MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

シャキーラ  Shakira

2012年12月27日 | Radio & Music&TV
 発展途上国の女の子を支援するプロジェクトに参加しているのですが、今年からコロンビアの女の子と交流することになりました。
 コロンビア共和国は、南アメリカ北部にある国なのですが、子どもたちも私も「コーヒーの産地」ということ以外あまり詳しいことを知らないということで、『コロンビア (ナショナルジオグラフィック世界の国)』(ほるぷ出版)を図書館で借りてきました。

 この本で紹介されていたのが、シャキーラ(Shakira)。
 コロンビアの国民的なスターであると同時に慈善家でもあるというところに興味を持って、彼女の曲を聴いてみたら、すっかりはまってしまいました。以前から知っていたのは、「Whenever, Wherever」「Waka Waka (This Time for Africa)」ぐらいだったのですけれど、初期のアルバムから気に入ってしまいました。
 今年後半は、ほとんど彼女の曲ばかり聴いていた感じです。


 音楽を聴いて、映像を見てみると、彼女は本当に「しなやか」。
 最近の私の目標が「強くしなやかに」なので、あこがれます。


 私は音楽に疎いので、「ラテンポップ」をどんな音楽といってよいか分からないのですけれど、つい体が動いてしまうような曲が多いです。
 そして、彼女の作った歌詞の日本語訳を読んでみると、ビックリしてしまうほど「詩人」です。歌の中に物語を作ることができる文才、しかも曲まで自分で作って、歌って踊れるのですから、本当にすごい!
 私はスペイン語は分からないのですが、言葉の流れが素敵。分からないながらに、口ずさんでしまいます。

 多言語を流暢にあやつるという才色兼備なところだけでなく、ユニセフ親善大使(UNICEF Goodwill ambassadors)などの慈善活動に力を入れている生き方も含めて魅力的。ますます活躍してほしいアーティストです。


 来年の初めには赤ちゃんの出産を控えているということで、「母」になった彼女がどんな曲を作るのか、これからがすごく楽しみ。
 さらに、8枚目のスタジオアルバムが発表される予定もあるようなので、来年も楽しみです。

<関連ページ>
Shakira Home
 シャキーラのホームページ。(英語)
Shakira - YouTube
 YouTubeのシャキーラの公式チャンネル
 今年発売された、Pitbullの「Get It Started ft. Shakira」の映像もあります。
コメント (2)
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『ルドルフとスノーホワイト』

2012年12月23日 | BOOKS
『ルドルフとスノーホワイト』斉藤 洋  講談社


 半ノラねこの黒猫 ルドルフが主人公の『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズの第4弾。
 あんまり久しぶりなので、昔読んでいた子どもたちは大人になってしまっているでしょう。それでも、是非本屋さんや図書館で手に取ってほしい物語です。

 前作から10年も経っていますが、物語は第3作目の『ルドルフといくねこ くるねこ』のすぐ後から始まります。
 ルドルフもすっかり大人のネコになって、いろいろな活躍をしてくれます。
大人になっても、優しくてマジメなところは全く変わっていませんし、おなじみの仲間たちの温かさも健在です。
 新しい登場ネコも、なかなかに魅力的。
まだまだ続きそうな余韻の残る終わり方なので、次巻は10年も経たずに出てほしいなぁ。


 『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズは第3作までNHK教育テレビの「母と子のテレビ絵本」で、堀口忠彦さんのイラストと毒蝮三太夫さんの朗読で放送されていて、本当に大好きでした。DVD化されたら絶対買うのですけれど。
 『ルドルフとスノーホワイト』も一緒に、まとめて放送してくれないかなぁ。
 

<『ルドルフとイッパイアッテナ』シリーズ>
1.『ルドルフとイッパイアッテナ』(1987年)
2.『ルドルフ ともだち ひとりだち』 (1988年)
3.『ルドルフといくねこ くるねこ』 (2002年)
4.『ルドルフとスノーホワイト』(2012年)
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ユキヤナギの黄葉・紅葉

2012年12月20日 | 季節
 山の紅葉の季節が過ぎて、ふと気が付いたら窓の外のユキヤナギがきれいに黄葉していました。

 でも、不思議。ユキヤナギって、同じ木でも黄葉・紅葉の色が違うんですね。
写真の左下、赤い葉も同じユキヤナギ。
 子どもたちの通学路にあるユキヤナギは、もっと木全体が赤い紅葉でした。

 緑の葉がついた枝は、たぶん南天。そして、ユキヤナギよりも葉が大きくて黄色なのは、ヤマブキです。
ヤマブキって「花だけじゃなくて、葉も山吹色!」と、あらためて気が付きました。


 子どもの頃通っていたヤマブキの木がたくさんある通学路も、今ごろ黄色に染まっているのかな?
 それとも、もう散ってしまった頃かしら。
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なくした花札の札を作る

2012年12月14日 | 手芸・工作・リメイク
 2枚の萩の札。
右は本物で、左は私が作った複製品。

 息子が旅先で萩の札を1枚なくしてきてしまって、1枚だけ付いていた予備の札に、黒赤2色の油性ペンと筆ペンで描いてみたのです。
よ~く見ると、萩の枝の向こうに小さい数字が並んでいるでしょう?(たぶん製造番号です)
 微妙にずれているのもご愛嬌。使っているときには気にならない出来栄えです。

