MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

『クローバー・レイン』

2012年08月23日 | BOOKS
 学生時代に小さな小さな出版社(兼 書店)で働いていたので、今でも『出版社もの』、『本屋さんもの』は、ついつい読んでしまいます。
 大崎梢さんは、書店勤務経験がある作家さんなのですが、編集部ものも面白いです。

 『クローバー・レイン』(ポプラ社)は、文芸編集部の編集さんが主人公。

 作家と、その家族、出版業界の仲間、友人、そして自分の過去・家族と、失敗しながらも真摯に向き合っていく主人公の頑張りに、読んでいる側もついつい夢中になって応援してしまいます。

 同じ出版社を舞台にするものに『プリティが多すぎる』(文藝春秋)があります。
こちらは装丁がちょっと可愛すぎますが、男性にも是非お読みいただきたい。



 本を作る情熱。
 本を作る現場の多くの人たちの努力で、私たち読書家の楽しみが支えられていることに感謝しなくちゃいけませんね。
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巨大アサリの夢

2012年08月19日 | いろいろ
 巨大アサリの夢を見ました。

 どういう話のつながりでアサリが出てきたのかは全く記憶がないのですが、私と同じサイズの巨大アサリが後ろにいて、貝の外に出ている『管』の部分がにゅーっと出てきて、べちんと肩を叩かれて、あまりの恐怖に「ぎゃ」っと叫んで目が覚めました。

目が覚めてみると、汗を拭くために枕元に置いてあったタオルが肩にかかってました。
 ……コレのせい??

 心臓はバクバクするし、一気に疲れる夢でした。
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大好き『ジム・ボタン』!

2012年08月15日 | BOOKS
 古本屋さんで手に入れちゃいました。
 『ジム・ボタンの機関車大旅行』と『ジム・ボタンと13人の海賊』。

 ミヒャエル・エンデの本の中でも、ドイツでも非常に人気のある作品で、ドイツに住んでいたときはアニメを放送してました。(何度も何度も再放送しているみたい)
 ドイツでは絵本もたくさん出版されてます。


 黒人の男の子ジムと、白人の機関士ルーカス、そして東洋系の女の子も主要人物の一人という、なんとも国際色豊かな作品だということに、改めて気がつきました。

 ちょうど夏休み。
 まず小学生の次男に、勧めてみました。読んでくれるかな?好きになるかしら?

 

<関連記事>
「ジム・ボタンの機関車大旅行」 - MOONIE'S TEA ROOM
 2005年にも記事を書いてました。ドイツに行ったときに、原書を買うの忘れちゃったなぁ。
 ドイツ語も……そこまで上達しないままですし。
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想い出の傘でエコバッグ

2012年08月12日 | 手芸・工作・リメイク
 娘の、大のお気に入りだった傘が壊れてしまいました。
 娘の2歳の誕生日にプレゼントした想い出の傘だったので、捨ててしまうのはためらわれて、エコバッグを作りました。
(壊れてからエコバッグを作るまでに、だいぶ時間が経っちゃいましたが……)

 縫い目をほどいて、洗濯して、色を合わせて並べて、ミシンで縫って、手提げ袋に。
 余った布で、ポケットも付けました。
 傘の留め紐(傘ベルト)は、そのままマジックテープも再利用して、バッグを小さくたたんだときに留められるようにしました。


 ドイツのドラッグストア「dm」で買った、幼児向けの傘。
 子どもが使って3年以上壊れなかったんですから、すごいです。


 このバッグを持たせて、娘とスーパーに買い物に行くたびに、傘をさしてニコニコしていた娘を思い出すのでしょうね。
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ドアストッパー六法

2012年08月09日 | BOOKS
 スミマセン。本好きにあるまじき行為だとは思ったのですが……。

 ドアストッパーの代わりに六法を使ってしまいました。


 子どもの勉強部屋のドアストッパーは、なぜか放浪の旅に出るのがお好きなようで、暑くてドアを開け放しにしたいときに行方不明。

 あんまり暑いので、数年前の『ポケット六法』にご登場いただきました。
(古本屋さんに持っていく予定の段ボール箱から持ってきました)


 コンパクトだけど厚みも重みもあって自立するし、ケースに入ってるからページも開いてしまわないのだ。

 でも、本来の使い方じゃないですからね。真似は……しちゃだめですよ。
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雨の夜に灯るバラ

2012年08月05日 | HAPPYなもの
 先日、出窓を叩く雨の音がすごいので、カーテンを開けてみたら、庭で咲くバラの花がライトのように灯ってました。

 一瞬驚いてしまったのだけど、ちょっと離れているところにある街灯の光と一輪だけ咲いている花がピッタリ重なっていたために、バラが灯っているように見えたのでした。

 花の色はピンク。
 フェンスの外にぐーんと伸びた茎の先に、剪定忘れのように1輪だけ残っていたバラの花。
 降りしきる雨に打たれているのは可哀想でもあったのですが、あまりにも奇麗で……。

 思わぬ眼福に感激の夜でした。
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『カモメに飛ぶことを教えた猫』

2012年08月02日 | BOOKS
 フリーペーパーの『リビング京都』のコーナー『コレ読んで!』に紹介されている本には素敵な本が多くて参考になります。
 この1冊も「読んでよかった!!」という本です。


 『カモメに飛ぶことを教えた猫』ルイス・セプルベダ(白水社)

 これは、老若男女におススメ。
 是非、ふりがなつきで子ども向けに出してほしい!!
 小学生、低学年の子でも理解できる、そして非常に大事な大事なお話だと思います。

 水彩のイラストも味わいがあって素敵です。


「約束を守ること、仲間と協力すること、自分とは違う者を受け入れること」

 いつの時代にも、どこの国でも、誰にでも、大切なことを教えてくれる1冊です。
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