付き皮付きのタケノコを買ってしまうぐらい。
下茹での手間など全く気にならないのです。

 でも、1本ぐらいだと本当にちょっぴりしか姫皮が手に入らないのよね。

 今回は大きいタケノコが4本もあったので、姫皮もしっかり。
 もちろん、タケノコも煮物、炒め物、ピザなどいろいろに調理。家族で大満足でした。

<タケノコの下茹での方法>
・タケノコの泥を落とし、穂先を斜めに切り落として、縦に1本切り目を入れる。
・大きい鍋にタケノコとたっぷりの水を入れ、米ぬか2~3カップ、赤唐辛子(鷹の爪)3~5本を入れ、落としぶたをして1時間ほど茹でる。
・根元に竹串を刺して、柔らかくなっていれば火を止め、そのまま冷ます。
・茹で汁のまま4時間ほど置いて、冷めてから皮をむき、きれいな水を入れた容器で保存。
 ※掘ってから早めに茹でること。時間が経つほどアクが強く、固くなってしまうので。
 ※保存容器の水は毎日取り替える
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長男と古書店

2012年05月12日 | BOOKS
 京都には「古書店街」というものはないのですが、古書店、古本屋さんがあちこちにあります。
 大学の近く、学生の街にはいくつもの古書店があって、分野ごとに「〇〇なら、あそこの店」などとそれぞれ特色があって面白いです。

 私も学生時代から古書店巡りをするのが大好きなのですが、いよいよ最近長男も古書店に通い始めました。

 と、いうのも。
 彼が学校の先生に借りた本が、非常に面白かったにもかかわらず絶版になっていて、インターネットで調べたところ、定価の45倍という恐ろしい価格で販売されていることが判明。
 「状態が悪くてもいいから、定価ぐらいで販売されていないかなぁ」という淡い期待を持って古書店に通っているのです。

 夫曰く、「古書店は価値を知ってるからきっと安く買えないけれど、大手の古本屋のほうが大量に扱っている分、価値を知らずに値段をつけていることもある」ということで、マンガなどの多い大きな古本屋さんにも通ってます。(夫は学生時代、高価な専門書をビックリするほど安く買ったことが!


 私は田舎生まれだから、近くに古本屋さんなんてなかったのになぁ。
 中学生で古書店に馴染みつつある息子が、正直にうらやましく思います。

 そうそう古書店といえば、長男は本屋大賞にノミネートされていた『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズも気に入った様子。
『ビブリア古書堂』の3巻は6月23日発売だそうで、早速書店で予約をしました。

 やっぱり読書っていいですよねぇ。

<リンク>
京都古書組合
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『科学の栞』

2012年05月10日 | BOOKS
 理系の人間ではないけれど、この本を読むと科学の本を図書館で予約したくなってしまうから不思議。


『科学の栞  世界とつながる本棚
  瀬名秀明 (朝日新書・朝日新聞社)

 科学に関する本の書評集なのですが、中学生や高校生の読者を想定して書かれた文は、非常に分かりやすいうえに、科学と本と若い人たちへの愛情に満ちているのです。


 あまりにも、「あぁ、このページの本は面白そうだからメモしておこう」という本が多すぎて、結局は「『科学の栞』を買って家の書架に置いておくべき」という結論に達しました。
 
 知的好奇心を刺激されて、ついついあれもこれもと借りてきてしまいそうな自分が怖い。
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さかな布巾

2012年05月06日 | 料理&美味しいもの
 娘の一番の大好物は「オイルサーディン」。
 家で手作りするようになって、魚料理の機会が増えました。

 美味しく魚を調理するコツの一つに、「水気をふき取る」という作業があるのですが、そこで活躍するのが「さかな布巾」です。

 普通の手ぬぐいサイズの布巾なのだけど、これが便利。
 魚をたくさん料理する時、ペーパータオルを何枚も使うのはもったいないけれど、ダブルガーゼの布巾は丈夫で、1枚で水分をきっちり吸い取ってくれます。


 ただ、魚の脂は洗っても洗ってもかすかに臭うので、ほかの洗濯物と分けて洗って、乾いたら密閉できるファスナー付きのビニール袋に入れてから布巾の引き出しへ。
 魚の絵を布巾と袋の両方に描いて、「さかな布巾出して!」と言えば、子どもたちも分かるようにしています。


 オイルサーディンも、サンマやブリのコンフィ(オイル煮)も、ブリ大根も、もちろんシンプルな焼き魚だって、ひと手間でさらに美味しく。
 「おさかな布巾」が、1枚あると便利ですよ。
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『解錠師』

2012年05月03日 | BOOKS
 久しぶりに歩きながら本を読んでしまい、息子に注意されてしまいました。
 そのぐらい夢中になってしまう本です。


『解錠師』(かいじょうし) スティーヴ・ハミルトン著 (早川書房)

 赤い表紙と、黄色のページ・天・地・小口。
 手に取る前からちょっとドキッとするハヤカワポケットミステリーの装丁にふさわしい物語です。


「The Lock Artist」 Steve Hamilton

 この原題もオシャレ。
「ザ・ロック・アーティスト」の「ロック」は「Rock(音楽の)」ではなくて、この本では「Lock 鍵」。
「鍵を開ける芸術家」の物語なわけです。


 ただ、けっして優しい楽しいスト-リーではなく、鍵を開けるという特殊技能についても褒め称えるような本ではありません。
 若い人間が巻き込まれていく濁流のような犯罪の世界。一筋の光明は、青春の光。
現在と近過去、少年時代、子ども時代を行ったり来たりしながらストーリーは進み、最初に戻ってきます。
 おぞましい描写もある中で、最後まで読まずにはいられない作り込まれた展開とスピード感は、なかなか出会えないものです。



 自分にも、多くの人に非難され死を望まれるような犯罪者になる芽がある。
場所、タイミング、そして周りの人間関係で、なんと子どもの人生は変わってしまうものだろう。
 それでも、生きていく希望がある。
 自分と重ねて、そして我が子と重ねて、心揺さぶられた1冊でした。

 自分の中の「毒」に目を背けずに生きていかねばならないなぁと、再確認。

 こういう本に出会えるから、読書はやめられないし、やめてはいけないのだ。
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