 「動物の絵の描いてある札でなくてよかった」と思う反面、「もっと難しい札の絵に挑戦してみたい」という気持ちもあったりして……。


 それにしても、花札の萩って赤すぎますよね。
 私は萩の色を薄紫と白だと思っていたので、花札の萩は萩に見えなくて困ります。


 また年末年始になったら、帰省先ですることになるでしょう。
祖父母との良いコミュニケーションですから、道具も大切にしなくっちゃ。
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『マドレーヌは小さな名コック』

2012年12月09日 | BOOKS
『マドレーヌは小さな名コック』
 ルパート・キングフィッシャー Rupert Kingfisher
 三原泉 訳  つつみあれい 絵   徳間書店

 イギリスの作家ルパート・キングフィッシャーの、食べ物の名前が登場人物の名前になっている不思議で可愛い物語です。
 小さな女の子マドレーヌの葛藤や不安、そして成長が、楽しくコミカルに描かれています。

 マドレーヌは英語では「マデライン(マデリン)」という女の子の名前にもなりますが、日本ではフランス菓子のマドレーヌで有名ですものね。
 マダム・パンプルムースの「Pamplemousse」は、フランス語でグレープフルーツ。
 マダムのパートナーの猫はカマンベール(フランスのチーズ)です。

 挿絵もたくさんで、個性的な登場人物がイキイキとしています。とくに、マダムの目がイメージどおりに魅惑的。


 不思議なマダム・パンプルムースと可愛いマドレーヌの本は、英語版では続編も出て、シリーズになっています。
1. 「Madame Pamplemousse and Her Incredible Edibles」 
 (『マドレーヌは小さな名コック』)
2. 「Madame Pamplemousse and the Time-Travelling Cafe」 
 (直訳すると「マダム・パンプルムースとタイムトラベルカフェ」)
3. 「Madame Pamplemousse and the Enchanted Sweet Shop」 
 (直訳すると「マダム・パンプルムースと魔法のスイーツショップ」)
 英語版の表紙もオシャレです。

 続編にも、ちゃんとマドレーヌとカマンベールも出てくるようです。2と3も、日本語で出版されるといいですね。


 日本語版の表紙に小さく書いてある「madame pamplemousse et mademoiselle madeleine」は、フランス語風に書いてあるみたいですが、フランス語のタイトルはまた違うようです。
1.Madame pamplemousse et ses fabuleux délices
2.Madame Pamplemousse et le Café à Remonter le Temps
3.Madame Pamplemousse et la confiserie enchantée
 これは、英語のタイトルどおりかな?
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『赤ちゃん社長がやってきた』

2012年12月06日 | BOOKS
『あかちゃん社長がやってきた』 - 講談社
 作: マーラ・フレイジー
 訳: もとしたいづみ


 赤ちゃんとの毎日は本当に大変。
 泣くのは当たり前。夜も寝ないし、おむつ替えや授乳は一日中。
 突然、大人二人の生活とは全く違う生活がやってきます。


 この絵本は、最強のボスである赤ちゃん「The Boss Baby」が我が家にやってくるところから始まります。
 まあ、初心者マークの両親の大変なこと……、でもちゃーんと喜びが待っているのですよね。

 赤ちゃんを産む前のご夫婦には、覚悟のために。
 ただ今「赤ちゃん育児」真っ最中の方には、「どこも一緒なのね」という安心のために。
 子どもが大きくなったご夫婦には、「懐かしいなぁ」と眺められるアルバムのように。

 もちろん子どもも楽しめると思いますが、大人向けの絵本じゃないかなぁ?


「The Boss Baby」
 Amazon.comの英語版ページです。「LOOK INSIDE!」で中のページを見ることができます。
 「Starring The Boss Baby AS HIMSELF!」っていうところで、笑ってしまいました。
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『プリンちゃんとおかあさん』

2012年12月01日 | BOOKS
 『プリンちゃんとおかあさん』 - 理論社
 なかがわちひろ・ぶん
 たかおゆうこ・え


 これは、娘がいるお母さんのための本かもしれません。

 「おかあさん あのね」「おかあさん みてみて!

 お母さんのことが大好きな女の子の優しい可愛い声が聞こえてくるような絵本です。
 そして、お母さんのことが大好きで、いつも一緒にいたかった自分自身の小さいころを思い出させてくれる1冊です。


 『プリンちゃん』シリーズは、娘も大好き。
 1冊目の『プリンちゃん』も、とっても可愛いです。


 『プリンちゃん』 - 理論社


 理論社さんのホームページには、「プリンちゃんのへや」があります。
「きせかえプリンちゃん」では、ダウンロードして印刷して可愛いプリンちゃんを作ることができます。
 工作好きな娘が、とっても喜んで作っていました。

 きっと、娘が大きくなって私のもとを巣立っても、今の「おかあさん」の声は、宝物のように私の中に残っていると思います。
 この絵本も、プリンちゃんのように世界で一番お母さんが大好きな、今の娘のことを思い出させてくれるでしょう。

 
<リンク>
プリンちゃんのへや
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